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ヒアルロン酸注射の注入の失敗例5つ|打ち続けるリスクとは

公開日:2019/12/05 更新日:2019/12/31

美容整形を受けて顔にメスを入れることには抵抗があっても、注入系のアンチエイジング施術なら受けてみたいと思っている方は多いのではないでしょうか?

俳優・女優やタレントの多くは、若さや美貌を保つためにこのような施術を受けているのではと、まことしやかに言われているのも気になるかもしれません。

ですが、万が一失敗してしまったらと考えると、部位が顔だけに、なかなか決心がつかないものです。今回はヒアルロン酸注射を顔に注入した場合の失敗例や、打ち過ぎによるリスクを検証します。

ヒアルロン酸注射を顔に注入した際の失敗例

ヒアルロン酸注射を顔に注入した際の失敗例
ヒアルロン酸注射による失敗の代表的な症状・副作用としては、以下が挙げられます。

・内出血をする
⇒内出血は厳密には失敗ではありません。毛細血管が多い箇所や皮膚の薄い部位では珍しくない現象です。通常1~2週間以内に血液が吸収され治まります。

・むくみ・腫れ
⇒注入の刺激で、むくみや腫れを感じることがありますが、ほとんどの場合数日で解消します。

・違和感・痛み
⇒注入箇所によっては、注入直後に軽い痛みや違和感を覚えるケースがあります。打撲のような症状なので、数日で治るでしょう。

・チンダル現象
⇒皮膚の薄い箇所に注入するとヒアルロン酸が青っぽく透けて見えることがあります。部位に合わせて適切なヒアルロン酸製剤を選択するか、技術レベルの高い医師に施術してもらうことで、未然に防ぐことができます。

目の下へのヒアルロン酸注射失敗例

注入部位が凹凸でボコボコしてしまうような症例は、ほんの数年前まではよく見られましたが、現在では少なくなっています。

注入部位が一時的に固くなることはよくあり、これは時間経過で解決することが多いようです。

一方、皮膚の表面近くに硬めのヒアルロン酸を注入して皮膚がボコボコしている場合がありますが、これはヒアルロン酸溶解注射で溶かすことができます。

一時期、涙袋を大きく作りすぎてしまうケースが多発しましたが、あまり涙袋を大きくしすぎるとあきらかに不自然です。少しずつ慎重に注入することが大切。

こちらもヒアルロン酸溶解注射で溶かすことができます。

ヒアルロン酸はもともと人間の体内に存在する成分なので、いずれ吸収されてなくなるので危険性は低いのですが、長期間効果を持続させるためヒアルロン酸に余計な成分を混ぜ込んだ薬剤を使用しているクリニックも存在するようです。

また、前に入れたヒアルロン酸と違う成分の製剤を使うと、凸凹になりやすいという声も出ています。涙袋の形成のために複数回ヒアルロン酸を注入し、皮膚がダルダルになったケースもあるようです。

鼻へのヒアルロン酸注射失敗例

鼻筋を通すために鼻の付け根にヒアルロン酸を注入したところ、ヒアルロン酸の量が多すぎる、もしくは製剤のセレクトミスなどの理由から、鼻が腫れあがることがあります。

鼻へのヒアルロン酸注入はメスを使わないので幅広い世代に人気のようですが、上記の事例のように間違えると大変なことになってしまいます。

ヒアルロン酸を溶解する薬剤を注射して元に戻すことはできますが、元に戻るまでの精神的ダメージは相当なものでしょう。外出もできなくなった方もいるようです。

ヒアルロン酸には柔らかいものから硬いものまで、さまざまなタイプのものがあります。

一点、柔らかい種類のヒアルロン酸で鼻を高くしようとしている方は、注意が必要です。柔らかい種類のヒアルロン酸を使用すると、鼻の皮膚の力に負けて、ヒアルロン酸のほうがつぶれてしまうケースがあるからです。

有名人が鼻にヒアルロン酸を過剰に注入し、注入箇所が異様に盛り上がり、不自然になってしまう事例は、ネット上でよく話題になります。

また、鼻先は皮脂腺や血管が多く存在し、感染を起こしやすい場所です。そのため、鼻先への施術自体を行わない美容整形クリニックもあるようです。

鼻へのヒアルロン酸注入は顔全体のバランスを考え、適度な量を注入することが失敗しないポイントでしょう。

唇へのヒアルロン酸注射失敗例

唇は皮膚が薄く、とても繊細な部分です。皮下の浅い位置にヒアルロン酸注入を行うと、ヒアルロン酸が青白く透けて見えてしまうことがあります。この失敗を防ぐには、深い位置のみに注入するしかありません。

唇のヒアルロン酸注入後、腫れぼったい感じが続く失敗もあります。ヒアルロン酸の入れ過ぎによって、注入箇所が腫れぼったくなってしまうのです。

また、ヒアルロン酸が血管を塞いで血栓を形成し、唇の皮膚が壊死してしまうこともあります。ヒアルロン酸を間違って血管に注入したり、注入後のヒアルロン酸が血管を圧迫したりすることで起こる現象です。

唇に注入されるヒアルロン酸の量は、約1cc程度です。微量のため、他の部位よりもしこりができるケースは多くありませんが、人工物である以上、拒否反応は存在します。

唇への少量の注入であっても、しこりが絶対に起こらないとは限りません。ヒアルロン酸注入の繰り返しは、しこり発生のリスクを高めるとも言われていますので、注意が必要です。

