育毛・増毛

【増毛方法完全ガイド】自分の薄毛に合った増毛の選択方法

監修者 阿部有寛(院長)

 

「頭皮が透けてきて、恥ずかしい」
「生え際の後退が進んで、他人の視線が気になる」

このような薄毛の悩みを抱えている方は多いです。薄毛の原因としてストレスが挙げられますが、他人からの視線や薄毛の悩み自体がストレスになる可能性も高く、薄毛を加速させてしまう悪循環にもなってしまいます。

こうした薄毛の見た目の悩みやストレスをすぐに解決できるのが「増毛」です。

増毛とは、薄毛の部分に人毛や人工毛を結んだり装着したりすることによって、薄毛の見た目を改善できる施術方法です。
効果を実感できるまでに時間がかかってしまう薄毛の治療薬や育毛剤などと異なり、増毛を始めたその日にすぐ髪を増やせる即効性が魅力と言えるでしょう。

また「増毛」と「植毛」は勘違いしやすいですが、植毛は薄毛の部分に自分の後頭部の毛を移植したり、人工毛を植えたりする外科手術です。植毛は薄毛の改善効果の高い治療ですが、手術による痛みやダウンタイムなどを伴う点でも増毛と異なります。

増毛には4種類の施術方法があり、それぞれ特徴や向き不向きが異なります。

・結毛式
・着脱式
・編み込み式
・粘着式

この記事では、薄毛に悩む方がご自身に合う増毛方法を選択できるように、増毛の方法について施術の仕方や見た目の自然さなど深く掘り下げてお話していきます。

「薄毛によるストレスから解放されたい」「今すぐ薄毛の見た目を改善したい」と考えている方は、最適な増毛方法を選択できるように是非最後までお読みください!

目次

初心者・軽度の薄毛向き【結毛式】増毛方法

「結毛式」は増毛したことが周りに気付かれる可能性が低く、段階を経て少しずつボリュームアップできることが特徴の増毛法です。
ウィッグのように毛の土台となるベースがないため、増毛へのハードルが低く比較的始めやすい方法でしょう。
ここでは、結毛式増毛の方法について詳しくお話ししていきます。

 

自毛1本に2~6本の人毛や人工毛を結びつける方法

結毛式は残っている自毛1本に対し、2~6本の人工毛や人毛を結びつける増毛方法です。

もともと健康な髪はひとつの毛穴に2~3本の毛が生えていますが、薄毛になると1本しか生えないことがあります。そこで自毛を土台にして複数の毛を結びつけることで髪を増やし、自然で健康的な髪を再現するのです。

<結毛式増毛の流れ>
①髪を増やしたい部分の自毛を1本選ぶ
②自毛に人工毛や人毛を移動させる
③専用の道具を使って人工毛や人毛を編み込む
④自然に生えているように見せるため、根元に結びつける

 

増毛の中で最も自然な見た目

結毛式は自毛1本1本に結びつける方法なので、ほぼ自分の髪と同じように感じることができ、増毛の中では一番自然に髪を増やせる方法です。

自毛が細い人は細めの増毛、くせ毛の人はくせのついた増毛を結びつけることができるので、髪を触られても増毛していると気づかれる心配は少ないでしょう。

また、結毛式は自毛が伸びると増毛した毛も一緒に伸びます。例えば増毛してから1ヶ月経つと自毛は約1㎝伸び、増毛の結び目は根元から1㎝のところにくるといったように、増毛してから期間が経つほど毛先にいくイメージです。

「増毛した毛が毛先にあって、見た目は平気なの?」と不安に感じる人もいると思いますが、増毛した毛の結び目部分は1mm以下と非常に小さく、自毛と馴染むので心配いりません。

 

一気に髪を沢山増やすことはできない

結毛式は手作業で行うため、1時間で入れられるのは、200~600本程度です。1度で増やせる本数が少ないため、沢山髪を増やしたい方にとっては増えるまで時間がかかります。「髪を増やすのに時間をかけたくない」という人は、2章以降でお話しする着脱式・編み込み式・貼り付け式をおすすめします。

 

