あなたの抜け毛の原因はどれ?抜け毛を起こす9つの原因を徹底解説

 

「いつまでも若々しく元気な髪を維持し続けたい」
そう願っていても、抜け毛は前触れもなくある日突然やってきます。急に増え始めた抜け毛に対して、不安や心配を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

抜け毛には、身体の正常機能として当たり前に起こる「自然脱毛」と何らかの原因によって引き起こされる「異常脱毛」があります。万が一、今あなたに起こっている抜け毛が異常脱毛であった場合、原因によっては薄毛へのカウントダウンがすでに始まっているかもしれません。

2020年9月に行われた株式会社リクルートの調査によると、現在「薄毛でない」と回答した方のうち、男女ともに約3割が将来の薄毛に対して不安を感じていると回答しました。
(男性:28.7%、女性:27.3%)
※参考:株式会社リクルート/プレスリリース『「薄毛に関する意識調査2020」結果発表』

抜け毛の進行を食い止め、薄毛への不安や心配を解消するためには、自身の抜け毛がどのような原因で起こっているのかを理解することが大切です。抜け毛の原因を特定することは抜け毛や薄毛を防ぐ第一歩にも繋がりますので、ぜひこの記事を参考に抜け毛の原因を確認してみてください。

身体の正常機能による抜け毛

抜け毛の原因として初めに考えられるのが、身体の正常機能による抜け毛です。
私たちの頭皮では、髪の毛の生え変わりがごく自然に行われており、年齢や性別に関係なく毎日一定数が寿命を迎えて抜けていきます。このように、生きていくうえで当たり前に起こる抜け毛は「自然脱毛」と呼ばれ、毎日50~100本程度の抜け毛であれば特に心配をする必要はないとされています。
しかし、抜け毛の本数や状態によっては、他の原因から起こる異常脱毛(自然脱毛以外の抜け毛)の可能性もあるため注意が必要です。そこでまずは、自然脱毛が起こる仕組みと異常脱毛が起きた場合の見分け方について確認していきましょう。
 

正常なヘアサイクル(毛周期)

髪の毛は一定期間成長したあと自然に抜け落ちていきます。抜け落ちた毛根からは新たな髪の毛が生まれ、頭皮は常に発毛と脱毛を繰り返しながら循環しています。
このように一定期間で髪の毛が生え変わる周期を「ヘアサイクル(毛周期)」と呼びます。

ヘアサイクルは「成長期」「退行期」「休止期」という大きく3つの時期に分かれます。
3つの時期を経て正常なサイクルを終えた髪の毛は、シャンプーやブラッシング時のような軽い力で簡単に抜けていきます。そのため、日ごろシャンプーやブラッシングで髪の毛が抜けてしまっても、極端に量が多くなければそれほど心配する必要はありません。

それぞれの時期で起こる髪の毛の変化や特徴は以下の通りです。

【成長期】
成長期は、毛母細胞(毛根にある細胞)の分裂が活発化し、新たな髪の毛が成長していく時期です。
成長初期には、新たな髪の毛の成長と同時に、まだ頭皮に残っている古い髪の毛が押し出されていきます。シャンプーやブラッシングの際に目にする抜け毛は、この時期に押し出された古い髪の毛が含まれています。
成長期の期間は約2~6年で、髪全体の約85~95%がこの時期に該当します。
 
【退行期】
成長期を終えた髪の毛は退行期に入ります。退行期には、細胞分裂のスピードが緩やかになり栄養供給も弱まるため、髪の毛の成長速度は一気にダウンし徐々に衰えていきます。
退行期の期間は約2~3週間で、髪全体の約1%を占めています。
 
【休止期】
休止期は、髪の毛が寿命を迎えて成長が完全にストップした状態です。
休止期の期間は約3~4ヶ月で、髪全体の約10%を占めています。この期間に頭皮は新しい髪の毛を作るための準備を整えます。

