薄毛治療

女性の薄毛FAGAって何?原因や特徴・対策方法を徹底解説

監修者 阿部有寛(院長)

 

「以前よりも髪がペタッとしてしまい、ボリュームが減ったような気がする」「分け目の頭皮が少し透けているように見える」といったように、抜け毛や薄毛に関するお悩みは、男性だけでなく意外と女性にも多いものです。
そして薄毛の症状を調べていくうちに「FAGA(女性男性型脱毛症)」という言葉を知ったという方も多いのではないでしょうか?

FAGAは女性の薄毛の総称で、頭頂部または頭部全体の髪が時間をかけて抜けていってしまう脱毛症です。
薄毛になる原因は、生活習慣やホルモンバランスの乱れなど多岐にわたり、複数の要因が重なることで発症するとされています。女性は特に年齢を重ねるにつれて出産や更年期など、ホルモンバランスの変化が起きやすく、それに伴って髪の変化が起きてしまいます。

「脱毛症」というワードを聞くと何か重大な病気のように聞こえてしまうかもしれませんが、FAGAは特に珍しい病気などではなく、誰にでも起きる可能性のある症状です。年を重ねて白髪が増えたり、シミやシワが気になったりといったような身体の変化の1つとして考えていいでしょう。

一方で、FAGAは改善できる症状であり、生活習慣の改善や髪のケアなどに注力することももちろん必要ですが、治療薬によって抜け毛を抑え、元の髪のように新しい元気な髪を取り戻せるといった対策方法もあります。

そこで今回は、FAGAの症状の特徴や原因、改善方法について詳しく解説していきます。ご自身の髪がFAGAではないかと不安に感じている方のお役に立てる記事になっていますので、是非参考にしてください!

FAGAとは「女性の薄毛」の相称です

「AGAは聞いたことがあるけれど、FAGAは初めて聞いた」という方が多いのではないでしょうか?
FAGAは女性の薄毛の総称で、AGAに女性の意味のフィメール(female)の頭文字を付けて、FAGAと呼んでいます。

男性の薄毛であるAGAは、生え際や頭頂部など部分的に薄くなり、側頭部や後頭部には髪が残るのに対し、FAGAは頭頂部または頭部全体の抜け毛が増えて、分け目などの頭皮が透けて見えるのが特徴です。

ここでは、FAGAの症状や仕組みについて詳しく解説していきます。

 

FAGAの症状の特徴

FAGAは、頭頂部または頭部全体の髪が均一に抜けて、頭皮が透けて見えやすくなるのが特徴です。薄毛初期段階では髪が細くやわらかくなって抜け毛が増え始め、頭頂部のボリュームの少なさを実感し始めます。
そして、薄毛の状態が進行していくと、分け目やつむじの範囲が広がって頭皮がかなり見えやすくなります。

男性のようにM字ハゲやてっぺんハゲといった局所的な薄毛というより、分け目などから全体的に薄毛になっていく症状が見られます。女性の薄毛は特に少しずつボリュームが減っていき、髪質がだんだんと変化していくため、知らない間に薄毛が進行してしまうといった怖さがあるので注意が必要です。

 

FAGAが起きてしまう仕組み

FAGAは、女性にも存在する男性ホルモンが悪玉男性ホルモンに変化することによって起こります。
男性ホルモンのテストステロンと、頭皮に存在する酵素である5αリダクターゼが結合することにより、強力な悪玉男性ホルモンDHTが生成されます。このDHTを男性ホルモンレセプターが過剰に取り込むことで、毛母細胞が脱毛させる指令を出してしまい、毛が抜ける仕組みになっています。

人間の髪の毛は、毛根に存在する毛母細胞が毛乳頭という部分から指令を受けて血液から栄養素を運び、健康な髪の毛を保っています。FAGAに陥ってしまった髪は、毛乳頭にあるタンパク質が抜け毛ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)と結合することで、毛母細胞に髪の成長を止める指令を出してしまい、抜け毛が起きてしまいます。

ジヒドロテストステロンは本来、テストステロンという男性ホルモンが変化したものであり、女性の頭皮に元から存在する5αリダクターゼがテストステロンと結合することによって、強力な悪玉男性ホルモンDHTが生成されてしまいます。

