永久脱毛の施術期間は?完了までの回数やおすすめの理由を大公開!

抗加齢学会専門医/麻酔科認定医
コッツフォード良枝:監修

公開日:2021/03/15 更新日:2020/11/27

永久脱毛に興味を持っている人にとってどのくらいの期間で施術を完了できるのかは気になるところでしょう。
永久脱毛とはそもそもどういうものなのかという点から疑問に思っている人もいるかもしれません。
この記事では永久脱毛に必要な施術回数や一般的な期間を取り上げながら、永久脱毛に関する基本知識を詳しく紹介します。

永久脱毛とは

永久脱毛とは
永久脱毛をするにはどのくらいの期間が必要なのかを解説する前に、まずは永久脱毛とはどんな脱毛なのかをわかりやすく説明しておきます。
永久脱毛という文字から単純にイメージしてしまうと実は想定していたのとは違ったと気づいて後悔してしまうこともないわけではありません。
どんな施術方法が適用されているのかも知っておきたい人も多いでしょう。
ここでは永久脱毛とは何かをクリニックの立場から解説するので、正しい知識を付けた上でもっと詳しい内容を理解していきましょう。

永久脱毛ってなに?

永久脱毛は字義通りに考えると、施術を受けて完了したら永久に毛が生えてこなくなると解釈できるでしょう。
しかし、実際には二度と毛が生えなくなる施術という意味ではありません。
本当に長期にわたって毛が生えなくなる人もたくさんいるのは確かですが、永久脱毛を終えて年月が経つとやはり毛が生えてきてしまいます。
実は医療として脱毛が行われるようになったことを受けて、永久脱毛の定義が明確になされました。
日本では政府や関連当局が定義を発表しているわけではありませんが、アメリカでは米国電気脱毛協会や食品医薬品局で永久脱毛を定義して公開しています。

アメリカでの公的な定義では最後に脱毛の施術を受けてから一ヶ月後において毛の再生率が20%以下になっている状態、3回の脱毛の施術を下後に6ヶ月経過しても67%(3分の2)以上の毛が減少した状態を永久脱毛としています。
見方を変えると、施術を終えてから5人に4人以上は毛が生えてこないですべすべの肌のままにできたら永久脱毛と見なされます。
この解釈の場合には何度の施術をしても構いませんが、3回の施術に限定した場合には6ヶ月後になって施術前と比較すると3分の1未満しか毛が無くなっているなら永久脱毛です。
ずっと完全に毛が生えないわけではありませんが、自己処理がほとんどいらなくなるほど効果が高い方法なので永久脱毛には大きな魅力があります。

施術方法について

クリニックでの永久脱毛の施術方法にはニードル脱毛、レーザー脱毛の二種類があり、現在ではレーザー脱毛を行うのが主流になっています。
ニードル脱毛は針を使って施術をするのが特徴で、毛穴を一つずつ丁寧にニードルで刺激していき、毛根にダメージを与えることで毛を生えなくするやり方です。
ニードル脱毛では縫い針のようなただの針を使うのではなく、電気針を使用して電気刺激により細胞を破壊することができます。
毛根にある毛乳頭などを1つ1つ丁寧に破壊していくことで細胞が再生されるまでは毛が生えなくなるというのが基本原理です。
一つずつ毛穴を刺激していくので確実性が高いことがメリットとして知られています。

レーザー脱毛は高出力のレーザーを照射することによって毛母細胞などの毛が生える原因になる細胞を破壊するのが特徴です。
毛を構成している細胞には色素が含まれていて、レーザーを照射するとエネルギーを吸収します。
そのエネルギーが溜まり過ぎると細胞が耐えられなくなってしまって破壊されるというのが基本的な仕組みです。
ニードル脱毛と同様に細胞を破壊して毛をなくす方法ですが、レーザーの場合には広い範囲に照射することができるので一つずつ丁寧にダメージを与えていく必要がありません。
短時間で多くの毛に対してアプローチすることができるのがメリットです。

ニードル脱毛にもレーザー脱毛にもメリットもデメリットもあります。
どんな形で永久脱毛をしたいか、どのような体質を持っているかに応じてやり方を選ぶ必要があるので永久脱毛をするときには二種類の施術方法を選べることを念頭に置いておきましょう。

脱毛の施術期間&回数について

脱毛の施術期間&回数について
永久脱毛の基本を理解できたところで実際に施術を受けるとどのくらいの期間や回数が必要なのかを確認していきましょう。
一般的にどの程度の期間になるか、どのくらいの回数で効果を感じられるかを紹介します。

施術期間はどのくらい?

