薄毛予防

つむじハゲの基準ってあるの?判断基準と髪質などの特徴を解説

監修者 阿部有寛(院長)

 
鏡でつむじを見て範囲が広いと感じたとき「つむじの薄毛ってどこからが始まり何だろう?」「つむじはげと言われる基準が分からない」と悩んだことはありませんか?

健康なつむじは頭皮の色が青白く、頭皮が見える範囲が中心部のみです。
しかし、薄毛のつむじは頭皮の色が赤く、頭皮が見える範囲も中心から外側に広がっているのが特徴です。

つむじはげを放置するとAGAを発症してしまう可能性があります。
つむじの薄毛はAGA治療を始めることにより、ハリやコシのある健康な髪の毛を育て、つむじの薄毛悪化を防ぐことができるので、AGA治療クリニックを受診することをおすすめします。

この記事ではつむじはげと言われてしまう基準や毛髪の変化などの特徴をご説明していきます。
是非、最後までご覧ください。
[clink url=”https://www.zenclinic.jp/aga/?p=3834″]

つむじはげを判断するための5つの基準

健康なつむじは頭頂部周辺の毛髪にハリやコシがあり、頭皮が見える箇所が中心部分のみになっています。
つむじの中心部より外側にも頭皮が透けて見えたり、つむじ周辺の毛髪がハリやコシがなく、短い毛髪が多く見られる方はつむじハゲのリスクが高いです。

【図1】つむじの比較と特徴をご覧ください。

【図1】つむじの比較と特徴

健康なつむじの頭皮は青白く、中心の部分のみ見ることができ、毛髪も十分な長さがあります。
一方薄毛が始まっているつむじの頭皮は赤くなっており、周辺の毛髪も健康なつむじと比較すると短い髪の毛が多く見られます。頭皮がみえる範囲も中心から外側に広がってしまっています。

ここからはつむじの薄毛を見分ける基準を4つご紹介していきます。ご自身のつむじの頭皮の色や毛髪の状態、つむじの渦を鏡などで見てみましょう。
 
 

頭頂部の毛髪にハリやコシがない

生活習慣や食生活が乱れると、血行不良が起こり十分な栄養を毛根まで送られなくなります。
栄養不足になると頭皮環境の悪化やヘアサイクルの乱れを引き起こしてしまい、その結果毛髪にハリやコシがなくなります。

髪の毛はタンパク質をメインに構成されているので、肉、魚、大豆製品などのタンパク質を摂取し、ビタミンやミネラルを含む野菜、果物、全粒穀物もバランスよく食べるように心がけることが大切です。
バランスの良い食事や質の良い睡眠、毎日30分程度ジョギングなどの有酸素運動を行い、髪の毛に栄養を届けられるようにしましょう。
 
 

頭頂部の頭皮が透けて見える

洗浄力の強いシャンプーで洗髪をすると、皮脂を必要以上に取り除いてしまうことによりバリア機能が低下します。その結果、頭頂部が乾燥し透けて見えてしまいます。
頭頂部のバリア機能が低下すると、紫外線が角質層にダメージを与え、水分が不足することにより乾燥が悪化してしまいます。
乾燥した頭皮は敏感なので、つむじに刺激を与えないように低刺激のアミノ酸系シャンプーで優しく洗髪してあげましょう。また、お風呂上りは頭皮用ローションを使用し保湿をしてください。
 
 

頭頂部の毛流れがない

健康なつむじは中心部分のみ地肌が見えている状態です。
つむじの渦が薄くなることで、毛流れが不明な場合やつむじの中心部分から外側の毛髪が細く短くなっている方はつむじの薄毛が進行してしまうリスクが高いです。