男性ホルモンが女性の身体にもあるのかという疑問を持たれるかもしれませんが、女性の身体にも男性ホルモンであるテストステロンは存在します。このテストステロンは、何らかのきっかけで5αリダクターゼと結合し抜け毛を引き起こす原因となるジヒドロテストステロン(DHT)を発生させなければ、髪には無害のホルモンです。

 

FAGAは40代後半~50代が最も発症しやすい

FAGAは、40代後半~50代で最も発症しやすいとされています。

40代後半~50代は、月経の終了と共にホルモンバランスが大きく変化し、更年期障害が起きる方が多いです。
また、ホルモンバランスの乱れだけではなく、更年期障害による変化は精神面にも影響を及ぼし、ストレスを与えます。ストレスは血行不良やヘアサイクルの乱れを起こしやすく、抜け毛の原因となります。

更年期障害が起きるのに伴い、FAGAは発症しやすくなります。もちろん40代後半~50代に必ず発症するわけではないですし、進行のタイミングには個人差がありますが、40代後半~50代に身体の変化が起きてしまうのは珍しくはないので、落ち着いて早めに対策を取ることをおすすめします。

 

FAGAは改善できる脱毛症

女性なのに薄毛になってしまったと落ち込んでしまう方も多いですが、FAGAは改善できる可能性のある脱毛症です。

FAGAを改善していくためには薄毛の原因を把握し、適切に対応する必要があります。特にFAGA治療では女性の乱れやすいホルモンバランスを正常保ち、抜け毛が起きないように作用、発毛を促進できるなどの悩みの改善が期待できます。

女性の薄毛は男性に比べて複数の原因が絡み合ってFAGAを発症してしまうとされているので、原因をしっかり把握しその原因に合わせたアプローチをすることも重要ですが、並行してFAGA治療を行うことで改善できる見込みは格段に上がるでしょう。

 

FAGAを引き起こす可能性の高い7つの原因

男性の薄毛の原因と異なり、女性の薄毛の原因は多岐にわたると言われています。
男性の薄毛は、遺伝や男性ホルモンが原因でAGA(男性型脱毛症)を発症しますが、女性の薄毛はホルモンバランスだけではなく、過度なストレスやダイエット、出産や生活環境の変化など、その他のさまざまな要因が複雑に絡み合うことによってFAGAを発症するとされています。

このような要因の積み重ねによって、自分では気が付かない間に、薄毛を加速させている可能性もあるのです。そこでここでは、FAGAを引き起こす可能性の高い7つの原因について解説していきます。ご自身で当てはまることがないかチェックし、FAGAを改善するための参考にしてみてください。

 

過度なストレスによるヘアサイクルの乱れ

過度なストレスにより自律神経が乱れることで、FAGAを引き起こす可能性があるとされています。

自律神経は代謝や内臓、体温などをコントロールする機能のことで、活動モードである交感神経と休憩モードである副交感神経がバランスを保ち、心や体の健康を維持しています。
しかし、過度なストレスによって自律神経が乱れると、常に交感神経が優位になって緊張状態が続き、睡眠不足や血行不良となって、髪や頭皮への悪影響となるのです。この異変によって髪が元気に成長する仕組みであるヘアサイクルが乱れ、抜け毛が起きてしまいます。

ストレスによる抜け毛は、FAGA以外にも急激に髪が抜け落ちる円形脱毛症や頭皮環境が悪化しフケが発生する脂漏性脱毛症などといった他の脱毛症を引き起こす可能性も考えられます。

ストレスは仕事や人間関係、生活に限りなく近い場所で起きることが多いため、今すぐに取り除くことは難しいでしょう。ストレスを取り除くことはできずとも、ストレスの原因を明確化し、緩和のために距離を取れるようになるだけでもFAGAの改善に繋がります。まずは過度なストレスが起きている原因について考えてみましょう。

