肌が若返る?多血小板血漿(PRP)注入療法とは?

抗加齢学会専門医/麻酔科認定医
コッツフォード良枝:監修

公開日:2020/03/02 更新日:2020/03/02

アンチエイジングや美肌など幅広い効果が期待されている「自己多血小板血漿(PRP)注入療法」をご存知でしょうか。
PRP療法とは、人間の体が自分で自分を治すために備えている、「自己治癒力」をサポートする治療法です。
最先端の再生医療として注目を集めています。
ここでは、PRP療法について解説していきます。

多血小板血漿(PRP)注入療法について

多血小板血漿(PRP)注入療法について
「多血小板血漿(PRP)注入療法」とは、ご自身の血液から血小板を高濃度で含む液体を作成し、患部へ注入する治療法です。
組織の修復を促す血小板の働きを利用した再生療法の一種であり、「PRP療法」とも呼ばれます。

治療の流れは、まず作成に必要な分の血液を採取して、遠心分離機にかけます。
その後、血液から多血小板血漿を抽出し、注入液を作成。
お肌に麻酔クリームを塗布してから、注射器で気になる部位に注入したら完了です。

PRP療法は、アメリカやヨーロッパの先進医療に取り入れられ、国内では美容皮膚科や美容外科における美容治療、育毛・薄毛治療などに用いられます。
ほかにも、整形外科や形成外科でPRP療法が行われることもあります。

肌の組織の再生を促す

PRP療法では、患部へ注入した「多血小板血漿(PRP)」に含まれる血小板が、自己治癒力を促します。
血小板に含まれる「成長因子」の成分が、老化した細胞の再生をサポート。
組織の修復を促すことで、加齢により生じたお肌のしわやたるみにアプローチし、美容効果やアンチエイジング効果を期待できるのが特徴です。

安全性の高い治療としても注目

PRP療法は、安全性の高い治療として知られています。
注入液はご自身の血液から作成するため、アレルギー症状が発生するリスクが少ないと考えられています。
また、治療による副作用の心配もほとんどございません。
最先端の再生医療として、アンチエイジングや美肌のほか、育毛・薄毛治療でも取り入れられています。

PRP療法はどんな効果が期待できる?

PRP療法はどんな効果が期待できる?
PRP療法で治療の対象となる症状の例や、期待されている効果についてご紹介します。
下記の中に当てはまるお悩みがないでしょうか。

• 【育毛・薄毛】加齢にともない生じる薄毛や抜け毛のお悩み。
PRPを頭皮に注入することで毛髪の育成を促進し、ハリ・コシ・ボリュームの再生を目指します。

• 【目尻のしわ・目元の小じわ・くま】目元は年齢が出やすいポイント。
目の周辺にPRPを注入して、人目につきやすいエイジングの症状の改善につなげます。

• 【たるみ・くぼみ】お肌の老化を感じさせる部分にPRPを注入し、ハリや弾力のある状態を取り戻します。
エイジングを実感したときご検討ください。

• 【法令線・口周りのしわ】年齢が出やすい口周りにPRPを注入することで、目立ちやすいしわの改善につなげます。
若々しい口元を作りたいときに。

• 【額のしわ・眉間のしわ】光が当たるとしわが目立ちやすい額や眉間。
PRPを注入するエイジングケアにより、より若々しい見た目を実現します。

• 【手の甲のしわ・首のしわ】意外と人から見られる機会が多い手の甲や首にPRPを注入し、加齢を感じさせない手元や後ろ姿を作ります。

• 【美肌】ニキビやニキビ跡によるダメージを受けたお肌にPRPを注入し、組織の再生を促すことで美肌を目指します。
色素沈着や凹凸が目立つお肌に。

PRP療法の特徴とは?

