薄毛予防

20代でハゲてしまう人がしている、髪に悪い9つの習慣

監修者 阿部有寛(院長)

 
「仕事で疲れているせいなのか、抜け毛が増えてしまった」
「環境の変化のストレスで、数年前よりも髪のボリュームが少ないように感じる」
といったように、まだ20代にもかかわらずこのままハゲてしまったらどうしようと不安に思われている方は意外にも多いです。

実際に株式会社毛髪クリニックリーブ21が行った調査によると、日本の20代男性の30.4%が「脱毛が進んでいると感じている」という結果が出ており、若い世代でも薄毛で悩む方が多くあという結果が出ています。

本来、生え際のM字ハゲや頭頂部のつむじハゲに多いAGA(男性型脱毛症)は、遺伝や男性ホルモンが原因で薄毛になりますが、それ以外にも髪や頭皮に良くない習慣を続けることで、20代という若さでも抜け毛や薄毛を加速させてしまうこともあります。

この記事では20代でハゲてしまう可能性のある人が行っている、髪の毛に良くない9つの習慣と対策について解説していきます。

抜け毛や薄毛は初期段階のうちに早めに対処することが大切なので、これ以上薄毛にならないようにしたい20代の方は是非参考にしてください!

参考:リーブ21「頭髪悩み度調査」(reve21.co.jp)

食生活が乱れている

「時間がないから朝食はいつも抜いている」「食事を作るのが面倒だからインスタント食品ばかり食べている」という20代の方は多いのではないでしょうか?当たり前のことですが、私たちの体は食べたものでできているので、食生活が乱れていると髪にも悪い影響が出てしまいます。

偏った食事が健康な髪を育てるのに悪影響を与える

元気な髪は、毛根の近くにある毛細血管から必要な栄養素や酸素をもらって育ちますが、偏った食事を続けていると髪に必要な成分が足りなくなって、髪が細くもろくなりボリュームがなくなることや、ヘアサイクルが乱れて抜け毛が増えることがあります。

また、髪の毛はタンパク質で作られているため、バランスの悪い食事でタンパク質が不足することによって、どんどんハリやコシを失い、髪の密度が減ってハゲて見えてしまう可能性が高まります。

栄養不足だけではなく、脂っぽい食事や糖質の高い食事を摂り続けてしまうと、余分に皮脂を分泌し、頭皮環境の悪化などにも繋がります。頭皮環境の悪化は、頭皮の毛穴を塞ぐ原因になってしまったり、十分に髪が育たなくなって抜け毛が増えてしまう可能性が高まります。

バランスの取れた食事を意識する

髪のためには栄養バランスの取れた食事を心掛けましょう。たとえばお昼にラーメンなどの麺類や丼ものばかり食べている方は、定食にしてさまざまな栄養が摂れるようにしたり、サラダや副菜をプラスしたりするとバランスが取りやすくなります。

また髪にはタンパク質・ビタミン類・亜鉛が良いので、意識的に食事で摂れるようにするのも大切です。食事だけだと難しい方は、サプリメントで補うのもおすすめです。

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睡眠不足

20代の方は特に仕事の忙しさや環境の変化があるのと同時に、若い身体のため多少の無理がきいてしまうので睡眠を削ってしまう方が多いです。そんな睡眠も20代で薄毛になってしまう方がしている悪い習慣の1つです。

睡眠不足による血流の悪化で薄毛に

睡眠不足になると呼吸や体温などを調整している自律神経が乱れてしまい、体の緊張状態が続くことで血流が悪くなります。血行不良に陥ると、髪に十分な栄養が届かなくなり、ヘアサイクルも乱れて抜け毛の原因となってしまいます。

また、睡眠時間を確保していても、何度も起きてしまったり疲れが取れなかったりしている場合、質の良い睡眠が取れていない可能性が高いです。

質の良い睡眠を取っていないと、睡眠中に成長ホルモンが分泌されることで、日中に受けた頭皮のダメージが補修され、髪を育てる毛母細胞が活性化しなくなってしまいます。この成長ホルモンを分泌させるために睡眠の質まで考えていきたいです。