正常なヘアサイクルを繰り返す中で毎日50~100本程度の髪の毛が自然に抜けていくため、多少抜け毛が多く感じても1日に100本以下であれば問題はありません。
また、春や秋といった季節には1日に200~300本程度抜けることもありますが、一時的であればこちらも問題ないとされています。ただし、1~2ヶ月以上経過しても本数が減らない場合には、他の原因による異常脱毛の可能性が考えられます。以下の症状に該当する方は特に注意が必要です。

【異常脱毛が疑われる抜け毛の特徴】
● 全体的に細い
● 短い、切れ毛
● 毛根部分がない
● 毛根部分が黒い
● 皮脂や汚れがくっついている
● 毛根部分が小さい、尖っている

ここまでの内容を踏まえて自身の抜け毛が自然脱毛に該当する場合は、特に気にする必要はありません。ただし、少しでも異常脱毛が疑われる場合には、これから紹介するその他の原因を確認していきましょう。
 
 
※参考:『毛と毛包の解剖・毛髪異常(AGA)』
 
 

遺伝による抜け毛

抜け毛や薄毛の原因として広く知られている遺伝は、主に「AGA(男性型脱毛症)」や「FAGA(女性男性型脱毛症)」の発症と深く関係しています。
AGAやFAGAの発症を司る性ホルモンの働きには、両親や祖父母から受け継いだ遺伝子が大きく影響を与えると言われており、遺伝の影響を受けた性ホルモンの働きによってヘアサイクルに乱れが生じると、本来2~6年続くはずの成長期が数ヶ月~1年で終わりを迎え、髪の毛が十分に成長できないまま抜けてしまいます。
このような短期間でのヘアサイクルが繰り返されることにより、抜け毛の量は徐々に増加して薄毛になってしまうのです。ここからは、遺伝がどのようにして抜け毛の原因となるのかを詳しく解説していきます。
 

両親のどちらか一方から遺伝する顕性遺伝

AGAやFAGAは「テストステロン(男性ホルモン)」と「5αリダクターゼ(酵素)」の結合がきっかけで発症します。男性ホルモンと聞くと一見女性には関係がないように思いますが、男性ホルモンは女性の体内にも存在し、副腎や卵巣で産生されています。
テストステロンと5αリダクターゼが結合すると、「DHT(ジヒドロテストステロン)」というより強力な男性ホルモンに変換され、変換されたDHTは抜け毛を起こす原因となります。
そして、抜け毛の原因であるDHTの生成量に大きく関わってくるのが「5αリダクターゼの活性度」です。5αリダクターゼの活性度は顕性遺伝(優性遺伝)によって伝わり、活性度が高いほど抜け毛の原因物質を増やしてしまいます。

つまり、父親か母親のどちらかが「5αリダクターゼの活性度が高い遺伝子」を持っていると、子どもへ受け継がれてAGAやFAGAの発症原因となる可能性が高まるのです。
 

母親の家系から遺伝する隔世遺伝

AGAやFAGAの発症において、もう1つ大きなポイントを握るのが脱毛因子「TGF-β」の増加です。
TGF-βは、毛乳頭細胞(髪の毛根中央にある細胞)にある「男性ホルモンレセプター」という受容体がDHTを取り込むことで増加していきます。増加したTGF-βはもう1つの脱毛因子である「FGF-5」へと伝達され、毛乳頭細胞に脱毛指令を送ります。脱毛指令を受け取った毛乳頭細胞は、成長途中の髪の毛を退行期へと移行させてしまうため、ヘアサイクルの期間は短くなり抜け毛が増える原因となるのです。

そして、TGF-βの増加量に大きな影響を与えているのが「男性ホルモンレセプターの感受性」です。感受性が高いほどTGF-βの生成量は高まる可能性があり、抜け毛増加の原因に繋がります。
また、男性ホルモンレセプターの感受性の高さは、隔世遺伝によって受け継がれると言われています。つまり、母親の家系に薄毛の方がいれば、「男性ホルモンレセプターの感受性が高い遺伝子」を受け継ぐ可能性があり、AGAやFAGAを発症する確率が高くなるのです。

残念ながらAGAやFAGAが発症した場合には、セルフケアでの改善は極めて難しくなります。
AGAとFAGAは進行性の脱毛症であり、早い段階であればあるほど改善の可能性は高くなるため、できるだけ早期治療または早期の予防をおすすめします!