 
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加齢や出産などによるホルモンバランスの変化

加齢や出産によってホルモンバランスが乱れると、FAGAを発症することがあります。FAGAの原因として最も多いのが、出産や年齢を重ねる上で起こるホルモンバランスの変化でしょう。
女性ホルモンには、髪にハリコシを出し頭皮の潤いを保つエストロゲン(卵胞ホルモン)と、髪を長く成長させるプロゲステロン(黄体ホルモン)があり、この2つを分泌することで健康な髪を保っています。

しかし、年齢を重ねるごとに女性ホルモンのバランスは崩れやすくなったり、産後急激に女性ホルモンが低下したりすると、身体に大きな変化が訪れます。肌質の変化や老化など様々なところに身体の変化がありますが、その一つとして髪が細くもろくなってボリュームダウンしたり抜け毛が増えたりといった髪の変化があるのです。

 

過度なダイエットによる栄養不足

過度なダイエットにより、髪や頭皮に必要な栄養素が足りなくなると、FAGAを引き起こす可能性があります。
食事の量や回数を極端に減らしたり、○○ダイエットなど特定の食べ物ばかり食べていたりすると、髪が健康に育つための栄養素が不足してしまい、細くもろい髪になって抜け毛が増えてしまうとされています。

特に髪の主成分であるタンパク質が足りなくなると、抜け毛や切れ毛が増えたり、髪のダメージに繋がったりしてしまいます。また過度なダイエットはホルモンバランスの乱れを引き起こすだけではなく、大きなストレスの原因にもなってFAGAの薄毛の症状を加速させます。バランスの良い食事や髪に良い栄養素を摂取することは重要ですので、過度なダイエットには注意が必要です。

 
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睡眠不足による血行不良

睡眠中に分泌され髪の成長やダメージ補修をする成長ホルモンは、睡眠不足や睡眠の質が悪いと十分に分泌されなくなり、FAGAを引き起こす可能性があります。

私たちが寝ている間に成長ホルモンが分泌することで、日中受けた頭皮ダメージを補修し、髪が太く丈夫に成長できます。さらに睡眠不足は血行不良の原因にもなり、髪に十分に栄養が行き渡らないなどといった点においても薄毛を加速させてしまうでしょう。

睡眠不足は健康に悪いだけではなく髪にも非常に悪影響を与えるため、6時間以上は睡眠時間を確保できるように意識をしてほしいです。

 
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乱れた食生活による頭皮環境の悪化

過度なダイエットと同じように、加工食品やジャンクフードばかり食べるなど、乱れた食生活を続けることは、FAGAを発症する原因にもなってしまいます。

塩分や糖分、脂などが多い食事は、皮脂の分泌を過剰にして毛穴を詰まらせ頭皮環境を悪化させてしまうことにも繋がり、野菜やタンパク質不足などで栄養が偏ってしまうと、髪を育てるために必要な栄養素が足りなくなって、薄毛を加速させてしまう可能性もあるのです。

髪を作る栄養は食事で摂取するしかないのです。そのため乱れた食生活を続けてしまうとFAGAの症状に拍車をかけてしまうのは目に見えています。栄養不足にならないためにもバランスの良い食事や、髪を元気に育てるために効果的な食材を定期的に摂取することが大事でしょう。

 
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過度の飲酒やタバコによる抜け毛の悪化

過度な飲酒やタバコは、健康に害があるだけでなくFAGAを引き起こす可能性があります。

アルコールは肝臓で分解されますが、過度な飲酒をしてしまうと分解が追い付かないため、髪の成長に必要なアミノ酸が代わりとなってたくさん消費されてしまいます。そうなると、髪にまわすアミノ酸が少なくなって、細くやわらかい髪に変化するとされています。1~2杯では特に問題はないですが、毎日大量のアルコールを摂取しているとFAGAの原因となり得るでしょう。

また、タバコは健康に悪いだけではなく、髪にも非常に悪影響を及ぼしてFAGAの症状を加速させる原因となるのでできるだけやめたほうが良いでしょう。タバコにはニコチンなどの化学物質が5300種類以上含まれており、頭皮環境を悪化させてしまったり、髪の成長を阻害したりして薄毛を引き起こします。