毎日6~8時間は睡眠を取ることを意識する

毎日の睡眠は、なるべく6~8時間取れるように意識しましょう。以下の睡眠時間と成長ホルモンの関係の図をご覧ください。

髪の成長に欠かせない成長ホルモンは、入眠してから3時間後にもっとも分泌されるので、この時間の睡眠の質が最も重要なのです。
また睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があり、神経活動が活発になるレム睡眠で起床すると目覚めが良くなるので、睡眠から8時間後に起床すると髪を労わることもできます。

睡眠時間の確保が難しいなら睡眠の質を意識する

今十分な睡眠をとれていないかたが、急に毎日6~7時間の睡眠を取ってくれと言われても簡単にできるものではないでしょう。できるだけ6時間以上の睡眠時間を確保できる方が良いですが、どうしても睡眠時間を確保することが難しい方は、できるだけ「質の良い睡眠」を意識するようにしてください。

質の良い睡眠を取るにはまずこの4つの項目を意識してみましょう。
また、快適な寝具を選択したり寝室の温度設定、静かで暗い空間になっているかなどを見返してみることも大切です。睡眠環境を整えて、髪を育てるための質の良い睡眠が毎日できる空間を作っていきましょう。

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参考:「良い睡眠の概要(案)」

運動不足

「忙しくて運動する時間がない」「面倒だから運動したくない」という方は、20代の方でも意外と多いです。特に社会人になってから生活環境が変わってしまって運動する機会がなくなってしまった方も多いでしょう。

運動不足は健康に悪いだけではなく、ハゲてしまう可能性を高める悪習慣の1つです。

運動不足での血流悪化で髪に栄養が行かなくなる

運動不足になると筋肉量が少なくなって血流が悪くなり、必要な栄養が髪に行かなくなることがあります。筋肉は血液を送り出すポンプのような役割があるので、太ももなどの大きな筋肉を動かすことのできる運動が血の流れに大きな影響を与えます。

それに加え、頭部は心臓から高い位置にあり血液が届きにくい部分にあるため栄養が行き渡りにくいので、運動での血流促進は一定数必要になります。睡眠不足で血流が悪くなるのと同じように、運動不足でも同様に血流が滞ります。

適度な運動を毎日少しずつすることを意識して

毎日20~30分程度のウォーキングやジョギングを行うように心掛けましょう。運動習慣がないとなかなか重い腰が上がらないかもしれませんが、無理をせず少しずつ運動することでストレス発散にも繋がり、体や髪にも良い影響があります。

喫煙

喫煙が体に悪いと思いつつ、喫煙所でのコミュニケーションやストレス発散目的でタバコを吸っている人もいるかもしれませんが、喫煙は髪の成長を妨げることにもなります。

通常、健康な髪の毛は、毛根にある毛母細胞が血液から必要な栄養をもらうことで、太く丈夫に育ちますが、タバコに含まれる有害物質によって髪の成長は阻害されてしまいます。特にすでに薄毛の症状が出ている方は薄毛をさらに加速させてしまう可能性があるので、タバコはできる限り吸わないようにしていった方が良いでしょう。

タバコに含まれる毒素で頭皮環境が悪化する

タバコにはニコチンやタールのような化学物質が約5300種類以上、発がん性物質が約70種類含まれており、それらの毒素を取り入れてしまうことで頭皮のかゆみや皮脂分泌の異常が起き、髪が育ちにくくなることがあります。

毒素の悪影響を受けると、乾燥やかゆみ、皮脂の異常な分泌などによって頭皮に炎症が起きる可能性が高まります。健康な畑でないと健康な食物が育たないように、健康な頭皮でないと健康な髪は育ちません。頭皮環境を悪化させないためにもタバコは控えたほうが良いと言えるでしょう。

また、睡眠不足や運動不足による血流の悪化が髪に悪影響を及ぼすといったように、タバコに含まれるニコチンにも血流を悪化させてしまう効果があります。

タバコを吸うことでニコチンが体内に入ると筋肉を収縮させ、末梢血管が細くなります。こうして血液が流れる血管が細くなると、必要な栄養などが滞ってスムーズに運べなくなり、結果的に必要な栄養などが毛母細胞に届きにくくなり薄毛を加速させてしまうのです。

禁煙する

今までタバコを吸っていたのにいきなり禁煙するのは大変だと思いますが、タバコを吸う本数を減らしたり、家ではタバコを吸わないようにしたりして、少しずつ禁煙できるようにしましょう。