頭皮環境の悪化により、頭頂部に栄養を届けられず軟毛化を引き起こすことがあります。【図2】軟毛化をご覧ください。

【図2】軟毛化

頭皮環境の悪化はヘアサイクルを乱す原因です。ヘアサイクルが乱れてしまうと、成長期が短くなり毛髪が細く短くなります。
睡眠不足やストレスを溜めると、頭皮環境が悪化しつむじの毛髪のハリやコシがなくなり、毛流れが分かりにくくなることがありますので、6~7時間ほどの睡眠を摂るように心がけることやご自身にあったストレスを解消する方法を見つけましょう。
つむじの中心部分以外に地肌が見えている方は放置してしまうと、AGAを発症する可能性が高くなるのでAGA治療クリニックに相談することをお勧めします。
 
※参考:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版
 
 

つむじが赤色から茶色になっている

個人差がありますが正常なつむじの色は、青白い色またはピンクよりの色になっています。
【図2】つむじの色レベルをご覧ください。

【図2】つむじの色レベル

つむじが赤くなっている場合は紫外線や乾燥が原因で炎症を起こしている可能性があります。
つむじが茶色に近い方は、ストレスや睡眠不足などでヘアサイクルが悪化し、老廃物が溜まり、頭皮が血行不良を起こしている可能性があります。

バランスの良い食事を心がけ、お風呂上りやすきま時間に毎日3分ほど頭皮マッサージをして血行を促進させましょう。
つむじが赤色または茶色の方で頭頂部の抜け毛が酷くなってきたと感じた方は一度皮膚科またはAGA治療クリニックを受診することをお勧めします。
 
 
こちらもあわせてチェック↓↓
[clink url=”https://www.zenclinic.jp/aga/?p=2047″]
 
 
 

つむじはげが悪化する前にAGA治療クリニックを受診しましょう

つむじの範囲や毛髪の状態が良くない方はAGAを発症するリスクが高いです。
AGAは進行性の脱毛症ですので、1度発症してしまうと完治することがない脱毛症といわれており、男性ホルモンの1種であるDHT(ジヒドロテストステロン)が原因といわれています。

DHT(ジヒドロテストステロン)は代表的な男性ホルモンであるテストステロンと頭部に存在する酵素の5αリダクターゼが結合することにより生成されます。
5αリダクターゼの働きによってDHTが過剰に生成されると、毛乳頭細胞(髪の毛の成長をコントロールしている細胞)へ脱毛指令が送られ、ヘアサイクルが乱れてしまい頭頂部の抜け毛を増加させてしまうのです。

早期治療を始めることにより、正常なヘアサイクルを保ち、ハリやコシのある健康な髪の毛を育て、つむじの薄毛悪化を防ぐことができるので、AGA治療クリニックを受診してみましょう。
 
こちらもチェック↓↓
[clink url=”https://www.zenclinic.jp/aga/?p=1010″]
[clink url=”https://www.zenclinic.jp/aga/?p=1207″]
[clink url=”https://www.zenclinic.jp/aga/?p=1818″]
 
 
 

さいごに

つむじハゲの基準に関してお話してきましたがいかがでしたでしょうか?
つむじの薄毛は生活習慣や食生活、睡眠時間、ストレスなどが乱れることにより、悪化するリスクが高くなりますので、生活の見直しをすることをお勧めします。
正しい生活習慣や食生活を送っている方で、つむじの頭皮部分が広い方や周辺の毛髪にハリやコシがない方は一度AGA治療クリニックに相談してみましょう!
 
 
こちらもチェック↓↓
[clink url=”https://www.zenclinic.jp/aga/?p=616″]
[clink url=”https://www.zenclinic.jp/aga/?p=779″]
[clink url=”https://www.zenclinic.jp/aga/?p=2392″]
 
 
 
 

ABOUT ME
阿部有寛
阿部有寛
医師 
2007年山形大学医学部卒業。 一般内科、複数の企業、研究施設の産業医から、大手の美容クリニック、AGA・頭髪クリニックの医師を経て、一般社団法人日本美容医療研究協会ZENクリニック院長に就任。 【資格】医師免許/日本医師会認定産業医 > 医院長紹介ページを見る
Recommend
こんな記事も読まれています!
記事URLをコピーしました