既に薄毛の症状が出ている方で薄毛の改善をしたいと考えているのであれば、今すぐタバコはやめたほうが良いでしょう。

 
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過度なヘアカラーや肌に合わないヘアケアで頭皮環境が悪化

過度なヘアカラーや肌に合わないヘアケアが原因で、FAGAを引き起こすこともあります。

白髪染めや適度な頻度でのヘアカラーなどでFAGAの原因になることはないと言っていいですが、
ブリーチ剤を頻繁に使っていたり、肌や髪に合わないヘアケアを続けていると、薄毛を引き起こしてしまう可能性があります。

ヘアカラーは薬剤を使用しているため、頻繁に行ってしまうと頭皮が炎症を起こしたり、ダメージによって髪がもろくなってしまったりするなどの頭皮への負担がかかってしまいます。
また、肌に合わないシャンプーを使用することや、髪質に合わないトリートメントを使用すると、頭皮が乾燥したり髪がべたつくなどして、FAGA発症につながってしまう可能性があるのです。

年齢を重ねて髪が細く変化している所に、強いブリーチ剤やカラー剤を使用してしまうと、髪が溶けてしまったり、切れ毛などの髪のダメージが起きてしまうので注意をしましょう。

市販薬は、誰が染めても綺麗に染まるようにより強い薬剤が使用されている他、自分で塗布する場合上手く頭皮を避けて塗布することは難しいでしょう。FAGAを発症してしまわないか気になるのであれば、必ず美容師さんに髪の状態を見てもらってからヘアカラーをするようにしてください。

 
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FAGAを治療で改善する方法

FAGAは、FAGA治療をすることで改善することが可能です。
もちろん全章でお話した原因を取り除き、生活習慣などを正すことも意識してほしいですが、抜けてしまった髪の毛を生やしたり、これ以上の抜け毛が起きないようにするにはFAGA治療が最も効果的と言えます。

FAGA治療では、FAGAの薄毛の原因になってしまっている抜け毛ホルモンやヘアサイクルの改善にお薬で直接アプローチすることで、抜け毛を減らしたり、発毛させたりすることができる治療方法になります。

ここでは、FAGA治療について詳しく解説します。
治療方法だけではなく、FAGA治療の注意点までお話していきますので、是非参考にしてみてください。

 

FAGA治療で女性の薄毛が治る2つの仕組み

FAGA治療は、主に外用薬や内服薬を用いて、薄毛の原因に直接アプローチしていきます。
FAGAの症状が起きている「ホルモンバランスの乱れを整える」「毛母細胞を刺激し活性化させ抜け毛の抑制・発毛を促進する」の2点に作用することで、薄毛を改善することが可能です。

生活の見直しなどと並行して治療を行うことで、確実に薄毛の原因に働きかけることができ、薄毛の改善速度も早めることが可能になります。

 

治療はFAGAクリニックや薄毛治療をしている皮膚科へ

FAGA治療はFAGAクリニックや、薄毛治療をしている皮膚科で受けることができます。
薄毛治療を行っている皮膚科や、AGAクリニックでは、女性の薄毛の治療を行っていない所もあるため、必ずFAGA治療が診療科目にある病院に行く必要があります。

また、実店舗型以外にもオンラインクリニックもあり、スマートフォンのテレビ電話で医師の診察を受けて、お薬が自宅に郵送されるところもあるため、周りの人に知られたくない方や通院するのが恥ずかしいと感じる方はオンラインクリニックで治療を受けるのも方法のひとつです。

ZENクリニックのFAGA治療は周りにバレない完全オンラインでの治療が可能。さらに初診・再診も無料で予約が取りやすいので、悩みをすぐにプロに相談することが可能です。迷っている方はまずは診療だけでも受けてみることをおすすめします。

 

治療に主に使用されるお薬の種類

FAGA治療には、抜け毛抑制と発毛促進ができるお薬が処方されます。

①発毛促進外用薬 【ミノキシジル】
AGA(男性型脱毛症)の治療薬として知られるお薬ですが、女性の抜け毛にも有効性が認められています。外用薬であるため、全身に影響を及ぼす副作用の出る可能性も低いのが特徴です。
女性にはミノキシジル外用薬1%のものが勧められています。

