銀座の美容皮膚科・美容クリニック選びで失敗しないための5ポイント!

抗加齢学会専門医/麻酔科認定医
コッツフォード良枝:監修

公開日:2019/06/15 更新日:2020/08/13

美容クリニックと一言にいっても、そこには大手から中堅・中小まで、さまざまな規模やサービスを行う施設が乱立しています。
しかし、美容医療は保険適用外であるため、価格は決して安いものではなく、さらに副作用に対する不安などもあることから、クリニック選びは慎重にならなければなりません。
今回はそうした自身の身体を任せるに足る、理想の美容皮膚科・美容クリニック選びで失敗しないための5ポイント!について解説していきます。

美容クリニックはピンからキリまで!選び方は非常に重要

美容クリニックはピンからキリまで!選び方は非常に重要
美容クリニックとは、美容医療を専門に扱うクリニックのこと。
美容医療とは、一般的な医療のイメージである病気や怪我の治療を行うためではなく、自分の理想とする見た目を手にするためのものです。
そのため、医療保険の適用がされず、受診するためにはそれ相応の予算と覚悟が必要になってくるでしょう。

しかし、一般的な病院ですら「やぶ医者」などという言葉があるように、美容クリニックにも良い悪い、合う合わないというものは確実に存在します。
そうした中で、美容医療で有名なボトックス注射は強力な毒性を持った菌を原料に使っていたり、施術の内容によってはメスを用いた皮膚切開なども行っていくわけですから、決して気軽な気持ちでのぞんではいけません。

場合によっては、美しくなるために診療を受けたにも関わらず、思い通りの結果が得られないこともあるかもしれないのです。
だからこそ、どの美容クリニックを選ぶのか、どの美容クリニックが自分に合っているのかを事前にしっかり確認しておくことが必要不可欠。

大手だから良い、小さい美容クリニックだから悪い、といった単純な指標はありません。
ここで紹介するポイントをしっかり押さえ、自分自身の目や足でしっかりと情報を集めていくようにしてください。

美容クリニックと美容エステは別物

美容クリニックと美容エステは別物
美容クリニックを探す際、必ずと言っていいほど出会うのが美容エステという業態です。
それぞれ美しくなることを目的とする部分で同じもののように思われることも多いのですが、それぞれ全く違うものであるということを知っておいてください。

美容クリニックとは、先ほども解説したように美容医療を行う「医療機関」です。
ですから、施術を行うのも医師免許を持った医師や看護師となります。
対して美容エステの場合は、施術者に専門的な資格は必要ありません。
そのため、同じ美容に特化した施設であることに間違いはありませんが、医師がいない美容エステでは、手術はもちろん、高出力のレーザーなどの医療機器を扱うことができないのです。

また施術の中で使用する薬剤についても、医療行為ができない美容エステでは成分濃度や取り扱える薬剤などに制限が掛かってしまいます。
美容クリニックの場合はそれらの制限がなく、医療機器や成分濃度の濃い薬剤を使用できるため、エステに比べて効果性が高くなるケースが多いのが特徴と言えるでしょう。

しかし一方で、身体に掛かる負担や副作用といったリスクも同時に高まるということでもあるため、必ずしも美容クリニックの方が優れているというわけではありません。
また金額面でも高額になりやすくなります。

非常に大雑把な分け方にはなってしまいますが、「効果」を期待するならば美容クリニック、効果としては控えめながら、副作用等のリスクが極めて少なく、施設内の雰囲気も含めたリラクゼーション機能が高いものを美容エステと認識しておくと良いでしょう。
ですから、同じ美容を目的にしていたとして、自分がどうなりたいかに合わせてしっかりと選ばなければ、期待通りの効果を得ることはできません。

より良い美容クリニックの選び方

より良い美容クリニックの選び方
それではここからは、対象を美容クリニックに絞りながら、より良い施設かどうかを見抜くためのポイントについて解説していきましょう。
インターネットなどで調べるのはもちろんですが、不明な部分については事前に電話で問い合わせをしたり、カウンセリングの際に直接聞いてみるのも良いでしょう。

