薄毛予防

頭皮の日焼けが起こす悪影響とは?対策とケアを徹底解説

監修者 阿部有寛(院長)

 

あなたは外出やアウトドアなどを楽しみ帰宅した時に、頭皮が赤くなり、ヒリヒリとした痛みを感じ、「頭皮は顔と同じく日焼けをするのかな?」と疑問に思ったことはありませんか?
結論からお伝えすると、頭皮も日焼けをします!

顔よりも分け目やつむじなどの頭皮が露出しているので、紫外線を受けやすくなってしまいます。紫外線を受け、日焼けになってしまうと、顔と同じく赤く火照ってしまったり、痒みや痛みを伴います。悪化してしまうと、薄毛の原因になってしまうので、ケアをすることが重要になってきます。

この記事では頭皮が日焼けをしてしまうと起こる症状や対策法、手軽にできるホームケアなどご紹介していきます。
是非、最後までお読みください。

頭皮は日焼けをします!

頭皮も紫外線対策をしなければ、日焼けをしてしまいます。日焼けとは紫外線から皮膚を守るメラノサイトが紫外線を浴びることにより、活動が活発化してメラニンを大量発生させ、肌の色を黒くします。
紫外線をたくさん浴びてしまうと、紫外線保護作用を持っているメラニンが上限を迎え、炎症を起こしてしまいます。
つむじや分け目など頭皮が露出している箇所は、紫外線を直接受けてしまうので日焼けをしやすいです。日焼けをしてしまうと頭皮が赤くなってしまったり、ヒリヒリとした痛みや痒みなどの炎症が発生します。
そのままケアをせず放置してしまうと、白髪の増加や薄毛のリスクが高くなる可能性があります。

 

頭皮の日焼けによって起きてしまう悪影響4選

頭皮が日焼けをしてしまうと、頭皮がやけど状態になり頭皮が乾燥し、赤くなります。
日焼けによる乾燥が原因で痒みなどの炎症を起こし、爪で掻くなど直接刺激を与えてしまうと、薄毛のリスクが高くなる可能性があります。その他にも紫外線が頭皮に直接あたり機能が弱まることにより、ヘアサイクルの周期が早まりフケが出てきてしまったり、白髪が増えてしまいます。
ここでは頭皮の日焼けによって起きてしまう4つの悪影響をご紹介していきます。

 

頭皮のやけどや乾燥で薄毛のリスクがあがる

頭皮に紫外線を浴びてしまうと、熱ダメージを負いやけど状態になってしまいます。
やけど状態になると、頭皮は乾燥し、バリア機能が低くなってしまうことにより、痒みが発生します。痒みに我慢できず掻いてしまうと、刺激を与えてしまい抜け毛が増え、薄毛になってしまう可能性があります。

 

白髪が増える

頭皮が日焼けをしてしまうと、メラニンを生成することが出来ず、白髪が増えてしまう可能性があります。
本来、髪の毛が黒くなるのはメラノサイト(色素形成細胞)がメラニンを生成し、髪を作り出す毛母細胞に送り出すことが原因なのですが、紫外線を浴びてしまった頭皮は、老化やガンの発生原因と言われる活性酸素が多量に生成され、メラノサイトにダメージを与えます。
その結果、メラニンの生成が出来なくなり白髪が増えてしまう場合があります。

 

頭皮が赤くなり痛みや痒みがでる

強い紫外線を浴びることにより、頭皮のうるおいが不足し、赤みや痒み、ヒリヒリなどの炎症が起きます。日焼けがひどい場合はやけどを起こしてしまうこともあります。
炎症が起きた時、我慢できず掻いてしまうと、炎症が悪化してしまう可能性があるので、冷やしたり保湿をするなどホームケアを行ってください。
炎症が悪化し、化膿した場合は、皮膚科を受診しましょう。

 

フケが出る

頭皮は表皮と真皮、皮下組織の3つで構成されており、古い細胞が下層から表層に押し上げられることにより、フケが発生します。
日焼けをすると頭皮にダメージを与え、ヘアサイクルの周期が早まり、修復しようと働きます。その結果、フケが出やすくなります。

※参考文献:『皮膚の基礎科学』

 

頭皮が日焼けしてしまったら実践してほしいケア4選

頭皮を日焼けしてしまった時に、ケアをせず放置していませんか?放置してしまうと炎症が悪化してしまい、メラニン色素が増加し、日焼けがひどくなります。
ですので、頭皮の日焼けをしたと感じたら、頭皮用のローションや化粧水で保湿をしたり、保冷剤を巻いたハンカチなどで直接頭皮を冷やすなど悪化してしまわないようにケアを行いましょう。
ここでは頭皮が日焼けしてしまったらやってほしい4つのケアをご紹介していきます。

 

症状が悪化しないように低刺激性のシャンプーを使用する

頭皮を日焼けしてしまった時は低刺激シャンプーを使って洗髪をしましょう。
アミノ酸系のシャンプーは低刺激なので、痒みや乾燥などの頭皮トラブルが起きている方でも頭皮への負担を抑え、優しく洗いあげることができます。洗髪する際はシャワーの温度を低めに設定し、頭皮の皮脂をとりすぎないように気を付けてください。
水気を取る際は強くこするのではなく、バスタオルなどで押させるように乾かしましょう。