加熱式タバコに変えようと思う方もいるかもしれませんが、加熱式タバコにもタバコ葉が使用されてがおり、有害物質が含まれていますので禁煙するのが最善と言えるでしょう。急に禁煙するのは難しいかもしれませんが、ハゲてしまわないために対策を取りたいのであれば、少しずつ本数を減らして髪を労わっていきましょう。

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過度なストレス

仕事が辛くストレスを溜めこんでいる方も多いのではないでしょうか?ストレスは多かれ少なかれ誰でもあるものですが、過度なストレスが続いていると抜け毛が増える可能性もあります。

自律神経やホルモンバランスの乱れで血行不良になる

過度なストレスが続いていると、自律神経やホルモンバランスが乱れて血行不良になり、頭皮や髪に必要な栄養が届きにくくなってしまします。

過度なストレスはAGAなどの一般的な薄毛と呼ばれる脱毛症だけではなく、円形脱毛症といった急激に一部の髪が抜け落ちてしまったり、一気に見た目が変化してしまうような脱毛症を引き起こしてしまう可能性も高まります。それだけ自立神経と髪の関係は深く、睡眠や生活習慣を気をつけたい理由にもなっています。

ストレスでの自律神経の乱れを感じたら医療機関へ

ご自身のストレスの原因を紐解いて、そこから少しずつ離れていくことが第一ですが、仕事や生活環境、人間関係が複雑に関わってくるストレスを完全になくすことは難しいです。

ストレスが原因で自律神経やホルモンバランスが乱れていると感じたら、抜け毛が起きる前にまず医療機関を受診しましょう。既に脱毛症状が出ているのであれば皮膚科か薄毛の専門クリニック、まだ脱毛症状は出ていないのであれば最もつらい症状の診療科を受診し、少しずつ自律神経を正常な状態に戻すことが大切です。

ストレスが原因でハゲてしまわないように、日々ご自身の身体と心と向き合って、少しでも自律神経の乱れを感じた場合は、早めに診療科に足を運んで対処していきましょう!

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過度なヘアカラーやブリーチ、パーマを繰り返している

おしゃれが好きでしょっちゅう髪色を変えたり、パーマをかけたりしていませんか?20代の方は特にヘアカラーを頻繁にしておしゃれを楽しんでいる方は多いです。過度なヘアカラーやパーマが直接薄毛を引き起こす理由にはならないものの、ヘアカラーやパーマなどによるダメージで髪が細くなってしまったり、短くもろい髪に変化してしまう可能性は考えられます。

また、髪を染める際に使われるカラー剤などの強い染料は、頭皮に直接ついてしまうと頭皮のかゆみや痛みに繋がってしまう可能性があり、美容院では基本的に頭皮に直接つかないように浮かせて塗布されるのが一般的ですが、ご自身でカラーリングをする場合など浮かせて塗布することは難しく、頭皮についてしまって頭皮トラブルに繋がってしまう可能性があります。

刺激で頭皮環境が悪化、髪の毛が切れやすくなる

カラー剤やブリーチ剤、パーマ液は化学反応を利用する薬剤なので、頻繁に繰り返していると頭皮が炎症を起こしてかゆみやフケが出たり、髪が切れたりすることがあります。特にブリーチは髪へのダメージが強いため、髪が細くもろくなってボリュームダウンして見える可能性もあります。

また、美容院で扱われているカラー剤はダメージが極力かからないような薬剤を使用していることが多いですが、市販のカラー剤は誰が染めても均一に綺麗に仕上がるように強い成分が使用されています。髪の毛のダメージに繋がる他、肌についてしまうとかぶれてしまったり赤みを帯びる可能性があるので十分に注意をしましょう。

カラーリングは適度な頻度でなるべく美容院で行う

冒頭でお話したように、ダメージを減らしてハゲてしまう可能性を低くするには、カラーリングはご自身で行うよりも美容院でプロの方にお任せしましょう。
カラーは月に1回、パーマは2ヶ月に1回の適度な頻度で行いましょう。ブリーチを染め直すときは根元のみのリタッチにするなど、髪に負担をかけないように工夫するのが大切です。