②発毛促進内服薬 【パントガール】
臨床試験により、女性の抜け毛・薄毛に対する効果が認められた薬です。髪の毛の成長に欠かせないビタミンやタンパク質を含み、副作用のリスクなどもほとんどない薬なので安心して服用していただけるでしょう。

③抜け毛予防内服薬 【スピロノラクトン】
抗男性ホルモンが含まれており、服用によって男性ホルモンと女性ホルモンのバランスが整い、ヘアサイクルを正常に戻します。抜け毛の予防になるだけではなく、ニキビ治療や女性特有の疾患などにも利用されるお薬です。

※注意点※
男性のAGA治療でも抜け毛治療薬・発毛促進薬が処方されますが、AGAとFAGAが起きる仕組みが違うことや薬の強さや種類も違うため、異性のご家族が処方しているものを服用するといったことは絶対にしないでください。

 

発毛効果が実感できるまでに3ヶ月程度かかる

FAGA治療を始めてから発毛効果が実感できるまでは、早くても約3ヶ月程度かかるとされています。お薬の効果がこれよりも早かったり遅かったりする可能性は考えられますので、あくまで目安として考えていただけたらと思います。

治療を始めてすぐに髪が生えてくるような即効性のあるものではないので、根気強く付き合っていく必要のある治療と言えるでしょう。

理由としては乱れたヘアサイクルが元に戻るのに、一度髪が抜けて新たな髪が生えてくるといった工程があるので、このヘアサイクルをお薬によって正常なリズムに戻すためにはある程度期間を有します。すぐに髪が伸びないのと同じで生えてくるのにも時間をかける必要があるので、できるだけ続けて様子を見ましょう。

 

FAGAの治療ができない人

FAGAに用いられる治療薬にはホルモンに作用するお薬もあるため、以下の方は治療ができません。

・未成年
・妊娠中の方
・授乳中の方
・現在何らかの薬を服用している人

他の病気の治療などで日常的にお薬を服用されている方はFAGA治療薬を服用できない可能性が高いです。
特に血圧系や心臓に疾患がある方は服用不可になってしまう場合が多いので、必ず診療の際に今服用しているお薬をすべて報告するようにしてください。

 

治療効果を高めるためには生活習慣の改善は必須

FAGA治療の効果を高めるためにはお薬だけに頼るのではなく、合わせて生活習慣の改善も必要です。
お薬によってヘアサイクルを正常に戻して抜け毛を抑え、新しく髪を生やすことはできますが、食生活・運動・睡眠などの生活習慣を整えることは、健康な髪を生やすために欠かすことができません。

健康な体が正しい生活習慣で作られるのと同様に、健康な髪も生活習慣を整えることが大切です。食事・睡眠・ストレスレベルなどを今一度見直してFAGAの改善ができるようにしていきましょう。

 

さいごに

今回は、FAGAの症状や原因、改善方法について解説していきましたがいかがでしたでしょうか?

FAGAは男性の薄毛の症状と異なり、頭頂部や頭部全体の髪が均一に薄毛になっていくことがわかりました。
また薄毛になる原因は、ホルモンバランスや生活習慣の乱れによるものなど、複合的に絡まりあっているので、今一度ご自身の生活を振り返り、このような原因に当てはまっていないか確認してみることが大切です。

FAGAの症状は改善することが可能です。
FAGAは治療によって抜け毛を減らしたり、新しい髪の毛を生やしていくことが可能なので、ご自身の薄毛の症状に不安を抱えている方は、専門の医師に相談してみることも方法のひとつです。女性なのに薄毛になってしまったと落ち込んでしまう方もいらっしゃると思いますが、ちゃんと原因を明らかにして対策すれば改善することが可能です。

ぜひご紹介した薄毛改善方法を実際に試して、髪の毛のお悩みを解決してくださいね。

 
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ABOUT ME
阿部有寛
阿部有寛
医師 
2007年山形大学医学部卒業。 一般内科、複数の企業、研究施設の産業医から、大手の美容クリニック、AGA・頭髪クリニックの医師を経て、一般社団法人日本美容医療研究協会ZENクリニック院長に就任。 【資格】医師免許/日本医師会認定産業医 > 医院長紹介ページを見る
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