私たちのようなクリニックで実施している永久脱毛にかかる期間は一般的には1年半~2年程度です。
医療機関以外でもエステサロンなどで脱毛のサービスをしていることがよくありますが、エステサロンで行われている光脱毛では2年~4年くらいかかることが知られています。
施術の頻度は2ヶ月~3ヶ月に1回というのが標準的で、頻繁に施術を受けてもあまり効果が上がることはありません。
たくさん施術を受ければ早く脱毛できるのではないかと考えるかもしれませんが、医療脱毛で主流になっているレーザー脱毛では効果があるかどうかが毛周期による影響を受けることが知られていて、頻度が高ければ良いというわけではないことが判明しています。

毛が成長するときには毛周期と呼ばれるサイクルに従うことが知られていて、旧式から成長期に移り、成長期から退行期に進んでまた休止期に戻ります。
この中でレーザー脱毛が有効なのは毛母細胞が活発に分裂している成長期だけで、休止期や退行期にはあまり効果がありません。
最初の施術のときには成長期にあるところが刺激を受けますが、休止期や退行期の場合にはダメージをあまり受けません。
毛周期が進んで休止期や退行期にあった部分が成長期に入ったときに次の照射をするのが効率的でしょう。
このような考え方で施術スケジュールが組まれているので長い期間が必要になります。
しかし、光脱毛の半分ほどの期間で永久脱毛ができるため、医療脱毛はコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。

効果を実感できる施術回数は?

医療脱毛の効果を実感することができる期間は個人差があるものの、およそ3~4回で効果がはっきりと感じられるようになります。
ムダ毛処理の負担がなくなってきたり、肌を触ったときにすべすべとしているのがわかったりするのに期間的には半年から一年かかると考えると良いでしょう。
最終的に永久脱毛が完了するまでにかかるのは5~8回です。
これも体質や生活習慣などによる個人差の影響を受けるので一概に言うことはできませんが、永久脱毛にかかる回数は光脱毛にするのに比べると少なくて済みます。

一般的には光脱毛では12~18回の施術によって効果が実感されるようになります。
半分以下の回数で済ませられるので通う回数も少なくて済み、全体的に脱毛にかかる負担が軽減されるでしょう。
特に通う回数が少なくて済むのは忙しい生活をしている人にとって大きなメリットになります。
レーザー脱毛が広まったお陰で一回あたりにかかる施術時間も短くなっているので、医療脱毛の魅力は大きくなっているのが現状です。

永久脱毛のメリット・デメリット

永久脱毛のメリット・デメリット
永久脱毛を受けるのにはメリットも多いのは確かですがデメリットもあるのは確かです。
ここではクリニックの立場から正しい判断をして施術を受けてもらえるように、メリットとデメリットを詳しく説明します。
客観的な視点で解説するので本当に永久脱毛を受けるべきかどうかを考えてみて下さい。

メリット

クリニックでの永久脱毛のメリットはともかく効果が高いことです。
レーザーによる脱毛は医療施設で資格を持っている人にしかできないもので、資格を持っていないサロンなどで行っている光脱毛に比べて一回の施術効果が大きくなっています。
結果として施術の回数も少なくて済み、永久脱毛が完了するまでにかかる期間も短くなっています。
どうせならできるだけ短い期間で永久脱毛を達成してすべすべの肌を手に入れたいと思うでしょう。
その期待に応えられるのが医療脱毛で、コストパフォーマンスが高いのがメリットです。

また、医療脱毛は医療機関で行えるのもメリットで、脱毛に関わる不安を払拭しやすいのが特徴です。
肌に関して専門家としての知識を持っている医師が、高度な機器を利用して肌の状態を確認してから脱毛のやり方を検討する仕組みになっています。
そのため、脱毛をするときにはしばしばトラブルがありますが、リスクを最小限に留めることが可能です。
また、万が一肌のトラブルが起こってしまったとしても医師なら医薬品を処方することができます。
治療効果が高い医薬品を使えるのでトラブルが起こったときにも速やかに改善することができるでしょう。