 
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頭皮にダメージを与えないようにやさしく乾かす

日焼けでダメージを受けてしまった頭皮を乾かす時、ドライヤーを使用する前にタオルドライを必ず行ってからドライヤーを使用してください。
タオルドライをしなければ髪に与える熱の時間が長いと、熱によるダメージが大きくなり、頭皮の乾燥が悪化してしまう可能性があります。
ドライヤーを使用する時は頭皮から約20センチ以上離して、同じ場所に温風が当たり続けないように注意しながら乾かしましょう。

 
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頭皮用ローションや化粧水で保湿する

強い紫外線を浴びると、頭皮が乾燥しバリア機能が低下してしまい炎症が起きてしまうので、頭皮用の保湿ローションを使用してケアを行いましょう。
頭皮用のローションは刺激が少なくうるおい成分が豊富なものを選んでください。すぐにケアをしたいけど頭皮専用の保湿ローションがない方は、ご自宅にある顔用の化粧水でも良いです。
また、保湿ケアをする場合はシャンプー後の清潔な状態で使用するようにしてください。

 

冷たいタオルや保冷剤を巻いたハンカチなどで頭皮を冷やす

頭皮が日焼けをしてしまうと、やけど状態になってしまいます。
その状態を長時間放置してしまうと症状が悪化してしまう可能性があります。
ですので、日焼け直後は氷水で濡らしたタオルや保冷剤を巻いたハンカチまたはガーゼなどで頭皮を直接冷やしましょう。日焼けした頭皮を冷やすことにより、日焼け特有の痒みを治すことができます。

 

外出前に頭皮の日焼け対策をしましょう

頭皮は顔よりも紫外線を浴びる量が約3倍と言われいるので、日焼け止めを塗るのは顔だけではなく、頭皮も紫外線対策を行うことが重要になります。
頭皮を紫外線から守る為に、防御効果があるUVカットの帽子や日傘を使用するなど手軽な方法をご紹介します。
頭皮の日焼け対策方法が分からない方は是非実践してみてください。

※参考文献:『皮膚の光老化とその予防に関するコンセンサスステートメント』

 

髪の分け目を変える

分け目は頭皮に紫外線を浴びやすいポイントになっています。
紫外線を浴びてダメージを負ってしまった分け目は抜け毛が増えたり、痒みなどの炎症が起きてしまいます。ですので、紫外線から頭皮を守る為に分け目を隠したり、いつもと違う分け目に変更し、影響を分散させましょう。
分け目を左側から右側など大幅に変更しなくても数センチずらすだけでも効果的ですので、ヘアセットやお風呂上りのタイミングで分け目を変更してみてくださいね。

 

帽子を被る

帽子をかぶることにより、紫外線から頭皮を守ることができます。
日焼け対策に使用する帽子は、UVカット率99%の帽子を選びましょう。編み目が粗いものは紫外線を通してしまう可能性があるので、気を付けて選びましょう。
また、通気性の悪い帽子は頭皮が蒸れやすくなることにより、頭皮環境が悪化し、薄毛になってしまう可能性があります。ですので、通気性の良いUVカット率99%のものを使用することをお勧めします。

 
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日傘をさす

直接紫外線を浴びないように、日傘をさすことが大切です。日傘を選ぶ際は紫外線カット率が高く、紫外線を吸収する黒や紺など濃い色を選びましょう。
ヘアスタイルが崩れてしまうのが嫌な方や帽子をかぶることに抵抗がある方は日傘を使用することをお勧めします。

 

頭皮用の日焼け止めスプレーを使用する

外出前にスプレータイプやミストタイプの日焼け止めを使用しましょう!
SPFの高いものを選んでしまうと刺激が強く、頭皮を痛めてしまう可能性があるので、使用は控えてください。
頭皮用の日焼け止めスプレーやミストタイプは簡単に頭皮の紫外線対策が可能です。

また、シャンプーで手軽に落とせるので、安心して使用することができます。
UVスプレーの持続時間は商品により差がありますが、約2時間~3時間といわれているので、こまめにつけ直しましょう。

 

さいごに

頭皮の日焼けのお話をしてきましたがいかがでしたでしょうか?
頭皮は顔よりも直接紫外線を浴びやすい箇所になっており、白髪や薄毛につながってしまう可能性があるので、スプレータイプの日焼け止めを使用するなど紫外線対策を行いましょう。
また、日焼けをした頭皮の赤みや痒み、フケなどの症状が改善されず、悪化してきたと感じた場合は早めに皮膚科を受診しましょう。
日焼けを放置してしまうと、毛穴に炎症が広がり薄毛になる場合があるので、頭皮用ローションでの保湿や氷水で冷やしたタオルを患部に当て、クールダウンができるようにホームケアをしましょう!

ABOUT ME
阿部有寛
阿部有寛
医師 
2007年山形大学医学部卒業。 一般内科、複数の企業、研究施設の産業医から、大手の美容クリニック、AGA・頭髪クリニックの医師を経て、一般社団法人日本美容医療研究協会ZENクリニック院長に就任。 【資格】医師免許/日本医師会認定産業医 > 医院長紹介ページを見る
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