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自分の髪質や頭皮に合わないヘアケア商品を使っている

スカルプシャンプーや育毛剤を取り入れて髪に気を使っている方もいると思いますが、自分の髪質や頭皮に合わないヘアケア商品を使っていては髪に良くありません。

刺激で頭皮環境が悪化、髪のボリュームがないように見える

自分に合わないヘアケア商品を使うことによって、頭皮への刺激となって炎症が起きたり、髪の乾燥やべたつきが起こったりすることもあります。たとえばフケが出るなど頭皮が乾燥しやすい人が洗浄力の高いシャンプーを使っていると、余計に油分がなくなることや、髪が細い人がしっとりタイプのトリートメントを使うことで髪がべたっとなり、ボリュームダウンして見えることもあります。

自分の頭皮や髪質に合ったヘアケア商品を使う

自分の頭皮の状態や髪質に合ったヘアケア商品を使うことで、薄毛になることを予防できます。自分の頭皮が乾燥しているのかべたついているのか、髪が太いのか細いのかよく観察して、ヘアケア商品を選びましょう。それでもわからない場合は、美容師さんに聞いてみるのも方法のひとつです。

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正しく洗髪ができていない

髪のためにしっかりと洗髪しているつもりでも、正しく洗髪できずに頭皮や髪に負担をかけている可能性もあります。特にシャンプーや整髪料の汚れなどのすすぎ残しは頭皮に悪影響を及ぼす可能性があります。

洗いすぎも頭皮環境を悪化させる

頭皮を清潔にするために朝と夜の2回シャンプーしていたり、シャンプーを使わない湯シャンを取り入れていたりしませんか?皮脂は取り過ぎると頭皮が乾燥し、皮脂を残しすぎると毛穴が詰まり炎症を起こす可能性もあるので注意をしましょう。

1日1回の洗髪で汚れをしっかり落とす

頭皮や髪のためには、基本的に1日1回シャンプーをするようにしましょう。頭皮を洗いすぎないことでほどよく油分を残し、頭皮環境を整えることができます。また朝ではなく夜にシャンプーをすることで、日中受けた頭皮のダメージを回復させることもできます。

また、シャンプーや汚れのすすぎ残しがないように指の腹で優しくしっかりと洗い流し、髪を清潔に保ちましょう。

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濡れた髪の毛を乾かさない

「髪が短いから乾かさない」「面倒だから髪は濡れたままにしている」といった方も多いのではないでしょうか?特に男性は放っておいても

髪を乾かさないでいると、頭皮から嫌なニオイが発生しやすいだけでなく、髪にも負担が掛かります。

菌が繁殖することによる頭皮環境の悪化

頭皮には常在菌が存在していますが、洗髪後にドライヤーで髪を乾かさないと、マラセチアという真菌が増えてしまい、脂っぽいフケが出る脂漏性脱毛症になりやすくなります。また濡れている髪はキューティクルが開いた状態なので、そのまま寝てしまうと摩擦によりダメージを受けやすくなって、切れ毛になることもあります。

ドライヤーできちんと乾かす

髪のためにはきちんとドライヤーで乾かすようにしましょう。自然乾燥をする方もいるかもしれませんが、自然乾燥だと耳まわりや襟足の頭皮が乾きにくく、半乾きのままになってしまうこともあります。そのため髪だけでなく、頭皮までしっかりと風を当てて乾かすことが薄毛を防ぐことにも繋がります。

まとめ

今回は20代でハゲてしまう可能性のある人が行っている9つの悪習慣と対策方法をお話してきましたがいかがでしたでしょうか?

生活習慣が乱れると頭皮に栄養が運ばれにくくなり、元気な髪が育たないことがわかりました。また間違ったヘアケアを毎日することで、頭皮や髪にダメージが積み重なって負担を掛けていることもあります。

日常生活の中で髪に悪い習慣を見直し、対策することでこれ以上抜け毛を増やさずに済むことや、薄毛にならないよう髪を労わることができます。今一度ご自身の生活習慣を振り返って、髪に悪いことをしていないか確認してみてください。
それでも抜け毛や薄毛が気になる場合はひとりで悩まずに、薄毛治療を行っている病院で医師に相談するのも方法のひとつです。

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ABOUT ME
阿部有寛
阿部有寛
医師 
2007年山形大学医学部卒業。 一般内科、複数の企業、研究施設の産業医から、大手の美容クリニック、AGA・頭髪クリニックの医師を経て、一般社団法人日本美容医療研究協会ZENクリニック院長に就任。 【資格】医師免許/日本医師会認定産業医 > 医院長紹介ページを見る
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