メンテナンスは3~4週間に1回のペースでする

結毛式は1回増毛して終わりではなく、3~4週に1度のペースで増毛する必要があります。自毛には必ず抜ける毛があるため、その都度補充しなければ髪が減った印象になってしまうからです。少なくとも薄毛を改善したいと思っている限りは、ずっと続けなければなりません。また自毛のカットは、美容室や理容室に行くと増毛したことがわかってしまうので専門店で行います。

 

自宅でのシャンプーは慎重に行う

自毛に特殊な結び方をするので、普段着用していて取れることはほとんどないですが、髪には自然に毛が生えたり成長し終えた髪が抜けたりするヘアサイクルという周期があるので、抜ける周期の自毛に増毛が結ばれると抜けてしまう可能性はあります。こうした自然脱毛は洗髪の際や髪を乾かす際に抜けやすいです。

また、自然に抜ける髪以外もゴシゴシと強くシャンプーしてしまうと、結び目に引っかかり抜けやすくなってしまう可能性があります。指を大きく動かさずに、やさしく揉むように慎重に洗いましょう。

 

髪や頭皮への負担はほとんどない

健康な髪には50~80gの固着力があるため、自毛1本にたまご約1個をぶら下げても髪は抜けないと言われています。そのため自毛1本に2~6本の増毛が付いても、髪や頭皮への負担はほとんどないです。今ある髪を守りながら負担をかけずにできる増毛方法は、AGAの治療を並行して行っている方にとってもおすすめです。

 

自然さを追求したい・薄毛が軽度の人におすすめ!

結毛式は2~6本の毛を少しずつ増やすので、薄毛が進行している人は状態的に施術できない場合や、増えた実感がないことがあるため、結毛式をする場合自毛が5㎝以上ある必要があります。そのため、薄毛の初期段階の方向きの増毛方法と言えるでしょう。また、結毛式は一時的にだけ増毛することが可能です。結婚式や同窓会など、イベントのときだけ増やしたいという人にも向いています。

<結毛式が向いている人>
・自毛が5㎝以上残っている人
・増毛をするのが初めての人
・「髪が一気に増えた」と増毛したとバレたくない人
・自然さを追求したい人
・まずは少量から増毛していきたい人
・AGA治療と並行して増毛をしたい人
・イベントごとのために一時的だけ増毛したい人

 
 

自由に取り外しが可能【着脱式】増毛方法

「着脱式」は、髪の量を一気に増やせることやご自身で取り外しができることから、増毛しても快適に過ごせるのが魅力です。ウィッグをピンやテープで固定するため、1回で理想の髪の量に増やすことができます。

 

ピンやテープで簡単に増毛できる方法

着脱式は、ウィッグを専用のピンやテープで付けることで、時間をかけずに一気に髪を増やせる増毛方法です。ウィッグと聞くと「かつらは嫌だ」と感じる人もいるかもしれませんが、近年では技術が上がり、クオリティが高いものも多くあります。また着脱式は自分で簡単に取り外しができるので、家にいるときは外して、他人の目が気になるお出かけの時のみ着用するなど快適に使用可能です。

<着脱式増毛の流れ>
①薄毛の範囲や頭のサイズ、自毛の色・太さ・くせに合ったウィッグを選ぶ
②ウィッグをピンやテープで頭に付ける
③増毛した部分を自毛に馴染むようにカット
④スタイリングする

 

自分に合ったサイズや毛質を選ぶ

着脱式は髪にボリュームが出過ぎて、頭が大きく見えることがあります。毛の土台になるベース部分やピンの厚みがあるので、頭部が膨らんで見えて自然さが劣ってしまうのです。さらにウィッグが自分の頭のサイズに合っていないと、さらにボリュームが増すため、自分にぴったりと合うものを選ぶのが大切です。

 

メンテナンスは3~4週間に1回のペースでする

自毛が伸びると自然さに欠ける場合もあります。自毛が伸びてもウィッグの毛は伸びないため、毛の長さがバラバラになり馴染みが悪くなります。そのため3~4週に一度、自毛をカットして増毛部分との長さを合わせる必要があるのです。

 

