周囲の人からつむじが赤いことを指摘され、「なぜつむじが赤くなったの?」「つむじが赤くなってしまった原因は何だろう?」「このまま放置するとやばい?」と不安になってはいませんか?
結論からお伝えすると、あなたのつむじは頭皮トラブルが原因で赤くなっている可能性が高いです!
生活習慣や食生活の乱れによって血行不良が起こり、十分な栄養が頭皮まで行き届かなくなると、つむじが赤くなってしまう場合があります。
また、他にも誤った洗髪方法を繰り返したり、乾燥による頭皮の痒みを我慢できず掻きむしってしまったりすることも赤みの発生につながります。
この記事ではつむじが赤くなってしまう原因や対処法を詳しく紹介していきますので、ぜひ最後までお読みください。
つむじが赤い=頭皮トラブル の可能性があります!
正常なつむじは青白い色をしています。
つむじが赤いということは乾燥や紫外線、血行不良により頭皮トラブルを起こしている可能性があります。
つむじが赤い方は、運動不足やストレスの蓄積によって血行不良を起こし、栄養が毛根まで届かず、頭皮環境が悪化している場合があります。また、日焼け対策をしないまま外出し、つむじに紫外線をたくさん浴びてしまうと、紫外線保護作用を持っているメラニンが上限を迎え、炎症を起こし赤くなってしまいます。そのまま放置してしまうと、つむじの環境が悪化し、薄毛を引き起こしてしまう可能性があります。
つむじの色レベルチェック
つむじの色は血液循環やメラニン量、皮脂の分泌量などによって影響を受けることがあります。
個人差はありますが、一般的に正常なつむじは青白い色またはピンクよりの色をしているため、つむじが赤くなっている場合は炎症を起こしている可能性が考えられます。
普段から紫外線を浴びやすい方に多い症状で、頭皮にかゆみや痛みを感じているという場合には乾燥や炎症が起きていることも考えられます。
また、つむじが茶色に近いという場合は、ストレスや睡眠不足などでヘアサイクルが悪化し、老廃物が溜まり、頭皮が血行不良を起こしている可能性があります。
血行不良を放置すると薄毛のリスクがたかくなりますので、AGA(男性型脱毛症)治療を行っているクリニックや皮膚科を受診しましょう。
つむじが赤くなる原因3選
不規則な生活を送ってしまったり、紫外線対策をしないまま外出していませんか?
このような生活を続けていたり、頭皮の血行不良や紫外線ダメージによりつむじが乾燥などの炎症を起こす可能性があります。炎症を起こすことにより、つむじが赤くなります。
ここではつむじが赤くなる3つの原因を説明していきます。
頭皮の血行不良
運動不足や睡眠不足、不規則な生活、ストレス、ホルモンバランスの乱れなどの要因により、頭皮が血行不良になってしまいます。血行不良になると、酸素や栄養素の供給が悪くなり、つむじ周辺の皮膚が炎症を起こすことがあります。また、血流が悪くなることで、毛根に十分な栄養が行き届かず、髪の成長に影響を与えることもあります。
バランスの取れた食事を送ることや規則正しい生活を送り、血流の循環が悪化しないように気を付けましょう。
血行改善の方法の一つである頭皮マッサージは「筋肉のコリをほぐして血行を促進する効果」があり、頭皮の血行不良を改善してくれます。たった3分ほどのマッサージを毎日継続することにより、十分に血行促進効果が期待できます。頭皮マッサージでは道具を用意せず、気軽に始められるのでお風呂の時間などを利用して取り入れてみましょう。
※参考:地肌マッサージの頭皮への作用
紫外線の影響
強い紫外線を浴びることにより、つむじのうるおいが不足し、赤くなります。日焼けがひどいと、つむじがやけどのような症状を引き起こします。
紫外線のダメージにより、つむじが赤くなってしまった時は、放置してしまうと炎症を起こし薄毛に繋がるので、冷やしたり保湿をするなどクールダウンができるようにホームケアを行いましょう。
炎症が悪化してしまった場合は、皮膚科を受診しましょう。
乾燥などによる炎症
ヘアカラーによる刺激やアレルゲンなどがつむじに触れてしまったり、シャンプーで余分な皮脂を取り除いてしまうことにより、つむじが乾燥してしまいます。
つむじの乾燥を放置してしまうと、かゆみや湿疹、フケなどの炎症が生じ、炎症を放置または爪で掻くなど直接刺激をすると悪化します。
頭皮専用保湿ローションやアルガンオイル・ホホバオイルなど天然由来のオイルを使い、つむじの保湿を行いましょう。
また、冬の暖房や夏のクーラーもつむじの乾燥の原因になりますので、加湿器を使用して保湿をすることもおすすめです。
つむじの赤み対処法2選
洗髪をする際に爪を立てて洗ってしまったり、美容室ではなく、市販のカラー剤で髪の毛を染めていませんか?