 
 
※参考:日本皮膚科学会ガイドライン『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版』
※参考:『ヒトアンドロゲン受容体遺伝子の遺伝的変異は、一般的な早期発症アンドロゲン性脱毛症の主要な決定因子である』
※参考:『顕性遺伝(優性遺伝)とは』
 
 

加齢による抜け毛

人間の身体機能は年齢を重ねると共に低下していきます。髪の毛の成長に関わる頭皮や細胞の働きも同様に衰えていくため、加齢は抜け毛が増える原因の1つと言えるでしょう。
特に男性の抜け毛はAGAと混同して考えられがちですが、男性ホルモンの働きとは別の原因で抜け毛が進行していく場合があります。また、女性は更年期を迎える時期に女性ホルモンのバランスが崩れやすくなるため、抜け毛の症状も多く見受けられます。ここでは、加齢が原因で起こる抜け毛のメカニズムについて確認をしていきましょう。
 

頭皮や細胞の老化

年齢を重ねるにつれて老化した頭皮は徐々に硬くなります。頭皮の硬化は血行不良を招き、頭皮環境を悪化させて髪の毛の成長を妨げてしまいます。また、体内の血管や細胞の衰えにより動脈硬化などが起こると、髪の毛に十分な栄養を届けることができません。その結果、髪の毛は細く弱ってしまい抜け毛の原因へと繋がるのです。
 

更年期

更年期を迎える時期に抜け毛が増えたと感じる女性は多くいらっしゃいますが、更年期と抜け毛には「エストロゲン(女性ホルモン)」の分泌量が深く関係しています。
エストロゲンの分泌は20代でピークとなり30代からは徐々に減少していきます。そして、50代を目安に閉経を迎えると、エストロゲンの減少速度はさらに加速し、ホルモンバランスには大きな乱れが生じます。このような加齢によるホルモンバランスの変化に伴い、ヘアサイクルにも乱れが発生することで更年期の抜け毛は増加してしまうのです。
 
 
更年期の抜け毛が気になる方はこちら↓↓


 
 

妊娠、出産による抜け毛

女性は妊娠や出産の時期を迎えると、女性ホルモンのバランスが変化することにより抜け毛が一時的に増えてしまう場合があります。しかし、妊娠や出産に伴う抜け毛は一過性のものであるため、抜け毛量が急に増えてしまったとしてもさほど心配する必要はありません。
ただし、出産後1年以上抜け毛が続くような場合には、他の原因が影響している可能性も考えられるため注意が必要です。
 

ホルモンバランスの乱れ

妊娠中は、女性ホルモンであるエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2つの分泌量が大きく増加し、髪の毛が抜けにくい状態になっています。しかし、出産を終えると増加していた2つのホルモンが通常量に戻り、妊娠中に抜ける予定であった髪の毛もまとめて抜けていくため、出産後は一時的な抜け毛が目立ってしまう場合があります。
 
 

食生活による抜け毛

食生活の乱れは頭皮環境に大きな影響を及ぼします。髪の毛は様々な栄養素の働きによって作られているため、髪の健康状態をキープするうえで食事からの栄養摂取は必要不可欠であり、食生活が乱れると、頭皮へ十分な栄養が行き届かずに抜け毛の原因となってしまいます。
乱れた食生活による抜け毛を進行させないためにも、原因となりえる食生活のNGパターンをチェックしていきましょう。
 