自宅でウィッグを洗浄・メンテナンスする必要がある

着脱式は専門店でのメンテナンスがないかわりに、自分でウィッグの洗浄をする必要があります。ウィッグに頭皮の脂が付いたり、ほこりで汚れたりするので、2~3日に1度は専用の洗浄剤で洗います。綺麗に洗浄することで自毛との馴染みが良くなり、自然さが出るのです。

 

髪や頭皮への負担はややある

ウィッグを付けていると暑いときは蒸れるため、何も付けていないよりは頭皮環境が悪くなります。しかし着脱式は自分で付け外しできるため、シャンプーをしっかりして清潔に保つことはできます。またピンで装着する場合は、留めている部分の毛に負担がかかり、毛が抜けることがあります。テープで装着する場合、肌が弱い人は荒れることもあります。

 

サウナ、金属探知機、MRIに注意が必要

着脱式で金属ピンの場合、サウナに入るとピンが当たる部分が高温になることがあるので注意が必要です。また空港の金属探知機で引っかかる場合もあり、MRI検査には入ることができません。そのときは樹脂製のピンに替えることで対処できます。

 

増毛しても快適さを追求したい方におすすめ!

着脱式は、増毛しても髪や頭皮をゴシゴシとしっかりと髪を洗いたい人に向いています。付け外しが自由にできるので、増毛していることを理由に思いっきり洗えないということがなく、汗をよくかく人や毎日朝シャンしたい人には最適な増毛方法と言えるでしょう。

薄毛がかなり進行してしまっており自毛に結う増毛方法が難しい方にも使用可能なのに加えて、薄毛初期の段階で着脱式を付ける人も多くいます。まだ進行していない髪がある状態で付けることで、増毛したことが周りから気付かれにくくなるのです。

一方で、髪が立ち上がるほどの短髪は不向きです。着脱式はピンやテープで装着するので、髪が短すぎると増毛した部分と自毛の境目が馴染まなくなってしまうので、短髪にしたい人は、後ほどお話しする粘着式がおすすめです。

<着脱式が向いている人>
・頭皮が完全に透けている人
・生え際の後退が進んでいる人
・時間をかけずに一気に増やしたい人
・仕事や休日、イベントのときだけ使用したい人
・薄毛初期段階の人

 
 

外れるリスクが少ない【編み込み式】増毛方法

「編み込み式」は増毛部分が外れないように、自毛に人毛や人工毛のウィッグを編み込んでいく方法です。
自毛と増毛部分を編み込んだ後にカットし馴染ませることで自分の髪の毛のように扱うことが可能で、24時間つけたまま過ごすことができます。

また、編み込んでいることでかなりしっかりと固定されているため、激しい運動などをしても自分の髪と増毛部分がずれる心配もなく外れるリスクが少ないのも特徴です。

 

増毛部分が外れないように編み込む方法

編み込み式は、ウィッグと自毛を特殊な方法で編み込むことで、常時付けている状態にする増毛法です。入浴時や寝るときも増毛したままの姿でいられるのがメリットです。増毛の取り外しは自分でできないため、都度専門店で行う必要があります。頭を引っ張っても取れないように頑丈に留められているので、外れるリスクが少ないです。

編み込み式増毛の流れ
①薄毛の範囲や頭のサイズ、自毛の色・太さ・くせに合ったウィッグを選ぶ
②ウィッグのふちと接触する自毛を編み込む
③増毛した部分を自毛に馴染むようにカット
④スタイリングをする

 

自毛のように扱える

編み込み式の最大の特徴は、取り外しの必要がないという点です。身支度の際に取り外しの必要がなく自分の髪のように簡単にスタイリングできる点は、忙しい朝に髪のセットに時間をかけたくない方にとっては最善の増毛方法でしょう。

また、増毛した部分が髪に結びついているのでズレないか不安に感じたくない人やスポーツなどの激しい運動をする人に向いている増毛方法です。

 

外さないことで常に髪がある状態

着脱式のウィッグなどと違い、24時間ずっと髪の毛が生えている状態でいることができるので、入浴や就寝の際にも増毛したままの姿でいることができます。薄毛であることのストレスから常に解放された状態でいることができるのは大きなメリットでしょう。

 