つむじが赤いのは頭皮トラブルを起こしている状態です。
低刺激なアミノ酸系のシャンプーを使用し、指の腹で優しく洗うことや髪の毛を染めるときは美容室で染め、できるだけつむじに刺激を与えないようにしましょう。
ここではつむじが赤くなった時に行ってほしいシャンプーの選び方や正しい洗髪方法、ヘアカラーをする際に気を付けてほしいことをご紹介していきます。
シャンプーや洗い方を見直す
刺激の強いシャンプーや誤った方法で髪の毛を洗うと、つむじの赤みを悪化させてしまう可能性があります。
つむじが日焼けや炎症を起こしてしまっている方は低刺激シャンプーを使って洗髪をしましょう。
アミノ酸系のシャンプーは低刺激なので、痒みや乾燥などの頭皮トラブルが起きている方でもつむじへの負担を抑え、優しく洗いあげることができます。
ここで正しい洗髪ができているのか確認をして、誤った方法で洗髪している方は見直してみてください。
※参考:毛髪・頭皮にやさしい洗浄技術
ヘアカラー剤や整髪料を見直す
髪をセットする時に整髪剤を使用したり、手軽に安く髪を染めるために市販のカラーリング剤を使用していませんか?
整髪料やヘアカラー剤の化学物質が原因でつむじが赤くなってしまう可能性があります。
市販のカラーリング剤は誰でもしっかり髪を染めることができるように、髪のメラニンを抜くといわれている過酸化水素の濃度を最大にしているものが多く、つむじに直接触れると、赤くなってしまうことがあります。
無添加の整髪料を選び、ヘアカラーをする際は濃度を調整してくれる美容室で染めるように心がけましょう。
また、1ヵ月以内にリタッチや髪の毛を染める方は染める頻度を約2ヵ月開けるようにすることをおすすめします。
つむじの抜け毛や痒みなどの症状が出てきた場合は専門医を受診しよう
つむじの赤みは頭皮トラブルが起こっていることがあるので、放置してしまうと悪化する場合があります。
つむじの赤みの他に痒みや痛みなど発生した場合は、頭皮トラブルの悪化が進んでいる可能性があるので、皮膚科を受診しましょう。
また、つむじ周辺の髪の毛のハリやコシがなくなってしまったり、抜け毛が増えてしまったと感じた時は薄毛が進行している場合があるので、AGA治療を行っているクリニックへ相談してみましょう。
さいごに
つむじの赤みの原因や対処法についてお話をしてきましたがいかがでしたでしょうか?
正常な青白いつむじと比較した時に赤くなっていた方は乾燥などにより、頭皮トラブルを起こしている可能性があります。炎症を放置すると悪化し、髪質の変化を感じる方は薄毛に繋がる場合がありますので、皮膚科やAGA治療を行っているクリニックを受診することをお勧めします。
頭皮が赤くなっていて悩んでいる方は、現在使用しているシャンプーや洗髪方法、整髪料、ヘアカラーなどの見直しをして、健康なつむじを取り戻せるように対処しましょう!