PRP療法の特徴とは?
PRP療法は、ほかの美容治療と比べてどのような特徴があるのでしょうか。
ここでは、PRP療法の主なメリットをご紹介します。

長期間にわたって効果が持続する

PRP療法は、治療後に効果が長続きしやすいのが特徴です。
個人差がありますが、場合によっては1~4年間効果が持続するケースもございます。
このように長期間にわたり効果が持続するのは、PRPの注入によりお肌が再生されるためです。
施術はすみやかに完了しますが、じっくりと効果を実感していただける治療法といえます。

自然な仕上がりが期待できる

PRP療法の治療後は、自然な仕上がりが期待できます。
PRPの注入後、血小板がお肌の再生を促す仕組みであるため、ナチュラルにアンチエイジングしたい方に適しています。
ボトックス注射・ヒアルロン酸注射・水光注射をはじめとした美容治療の仕上がりが気になる方も、PRP療法をご検討ください。

治療後、人に気づかれにくい

PRP療法は、内出血や腫れが目立ちにくいため、美容治療後のダウンタイムが気になる方も治療を受けていただけます。
また、治療後は当日すぐにメイクが可能です。
なかなかお休みが取れない方も、日帰りで施術を受けていただけます。
人に気づかれずにアンチエイジングしたいときにもおすすめです。

安全性が高い

PRP療法で用いる注入液は、ご自身の血液から作られます。
そのため、注入液による感染やアレルギーをはじめとした副作用のリスクはほとんどないと考えられています。
安全性の高さもPRP治療の特徴のひとつです。
美容治療が初めての方や、治療のリスクが気になる方も、どうぞお気軽にお問い合わせください。

コストパフォーマンスが高い

PRP療法は、治療後に効果が持続しやすいのが魅力です。
また、作成した注入液は保存可能であり、1回の採血で複数回の投与ができます。
上記の理由から、PRP療法はコストパフォーマンスの高い美容治療としても評価されています。
高額な美容治療と比べて気軽に始めやすく、多くの方が施術を受けています。

PRP療法にデメリットはある?

PRP療法にデメリットはある?
多くのメリットが期待できるPRP療法。
さらには、デメリットが少ない点でも注目されています。
ここでは、一般的な美容治療との比較をご紹介します。

PRP療法は自分の血液を使うから安全性が高い

お肌に薬剤や美容成分を注入する従来の美容治療には、異物を体内に取り込むことによるリスクがともないます。
一方で、PRP療法で注入するのはご自身の血液から作られた注入液です。
自分の血液から必要な成分を抽出して作られたPRPは、美容治療以外の医療分野でも用いられ、安全性の高さが評価されています。

不自然なふくらみやしこりが残らない

アンチエイジング目的でお肌に薬剤や美容成分を注入する治療方法では、アンバランスな施術により、お肌に不自然なふくらみやしこりが残る場合があります。
その点、PRP療法は注入した血小板が自己治癒力でお肌を再生させるため、自然な仕上がりが特徴です。
ナチュラルで若々しい印象を作りたい方に適しています。

ダウンタイムは1週間ほど

治療後のダウンタイムが長いと、日常生活に支障が出るおそれがあります。
特に、顔周りの美容治療の場合には、治療後に目立ちやすい腫れや内出血などがあると、外出しにくくなるでしょう。
PRP療法は、施術当日からメイクができ、ダウンタイムは長くて1週間ほど。
短期間で回復し、安心して外出していただけます。

自己多血小板血漿(PRP)注入療法についてまとめ

自己多血小板血漿(PRP)注入療法についてまとめ
自己多血小板血漿(PRP)注入療法は、ご自身の血液から作成した注入液を使用して、お肌の組織の修復を促す美容治療です。
血小板に含まれる成長因子が、細胞の再生をサポートし、アンチエイジングや美肌などの効果が期待されています。

PRP療法は、自分の血液を注入するため、副作用のリスクが少なく安全性が高いのが特徴です。
また、治療後は腫れや内出血になりにくく、ダウンタイムが短期間で済みます。
治療は日帰りで可能であり、当日からメイクをしていただけます。

安全性の高さや、コストパフォーマンスの高さ、ナチュラルな仕上がりがPRP療法の主な特徴です。
PRP療法に興味をお持ちの方や、治療について詳しく知りたい方は、東京都銀座の「銀座禅クリニック」までお気軽にお問い合わせください。