メンテナンスは3~4週間に1回のペースでする

自毛が伸びてもウィッグの毛は伸びないため、自然さがなくなることがあります。装着してから1ヶ月ほど経つとウィッグと自毛の境目部分に段差ができて、毛の馴染みが悪くなり、増毛した髪の部分がグラグラと動きやすくなります。そのため3~4週に1度は、必ず専門店で付け直さなくてはいけません。それ以上期間が経ってしまうと、編み込んでいる自毛に負担がかかり、自毛が抜けてしまう危険性があります。

まわりから見ても違和感があるように見えるので、3~4週に1度の自毛カットが欠かせません。また、着脱式と同様に毛の土台となるベースがあるので、頭を触られたときに気付かれる可能性もあります。

 

専用のブラシを使い増毛した毛のまま洗髪をする

編み込み式は自分で外すことができないため、ウィッグが付いた状態でシャンプーします。自毛のようにゴシゴシ洗うと絡んでしまうので、専用のブラシでやさしく洗わなくてはいけません。毛の土台となるベース部分がネット状のものが多く、お湯やシャンプーが頭皮に届くようにできています。

 

髪や頭皮への負担はややある

自毛の編み込んでいる部分に負担がかかり、抜け毛が出ることがあります。また寝ているときもウィッグが付いた状態なので、慣れるまでは毛がつれて痛みが出ることや、違和感があることもあります。ウィッグが常に付けている状態なので、頭皮が弱い人はかゆみが出ることもあるでしょう。

 

手間をかけずに一気に髪を増やしたい方におすすめ!

増毛部分が外れないという安心感と、付け外しの手間がいらないことから、あまりマメではない方におすすめの増毛方法です。また、一見「結毛式」と似ているかと思いますが、自毛1本1本に結いつける結毛式とは異なり、薄毛の範囲を覆うようにウィッグを編み込むのが編み込み式のため、一気に髪を増やすことが可能です。
一方、編み込み式は着脱式と同様に、刈り上げや短髪には向きません。ウィッグと自毛を編み込んで付けるので、増毛したい部分の周囲の長さが最低5cmないと付けることができないので注意をしましょう。

<編み込み式が向いている人>
・頭皮が完全に透けている人
・セットに手間のかかる増毛はしたくない人
・側頭部と後頭部に髪が残っている人
・一気に髪の毛を増やしたい人
・絶対にウィッグが外れないようにしたい人
・常に髪が増えた状態でいたい人
・スポーツなど日常的に激しい運動をしている人
・増毛したい部分の周囲の毛の長さが5㎝以上ある方

 
 

最も自然に見える【粘着式】増毛方法

「粘着式」は頭を触られても増毛をしていると気づかれないほど自然な増毛方法です。自然さを求めて、着脱式や編み込み式から移行する人も多いと言われています。一時期放送していた増毛サロンのTVCMで、モデルの男性が腕に粘着式の髪の毛を生やして、その吸着や毛の自然さをアピールしている動画を見たことがある人は多いかもしれません。

 

増毛シートを頭皮に貼り付ける方法

粘着式は人工毛や人毛が植えられた薄いシートを、専用の接着剤を使用して頭皮に貼り付ける増毛法です。
毛の土台となるベースのシートは、着脱式、編み込み式よりも断然薄くできており、頭皮に馴染みやすく自分の髪のような感覚に仕上がります。増毛したい部分に自毛が残っている場合は毛を剃らなくてはいけないので、自毛を残したいという人は注意が必要な増毛方法と言えるでしょう。

<粘着式増毛の流れ>
①増毛したい部分の自毛を剃る
②頭皮に専用の接着剤を付ける
③頭皮に増毛シートを貼り付ける
④自毛と馴染むようにカット
⑤スタイリングする

 

見た目も触っても自然

粘着式は毛の土台となるベースが非常に薄いため、頭皮にぴたっとフィットしやすく、見た目もとても自然な仕上がりになります。雨や風が強い日で髪が乱れても、見た目の自然さをキープできるのです。そのため、他の増毛方法を試してみてから、自然さを追求するために粘着式に変更する方も多くいます。

 