栄養バランスの偏った食事

栄養バランスの偏りは、頭皮環境を悪化させて抜け毛の原因となります。
髪の毛を作る主な栄養素は、「タンパク質」と「ビタミン」と「ミネラル」です。髪の毛は約85%がケラチンと呼ばれるタンパク質で構成されており、髪の毛を作るうえで最も重要な役割を担っています。
また、ビタミンとミネラルには、タンパク質の吸収を補助する働きや頭皮環境を整える働きがあり、どちらも健康な髪の毛を維持するために欠かせない存在です。
野菜嫌いで肉とご飯しか食べなかったり、好き嫌いが多く毎日同じものばかり食べていたりすると、頭皮が栄養不足に陥り頭皮環境の悪化を招いてしまいます。
日ごろからバランスの良い食事を心がけ、頭皮に良い栄養を届けられるようにしていきましょう。
 

塩分や脂の多い食事

塩分や脂の過剰摂取は、血管や毛穴のつまりを引き起こします。血管や毛穴のつまりにより血流が悪くなると、頭皮にうまく栄養を届けることができず抜け毛の原因になります。
ファーストフードや揚げ物、加工食品、お菓子といった食べ物には塩分や脂が多く含まれており、日ごろから好んで食べている方は注意が必要です。ただし、我慢のしすぎはストレスに繋がるため、まずは1週間の中で食べる頻度を減らすことから始めていましょう。
 

過度な食事制限ダイエット

ダイエットの際、とにかくカロリーカットを最優先にサラダやささみだけの食事を継続されている方が多くいらっしゃいます。しかし、このような過度の食事制限を続けると、髪や頭皮は慢性的な栄養不足となり、抜け毛の原因に繋がります。
もちろんダイエットを行ううえで、脂質を抑えることや食事量をコントロールすることは大切ですが、過度な制限にとらわれず、適度な運動を取り入れながら栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
 

飲酒、喫煙

飲酒により過度なアルコールを摂取すると、髪の毛の成長に必要な栄養素がアルコールの分解に使われてしまいます。また、お酒には糖質を含むものが多く、摂り過ぎると血行不良が起こってしまい髪や頭皮の栄養不足を引き起こします。
喫煙は、ニコチンの作用により血管を収縮させてしまうため、お酒と同じく血行不良が起こり抜け毛の原因に繋がります。
お酒を飲む際は、ハイボールや焼酎などの糖質を含まない蒸留酒を選び、飲む頻度や量を減らせるように心がけましょう。タバコは可能であれば禁煙することをおすすめします。
 
 
抜け毛と食事の関係性について詳しく知りたい方はこちら↓↓


 
 

睡眠による抜け毛


睡眠中に分泌される「成長ホルモン」には、髪の毛の成長を促して頭皮の新陳代謝を活性化させる働きや、日中受けた頭皮ダメージを修復する働きがあります。
成長ホルモンは、特に就寝中の眠りが深いタイミングで多く分泌されるため、睡眠不足や質の悪い睡眠を取っていると分泌量は減少してしまいます。成長ホルモンの分泌量が減少すると、頭皮ダメージの修復や髪の成長を阻害してしまい、抜け毛の原因へと繋がります。
 

4時間未満の睡眠

成長ホルモンは、就寝から約3時間経過したタイミングで分泌が始まると言われています。
生活リズムの乱れや連日の夜更かしにより、短時間の睡眠が続いている方は成長ホルモンの分泌が十分に行われていない可能性があります。
できれば7時間以上の睡眠を取れると理想的ですが、日々の忙しさから睡眠時間をあまり確保できない方であっても、まずは最低4時間の睡眠時間を確保できるようにしていきましょう。
 

就寝前のスマホ操作などによるブルーライト

就寝前にスマホやPCによるブルーライトの強い光を浴びると、脳は朝が来たと錯覚して覚醒状態に入ってしまいます。脳が覚醒すると、睡眠を誘導する「メラトニン」というホルモンの分泌量が抑制され、眠りが浅いなどの睡眠障害を引き起こす可能性が高まります。
睡眠の質が低下すると、いくら睡眠時間を確保しても十分に成長ホルモンが分泌されず、抜け毛の原因となってしまいます。
就寝30分~1時間前にはスマホの利用を控える、日ごろからブルーライトカットの眼鏡やフィルターを使うといった対策を十分に行うことで、睡眠の質を向上させていきましょう。
 