額へのヒアルロン酸注射失敗例

額はヒアルロン酸注入が失敗しやすい箇所と言われています。額はすぐ下が骨なので、皮膚が薄い人の場合、注入すると凸凹になることが多いのです。他にも、仕上がりに左右差が生じる可能性があります。

そもそも、人間の顔は必ず左右非対称にできていて、額ももちろん非対称です。そのため、左右対称にヒアルロン酸注射を行っても、元の土台の額が非対称であるため、必ず非対称が生じてしまいます。

また、ヒアルロン酸注射は、あくまで生身の人間を扱う行為ですから、コンピューターでデジタルな絵を描くように、完璧な左右対称に仕上げることは物理的に不可能です。

額の構造は、人によって千差万別。頭蓋骨の骨格・顔の筋肉のつき具合・脂肪のつき具合・皮膚の厚み・髪の生え方・生え際の形や状態など、多くの要素で構成されており、複雑な個人差があります。

ベースの土台が違うのに、表面的に同じような額をヒアルロン酸注射で作っても、他人と全く同じような額を作ることはできないでしょう。

頰へのヒアルロン酸注射失敗例

近年、非常によく見られる失敗例です。たるみ治療やリフトアップ効果のため、頬骨上にヒアルロン酸を注入するのですが、ヒアルロン酸の注入量が多いと頬骨の出っ張りが過剰に目立ち、露骨に「ヒアルロン酸を入れた顔」になってしまいます。

欧米では頬骨上へのヒアルロン酸注入は控え気味の傾向になってきていますが、日本ではまだまだ頬骨上への過剰な注入が珍しくありません。

テレビで見かける芸能人の顔の違和感も、頰に覚えることが多いかもしれません。頬がパンパンになっているケースや、頰がお椀のように人工的に盛り上がっているケースなど、まだまだたくさん見かけます。

ヒアルロン酸を打ち続けると

ヒアルロン酸を打ち続けると
品質に問題のあるヒアルロン酸製剤を使用したり、注入のやり方に問題があったり、注入量が多すぎたりすれば、周囲が違和感を覚える顔になってしまうことが多々あります。

第三者が奇妙に感じるほど顔がパンパンに膨れあがっている人は、ヒアルロン酸を何回も注入し、美的感覚自体が麻痺していることが多いようです。

低い鼻がコンプレックスの人が鼻をヒアルロン酸注射で高くすると、高くなった鼻に喜びを感じます。しばらくすると、高くなった鼻に慣れてしまい、もっと高くしたいと思い始めます。

そのような場合、再びヒアルロン酸を注入し、さらに鼻を高くします。繰り返していると、眉間から鼻にかけてのラインがヒアルロン酸でパンパンに膨れあがり、不自然な鼻ができています。

とても不自然なのですが、当の本人は、あまり不自然さを感じていません。

感覚が麻痺して施術がどんどんエスカレートし、不自然さばかりが増す現象は、精神的な問題であり、ストップさせることが難しいようです。

ヒアルロン酸注射が馴染むまでの期間

ヒアルロン酸注射が馴染むまでの期間
ヒアルロン酸注入後の経過は個人差があります。通常1週間~2週間ほどで馴染んできます。ただし、中には1ヶ月程度の期間を要する方もいるようです。

この期間を過ぎても前述の「ヒアルロン酸注射を顔に注入した際の失敗例」で紹介したような「内出血」、「むくみ・腫れ」、「違和感・痛み」、「チンダル現象」などの症状がある場合、再受診・再施術を検討したほうが良いでしょう。

ちなみに、注入部位が馴染むまで数日から1週間程度、異物感やツッパリ感を覚える場合があるかもしれません。

注入部位に内出血が起こることもありますが、2週間以内に血液が吸収されて消失します。

また、施術の直後は、注射箇所へのメイクは避ける必要があります。注入後2~3時間程度でメイクは可能です。

注入後はヒアルロン酸注入部を強くこすってはいけません。施術箇所がある顔へのフェイスマッサージやフェイシャルエステは、1週間程度控えてください。

ヒアルロン酸注射の値段目安

ヒアルロン酸注射の値段目安
ヒアルロン酸注射の値段目安について、部位別に確認しておきましょう。ただし、これはあくまでも一つの目安で、クリニックの知名度や立地、担当医によって相場は違ってきます。

<ヒアルロン酸注射の値段目安>
涙袋・・・・・・約21,600円
ほうれい線・・・約48,600円
鼻筋・・・・・・約27,000円
唇・・・・・・・約48,600円
額・・・・・・・約48,600円

ヒアルロン酸注入はメスを使わない美容施術。メスを使った美容整形には抵抗があっても、注入施術なら検討してみたい方は多いでしょう。

ただし、メスを使わないから安全ということでもなく、内出血やむくみ・腫れ、違和感・痛み、チンダル現象が起きる可能性があります。

また、感覚が麻痺して施術がどんどんエスカレートし、周囲は違和感を覚えているのに本人の施術への欲望は益々大きくなり、顔に不自然さばかりが増していくという問題も発生します。

施術によって発生する物理的・精神的両面でのリスクをしっかり理解したうえで、受けるか否かを決めるのがおすすめです。

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