髪を一気に増やすことができる

自然に増毛できるにも関わらず、一度に一気に髪の毛を増やすことができるのも魅力です。
一気に髪を増やしても、増毛部分と自毛部分の境目がわからないほど自然な触り心地なので、周りから気付かれるリスクも軽減できます。

また、強力な接着剤で固定されているので、髪を引っ張られても外れる心配は少ないというところも大きな魅力でしょう。

 

2~3週間に1回のこまめなメンテナンスが必要

粘着式は自分で外すことができないので、2~3週間に一度専門店でのメンテナンスをしなければいけません。ずっと付いた状態でいると、皮脂と接着剤が混ざり合い粘着性が弱くなるため、こまめに付け替えることが必要です。

メンテナンスは専用の薬剤を使用して増毛シートを剥がし、頭皮を洗浄します。増毛シートにも接着剤が付いているので洗浄し、再度頭皮に貼り付ける作業をします。

 

強くし過ぎると破れてしまう可能性があるので、洗髪は慎重に

増毛シートは非常に薄く、柔らかい素材でできているため、シャンプー時にゴシゴシと強い力で洗ってしまうと破れてしまう可能性があるので注意をしましょう。指の腹を使ってやさしく揉み洗いすることや、専用ブラシで丁寧に梳かすことが重要です。

 

髪や頭皮への負担がかかる

常に頭皮に専用の接着剤が付いているため、肌が敏感な人は頭皮が荒れてしまう可能性があります。肌が敏感な方は、増毛する前に必ずパッチテストをして、自分に合っている増毛方法なのかを確かめましょう。

また、汗を大量にかくと接着剤と混ざり合ってしまい、頭皮や髪がべたつくことがあります。皮脂によるべたつきや炎症は頭皮環境を悪化させ、薄毛を加速させる可能性もあるため、日常的に専用のシャンプーやスプレーを使用して、べたつきを軽減させましょう。

 

薄毛が進行してきている人におすすめ!

粘着式は増毛のためのシートを頭皮に直接貼り付けて増毛していく方法なので、髪が生えていないところにしか増毛することができません。軽度の薄毛で粘着式の増毛をしたいという方は、今ある髪を剃る必要があるということを知っておく必要があるでしょう。そのため、薄毛が進行している方向きの増毛方法と言えます。

また、部分的に髪を増やすことができるので、円形脱毛症や生え際の後退が気になる方にもおすすめの増毛方法です。

<粘着式が向いている人>
・多く増やしたいが、自然さを求める人
・円形脱毛症や生え際M字など、部分的に増毛したい人
・毛を剃ることに抵抗がない人
・短髪にしたい人
・スポーツをする人

 
 

さいごに

増毛には、結毛式・編み込み式・着脱式・粘着式の4種類の施術方法があります。
それぞれご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

メンテナンスの必要性や頭皮への負担などは注意すべきですが、即効性があり見た目を変えることができる増毛は魅力的だと思います。
しかし、増毛は薄毛の根本的な解決にはならないため、増毛していない自毛の薄毛は進行してしまう可能性があるということを知っておく必要があります。いくら増毛で髪を増やしても、薄毛(AGA)は進行性の脱毛症であるため、放っておいてしまうとどんどん髪が抜け薄毛は進行していきます。

薄毛を根本的に改善するためにはAGA治療をする必要があり、AGA治療薬を服用することで抜け毛を抑制したり、発毛を促進したりすることが可能です。しかしこれらは、増毛のように服用後すぐに髪の毛が生えてくるような即効性があるものではないので、増毛をして心身的なストレスから解放されつつ、根本的な薄毛の改善を目的として併用するのが良いでしょう。

ぜひこの記事を参考に、自分に最適な増毛方法を試して、薄毛によるストレスから解放されてくださいね!

ABOUT ME
阿部有寛
阿部有寛
医師 
2007年山形大学医学部卒業。 一般内科、複数の企業、研究施設の産業医から、大手の美容クリニック、AGA・頭髪クリニックの医師を経て、一般社団法人日本美容医療研究協会ZENクリニック院長に就任。 【資格】医師免許/日本医師会認定産業医 > 医院長紹介ページを見る
Recommend
こんな記事も読まれています!
記事URLをコピーしました