信頼できる薬品を使用しているか

先ほども少し解説しましたが、美容クリニックは医療機関であるため、扱える薬品の幅が多く、中には使用法を誤ると危険な副作用を起こしてしまうものも含まれています。
だからこそ、そうした薬品類がちゃんと信頼のおけるものを使っているかどうかは必ずチェックした方が良いでしょう。

シワ取りなどで有名なボトックス注射であれば、アラガン社製の薬品を使っているところがおすすめです。
アラガン社のボトックスは、本国アメリカではFDA(米国食品医薬品局)という日本の厚生労働省にあたる機関からの認可を受け、また日本においても厚生労働省によって製造販売が承認された唯一の薬品です。
その分価格も高価なものではあるのですが、量より質を重視するという部分で、この薬品を使っている美容クリニックは一定の信頼を持っても良いと言えるでしょう。
場合によっては、低価格というストロングポイントを作りたいという理由で、効果が低かったり、安全性に問題がある薬品を使っているところもないわけではありません。

美容クリニック側でも、これらの情報は積極的にアピールしたい内容ですから、ホームページなどを見れば基本的にはその旨が記載されているケースが多いです。
逆にそういったことを謳っていない美容クリニックを見つけた場合は、少し怪しいと思っても良いかもしれません。

医師の経験は豊富か

美容クリニックを選ぶ際は、担当する医師の経験にも目を向けなければなりません。
美容クリニックを経営する際に必要なのは医師免許です。
これがどういう意味かというと、医師免許さえ持っていれば、誰でも美容クリニックを経営できてしまうということでもあるのです。
つまり、昨日まで内科や眼科の医師だった人が、今日から美容のための手術や注射をしても、法律的には全く問題がないということ。

しかし、美容医療はこれまでも解説した通り、危険性の高い薬品を使ったり、際どい場所にメスを入れるケースも往々にしてあり、決して簡単な施術とは言えません。
だからこそ、美容医療の分野でしっかりと経験を積んだ医師がいるかどうかは非常に重要なポイントとなるのです。

また美容医療というのは、非常に細かい作業や美的センスを必要とする、ある意味でアーティスティックな施術をしなければなりません。
自分と同じ美的感覚を持っている医師なのか、そしてまたそれらを実現するだけの技術も持ち合わせているのか、それらはそのまま術後の結果にも反映されるため、特に注意をして確認するようにした方が良いでしょう。

まずはホームページなどで気になる担当医の実績を確認しつつ、手術症例や経歴、肩書きや考え方なども含めて総合的に判断し、それでも不安がある場合は直接医師と話をしてみてから決めるようにしてください。

カウンセリングに時間を掛けてくれるか

先ほども解説した通り、美容医療は非常に細かい作業を必要とし、高い技術力が求められる施術です。
そのため、どんな風に施術をしていきたいのか、そして、術後はどのような姿を求めているのか、じっくりと話し合った上で決めていかなければなりません同じ二重手術をすると言っても、その完成イメージが必ずしも自分と医師とで合致しているとは限らないのです。

美容クリニックによっては、客の回転を重視し、カウンセリングもそこそこに、すぐに施術に入ろうとするところもあります。
もちろんそれで成功すれば何の文句もないのですが、もし万が一自分の希望している形と違っていた場合は泣くに泣けません。
場合によっては元に戻すためにさらに費用が掛かったり、肉体的な負担を強いてしまうこともあるでしょう。

あなたにとっての美容医療の重さと、医師にとっての美容医療の重さ、これを可能な限り一致させてくれる美容クリニックを選ぶようにすると良いですね。

カウンセラーと担当医は同じか

大手美容クリニックなどに多いのですが、カウンセラーと担当医が別の人物であるところも注意が必要です。
先ほども解説した通り、美容医療は非常に繊細なものですから、いくらカウンセラーに自分の希望を伝えても、それが上手く担当医に伝わっていなければ意味がありません。
可能な限り、カウンセリングをした人がそのまま施術まで行ってくれる美容クリニックを選んだ方が良いでしょう。

またカウンセラーと担当医が別の場合にたまにあるのですが、カウンセラー側に売上目標などの経営的ノルマが課されており、医師の考えとは関係なく、さまざまなプランを無理矢理提案し、本来やりたくない、やらなくて良いような施術まで申し込んでしまうことがあります。
医師はカウンセラーから聞いた申込内容に基づいて施術を行いますから、その必要性や妥当性などに意識を向ける余裕はありません。
そうすると想定以上の費用が掛かってしまったり、当初の希望と実際の結果が異なってしまう原因にもなりますので注意してください。