 
※参考:医療法人社団勝榮会『「寝る前スマホ」は要注意|いりたに内科クリニック』
 

夕食後3時間以内での就寝

就寝前に食事を行うと、寝るまでに食べ物を消化しきれず睡眠中も消化活動が続いてしまいます。
本来、睡眠中は身体の回復や毛髪などの成長を促すために血液を循環させて栄養を送っていますが、消化活動が続くと、そちらに血液が集中してしまいエネルギーをうまく循環することができません。
また、消化器官が休まらないことで睡眠の質の低下にもつながるため、夕食は就寝時間の3時間前までに終わらせるようにしましょう。
 
 

運動習慣による抜け毛


運動習慣と抜け毛には血液の循環が大きく関係しています。血液は全身に栄養を送り届ける働きがあり、健康な髪の毛を維持するために欠かせない存在です。
適度な運動を行うことで血液の循環を良くすることができますが、反対に日ごろから運動不足が続いていると抜け毛の原因に繋がる可能性があります。
 

運動不足

社会人になると、デスクワークやリモートワークで外に出る機会が減ったり、交通機関や車などの利用が増えたりといった理由から、運動不足に陥る方が多くいらっしゃいます。
普段から運動をする習慣がない方は、筋力の低下により血液を送り出す力が弱まっているため、血行不良になりやすい状態です。血行不良によって頭皮へ十分な栄養を送ることができなくなると、髪の毛の成長は止まってしまい、抜け毛の症状を引き起こす原因に繋がります。
運動は激しくて辛いイメージがありますが、抜け毛予防に激しい運動は必要ありません。ウォーキングのような息が上がらない程度の運動を毎日30分ほど行うだけでも血流を良くする効果が期待できますので、まずは無理のない範囲で行っていきましょう。
 
 

頭皮ダメージによる抜け毛

日々の生活の中で、頭皮は外部からも様々な刺激によるダメージを受け続けています。正しいケアを行わずに蓄積したダメージを放置していると、頭皮環境は瞬く間に悪化して抜け毛を起こす原因となります。
抜け毛は食事や睡眠、運動習慣、ストレスなどによる体内からのダメージだけでなく、紫外線や乾燥、ヘアカラーなどによる体外からのダメージも大きく影響してしまうため、抜け毛が起こる前に早めの対策を行っておくことが重要です。日ごろからダメージが多いと感じている方は、ダメージに合わせた適切な頭皮ケアを心がけていきましょう。
 

紫外線

社会人になると、デスクワークやリモートワークで外に出る機会が減ったり、交通機関や車などの利用が増えたりといった理由から、運動不足に陥る方が多くいらっしゃいます。
普段から運動をする習慣がない方は、筋力の低下により血液を送り出す力が弱まっているため、血行不良になりやすい状態です。血行不良によって頭皮へ十分な栄養を送ることができなくなると、髪の毛の成長は止まってしまい、抜け毛の症状を引き起こす原因に繋がります。
運動は激しくて辛いイメージがありますが、抜け毛予防に激しい運動は必要ありません。ウォーキングのような息が上がらない程度の運動を毎日30分ほど行うだけでも血流を良くする効果が期待できますので、まずは無理のない範囲で行っていきましょう。
 

乾燥

秋から冬にかけての空気が乾燥する時期やエアコンを多用する時期には、湿度の低下により頭皮が乾燥しやすくなります。頭皮が乾燥するとフケや炎症によるかゆみを発生させ、症状が悪化することで抜け毛の原因となります。
また、頭皮は乾燥することで硬くなってしまい、毛細血管を圧迫して血液の流れを悪くします。頭皮の硬直によって血行不良が起こると、酸素や栄養が髪の毛に行き届かなくなり、こちらも抜け毛の原因に繋がります。
季節的な頭皮の乾燥はもちろん、もともと乾燥肌の方は特に注意が必要です。
 