デメリット

永久脱毛をするデメリットとしてまず挙げられるのが一回の施術にかかる費用が高いことです。
医療脱毛は高度な技術を必要とすることに加え、安全に行えるようにするための検査もしばしば実施します。
その費用を少ない回数で割って負担しなければならないことから一回あたりで見ると費用が高くなりがちです。
ただ、トータルでかかる費用は少なくて済む傾向があるということは念頭に置いておきましょう。

医療脱毛は効果が高いのがデメリットと背中合わせになっています。
毛母細胞などを効率的に破壊できるギリギリの強さのレーザー照射をするので肌に対する刺激も強めです。
効果が強い代わりに痛みを感じてしまうことも少なくはありません。
また、やけどのような症状が出るなどの肌のトラブルが発生するリスクもあるのは確かです。
麻酔によって痛みを抑えたり、医薬品によって治療できたりするのは確かですが負担になる部分なので注意しましょう。
効果が大きいために施術を完了してしまうと毛を元に戻せないのもデメリットになるかもしれません。
一時的な脱毛をしたいときには率直に相談し、施術の仕方を慎重に検討してもらいましょう。

施術前の注意事項

施術前の注意事項
永久脱毛を受けようと考えたときには事前に理解しておきたい注意事項があります。
施術前には医師として詳しく説明をしていますが、事前にどんな注意点があるのかを確認しておきましょう。

こんな人は注意

レーザー脱毛による永久脱毛をしたいとクリニックに申し出ても断られてしまうこともあるので注意しましょう。
医療機関として安全に施術を行える状況ではないと判断されたときには丁重にお断りをしています。
どんな人が断られてしまう可能性があるのかを理解しておきましょう。
まず日光過敏症のようなアレルギー体質がある人の場合にはレーザー照射によって過敏症が発症してしまうリスクがあるので施術を行えません。
また、皮膚の病気を患っている場合にも疾患の種類によっては病状を悪化させたり、治療を妨げたりする可能性があるので脱毛をすることができません。

妊娠中の人も胎児に対する安全性について十分な検証が行われていないことからリスクを取らずに出産後にするように勧めています。
Vライン・Iライン・Oラインの脱毛をするときには整理中の場合には悪影響がある可能性があるので脱毛を先延ばしにするのが基本です。
不安があるときにはカウンセリングのときに話をして、本当に施術を受けて大丈夫なのかを確認しておきましょう。
施術を開始した後も体調が良くないときなどには相談してみて、施術を延期するべきかどうかの判断を仰ぐようにすると安心して施術を続けられます。

気をつけるべきポイント

施術を受けることを決めて申し込んだ後も気を付けておくべきポイントもあります。
まず、施術を受ける直前にはやってはならないことがあるので覚えておきましょう。
施術をする部分に毛が生えていると効果が薄いので毛を剃ってから来てもらうことになりますが、毛抜きやワックスを使って自己処理をしてはなりません。
また、制汗剤や日焼け止めを使うのも効果に影響がある可能性があるので使用を控えましょう。
薬の投薬についても原則として厳禁です。
もし薬を使用した場合には申し出て施術できるかどうかを判断してもらいましょう。

施術の直前だけでなく施術後も含めて当日にはやってはいけないこともあります。
過度の飲酒や長時間の入浴は刺激が大きいので避けましょう。
施術を受けた後は特に敏感になっているので、運動などの汗をかく行為も避ける必要があります。
また、メイクやクレンジングなども当日はやめておくのが安全策です。
肌の刺激になる可能性があることは避けるのが原則と考えましょう。

永久脱毛でツルツルのお肌を手に入れよう!

永久脱毛でツルツルのお肌を手に入れよう!
永久脱毛は美しい肌を手に入れる方法としてコストパフォーマンスが高いことが知られています。
医療脱毛なら少ない回数の施術で済むので短期間で達成できますが、デメリットもあるのは確かです。
永久脱毛を申し込みたいと思ったときには正しい知識に基づいて判断するのが大切です。
不明な点はカウンセリングで相談することもできるので、疑問があるときにはまずカウンセリングを申し込んでみましょう。