加えて、もし万が一副作用が強く出てしまったり、施術の結果が芳しくなかった際など、カウンセリングからじっくりと話をして施術をしてくれた医師であれば、それだけ自分の気持ちを理解してもらいやすく、その後の治療についてもより具体的な話ができるはずです。
そういった観点からも、医師とはしっかりとした信頼関係を築いておいた方が良いのです。

料金は適正か

高すぎる診療料金はもちろんですが、逆に安すぎるところも注意した方が良いでしょう。
安全性の低い安い薬品などを使っている可能性ももちろんですし、もしも副作用などが出てしまった際、それを治すのは別料金。
といった形で最終的に掛かる料金を高くしようとするところもないわけではありません。

電車やネットの広告では、往々にして最も値段の安い施術をアピールし、多くの人の興味関心を引こうとするものです。
しかし、いざカウンセリングに行ってみると、効果を出したいのであれば高いプランでないといけないと言われ、結局はその金額で施術をしてもらえなかったり、仮に安いプランで施術してもらったとしても、効果が低く、それを安いプランのせいだからと言い訳に使われてしまうこともあるかもしれません。

ここまでいくとほとんど悪徳業者ですが、こういったものに引っかからないためにも、金額と施術内容に関しては細かく調べ、医師にも直接問い合わせるようにしてください。

大手格安クリニックは信用できる?

大手格安クリニックは信用できる?
テレビCMや電車内の広告など、日常生活でも良く見る大手美容クリニック。
どこも非常に低価格な施術を宣伝していますが、これらは信用できる情報なのか。
安かろう悪かろうではないのか。
ここからはその裏側について解説していきましょう。

金額の安さにはちゃんとした理由がある

大手美容クリニックの場合、低価格で施術ができるのにはちゃんとした理由が二つあります。
一つがボリュームディスカウント。
前述のボトックスなど、薬品を輸入する際は少量よりも大量にまとめて仕入れた方が価格を抑えることができます。

二つ目が来院数。
たくさんの人が来院すれば、それだけ一人ひとりの客単価も低く抑えることができます。
大手美容クリニックが格安でサービスを提供していけるのにはそういった背景があるからであり、安いから信用できないと思う必要はないでしょう。

医師数が多い=新人に当たる可能性も

ただし、来院数が多いということはそれだけ施術が流れ作業になる可能性も高くなり、また医師の数もたくさん必要になりますから、新人や経験の浅い医師が担当になってしまうこともあるでしょう。
大手美容クリニックの場合は往々にしてカウンセラーと担当医は別になっていますから、信用に足る医師に施術してもらえるかどうかは、施術当日にならないとわかりません。
これは大手ならではのデメリットとも言えます。

大手クリニックより手厚いサービスなら中小がオススメ

それでも、大手になれるということは、それだけたくさんの実績を残してきたからこそであり、同時に多くの人に現在も選ばれているという証明でもあります。
多くの人が来ればそれだけマイナスな評価の数も増えるはずですが、それでも経営ができているということは、プラスの評価の方が圧倒的に多いからと言えるでしょう。
細かなサービスや入念なカウンセリングなどはあまり期待できませんが、総合力は高く保たれていますので、一定の信頼を持つことは可能です。

しかし、細かなサービスや入念なカウンセリングこそを注力して欲しい、という人は、中・小クラスの美容クリニックの中から、自分に合った医師を探した方が良いですね。

自分の身体のことだからこそ、美容クリニック探しは真剣に

自分の身体のことだからこそ、美容クリニック探しは真剣に
美容医療は自分の理想とする美しさを追うことで、見た目はもちろん、精神的な満足も得られるものです。
だからこそ、絶対に成功をさせなければなりません。
保険適用外の診療ですから、料金も高額になりがちですし、いかに事前の情報収集をしっかりできているかで、得られる満足度も大きく変わることでしょう。
今回紹介したようなポイントを参考に、ぜひ自分にあった美容クリニックを見つけてください。