ヘアカラー、パーマ

ヘアカラーやパーマが抜け毛に直接的な影響を与えることはないとされています。しかし、カラー剤やパーマ液は刺激が強いため、もともと肌が弱い方は頭皮への付着によって炎症を起こし、抜け毛の原因に繋がる可能性があります。
また、長期的な薬剤の使用により髪の毛がダメージを受けてしまうことで、切れ毛が多くなり抜け毛が増えたと感じる場合もあります。
 
 
ヘアカラーと薄毛の関係性について詳しく知りたい方はこちら↓↓


 

ヘアケア(シャンプー、コンディショナーなど)

毎日誤った方法でのヘアケアを繰り返していると、頭皮環境はあっという間に悪化して抜け毛の原因に繋がります。以下の内容に当てはまる方は注意が必要です。

【誤ったヘアケア方法】
● 肌質に合わないシャンプーの使用
● 熱いお湯で髪をすすぐ
● 爪を立てて力強く洗髪している
● コンディショナーやトリートメントを頭皮につける
● シャンプーやコンディショナーのすすぎ残し

肌質に合わないシャンプーの使用や熱いお湯でのすすぎは、頭皮の皮脂バランスを乱します。また、爪を立てての洗髪により頭皮を傷つけてしまうことや、すすぎ残しにより毛穴がつまってしまうことも頭皮環境の悪化に大きな影響を及ぼします。
 
 
正しいヘアケア方法について知りたい方はこちら↓↓


 

髪を結ぶ、分け目

髪の毛を強くゴムで結んだり、同じ分け目を繰り返していたりが原因で抜け毛になることがあります。このような抜け毛や薄毛は「牽引性脱毛症」と呼ばれ、生え際や分け目などの日ごろ引っ張られることが多い部分で起こります。
牽引性脱毛症は、年齢や性別に関係なく頭皮や髪に負担がかかる髪型をしている方であれば誰にでも起こる可能性があります。ただし、一過性の抜け毛であるため、髪や頭皮へ負担がかからないような髪型にしたり、分け目を定期的に変えたりすることで改善をするケースが多いとされています。
 
 

精神的ストレスによる抜け毛

ストレスと抜け毛には直接的な関係はないと言われています。しかし、ストレスによって自律神経に乱れが生じると、体内では様々な変化が起こり抜け毛の原因に繋がる可能性があります。
普段私たちがストレスと認識しているものの多くは「心理・社会的ストレッサー」と呼ばれ、多くの方が人間関係や仕事上の問題、家庭の問題などによるストレスを感じながら生活しています。長期的なストレスの蓄積は自律神経の乱れを引き起こし、抜け毛の原因に繋がっているのです。
 
 
※参考:厚生労働省『1 ストレスとは:ストレス軽減ノウハウ|こころの耳:働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト』
 

自律神経の乱れ

自律神経は、内臓や代謝、体温などの機能をコントロールし、心や身体の調子を整えます。
自律神経には、交感神経(活動、緊張、ストレスなどがある時に働く)と副交感神経(休息、睡眠、リラックス時などに働く)の2つがあり、通常はお互いが交互に入れ替わりながらバランスを保っています。
自律神経が乱れると、2つのバランスが崩れ交感神経が優位に働き続けてしまうため、心と身体は常に緊張状態となります。その結果、睡眠不足や血行不良が起き、頭皮に十分な栄養や血液が行き届かなくなるため、抜け毛は増えやすくなってしまいます。
 
 
参考:厚生労働省『自律神経失調症 | e-ヘルスネット』
 
 

さいごに

正常なヘアサイクルによる50~100本程度の抜け毛であれば、さほど心配する必要はありません。
季節の変わり目や出産後に起こる一過性の抜け毛についてもそこまで気にする必要はありませんが、抜け毛量が極端に多い場合や長期間抜け毛が続く場合は、抜け毛や薄毛に関する診療を行っているクリニックへ相談してみることをおすすめします!

また、炎症などにより頭皮が荒れて抜け毛が起こっている場合には皮膚科、遺伝や生活習慣の乱れによりヘアサイクルが乱れてしまっている場合には抜け毛や薄毛に関する診療を行っているクリニックを受診しましょう。

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