ワックスなどの整髪料を正しく使用すれば抜け毛のリスクはほとんどない

薄毛予防
ワックスなどの整髪料を正しく使用すれば抜け毛のリスクはほとんどない
監修者 阿部有寛(院長)

成人男性であれば、ほぼ毎日使っているという方も大多数の整髪料。いまや整髪料で髪を整えていないとビジネスマナー違反だと言う方も少なくありません。

そんな整髪料ですが、ヘアセットをしている際中、手に付着した抜け毛が気になったことはありませんか?

「この抜け毛、もしかして整髪料が原因かも…」と不安を感じている方も中にはいらっしゃると思います。果たして本当に整髪料の使用が抜け毛の原因になるのでしょうか。

結論からお伝えすると、正しく整髪料を使用すれば抜け毛が増えるリスクはほとんどありません。

しかし、これだけを唐突に言われても悩みの解決にはなりませんよね。そこで本記事では、そんな整髪料に関する悩みを解決するために、「整髪料と抜け毛の関係性」について徹底的に解説をしていきます。

抜け毛リスクの低い整髪料や、髪の毛に付着した整髪料をしっかり洗い流してくれる専用シャンプーも紹介しておりますので、少しでも整髪料に関する悩みをお持ちの方は参考にしてみてください。

正しく整髪料を使用すれば抜け毛のリスクは低い

まず、整髪料が抜け毛の原因になり得るのかというお話しですが、現時点では整髪料と抜け毛の間に直接的な因果関係はないとされています。

前提として、整髪料に脱毛作用のある成分はいまのところ確認されていないため、正しく使用していれば抜け毛が増える確率は低いと言えるでしょう。

しかし、整髪料を原因とする抜け毛が絶対に起こらないのかといえば、必ずしもそうとは限りません。整髪料の使用には間接的なリスクが存在し、間違った使用方法を繰り返すことで抜け毛の症状に繋がってしまう可能性があります。

 

整髪料を間違った方法で使用すると抜け毛に繋がる可能性がある

それではなぜ、整髪料を間違った方法で使用すると抜け毛に繋がってしまうのでしょうか。原因は、整髪料に含まれている「合成界面活性剤」が関係しています。

合成界面活性剤とは、一般的に石鹸や洗濯洗剤などに含まれる成分であり、泡立ちをよくしたり、皮脂を落としたりする目的で用いられます。合成界面活性剤が整髪料にも使用されている理由は、本来混ざり合わない油分と水分を混ぜ合わせ、なめらかなクリーム状にするためです。クリーム状にすることで整髪料に最も重要な粘り気やなめらかさを作り出すことができ、キープ力やツヤなどを生み出してくれるため、整髪料とは切っても切れない関係にあると言えるでしょう。

そんな合成界面活性剤ですが、実は成分そのものに脱毛作用はなく、適切に使用していれば抜け毛が増える心配はないとされています。しかし、間違った使い方を繰り返していると、頭皮環境が悪化して抜け毛の原因に繋がってしまう可能性があります。

ここからは、整髪料の間違った使い方について、代表的な3つのパターンを確認していきましょう。

 

頭皮に整髪料が直接付着している

界面活性剤には頭皮の皮脂を剥ぎ取ってしまう作用があります。皮脂は頭皮を乾燥から守る役割があるため、剥ぎ取られてしまうと乾燥による頭皮環境の乱れを招き、やがて抜け毛の症状に繋がります。

また、皮膚が弱い方の場合、乾燥だけでなく発疹やニキビができることで頭皮環境がさらに悪化してしまう恐れがあります。整髪料を使用する場合には、なるべく頭皮に付着しないよう注意し、付着してしまった場合はその日のうちに洗い流すようにしてください。

 

整髪料の使用量が適量ではない

セットする髪型によっては、整髪料を何度か重ね付けして整える方もいらっしゃいます。しかし、整髪料を必要以上に使用した場合、頭皮に直接付着する可能性が高まり、毛穴を詰まらせて髪の成長を妨げてしまいます。

また、洗髪時には整髪料を落としきるため、シャンプーの使用量が増えたりガシガシと力を入れて洗ってしまったりする場合があります。このような洗髪方法を繰り返した結果、頭皮に乾燥や炎症が起こり頭皮環境を悪化させる危険性があるのです。

できるだけ頭皮に直接付着させないようにすることはもちろんですが、使用量にも注意しながら扱うことが大切です。髪のボリュームにもよりますが、1回のヘアセットで使用する量は500玉くらいの大きさがちょうど良いでしょう。

 

シャンプー時にしっかり洗い流せていない

整髪料を使用した日の洗髪を行う際、シャンプーで十分に洗い流せておらず、髪や頭皮に整髪料が残ってしまう場合があります。その状態のまま翌日以降も整髪料の使用を繰り返していくと、髪や頭皮には汚れがどんどん蓄積され、炎症による頭皮環境の悪化を招きます。

頭皮環境の悪化は抜け毛の原因に繋がるため、汚れを残さないようにしっかり洗い流すことが大切です。記事の後半では、整髪料を落としきることに特化したシャンプーも紹介しておりますので、整髪料の洗い残しが心配な方は、一度試してみるのも良いかもしれません。

 

抜け毛回避にはオーガニックワックスがおすすめ

いくら整髪料を正しく使用しても、頭皮へ100%付着させないことはなかなか難しいですよね。そこでおすすめなのが「オーガニックワックス」です。

オーガニックワックスとは、合成界面活性剤やポリマーといった化学成分の使用を控え、できるだけ農薬や化学肥料を使わずに栽培された天然成分を使用して作られるワックスです。また、添加物の使用を極力抑えているため、髪のセット以外にもリップクリームやハンドクリームのような保湿クリームとして使うことができる商品や、赤ちゃんの全身保湿に使うことができる商品もあります。

一般的に使用されている整髪料に比べ、頭皮への付着や洗い残しがあったとしても頭皮環境が悪化するリスクを軽減させることができるため、抜け毛予防にも有効と言えるでしょう。

日ごろ整髪料を使用する中で頭皮への付着や洗い残しがないように意識しているつもりだが、どうしても抜け毛が気になっているという方は、ぜひ一度オーガニックワックスを試してみてください。

 

シャンプーは整髪料を落とすのに特化したものがおすすめ

シャンプーの際、整髪料を落とし切れずに汚れが付着したままになってしまうと、頭皮環境の悪化による炎症が起こり抜け毛へと発展する可能性があります。

そこで、整髪料をしっかりと落とすことに特化した専用のシャンプーを2つご紹介いたします。

 

GATSBY プロテクトシャンプー 参考価格1,100円

ハードワックスやグリースのような簡単には落ちにくい整髪料でも、一度のシャンプーで洗い落とすことに重きをおいたGATSBYの薬用シャンプーです。ネットの評価では「泡立ちが良く洗浄力がすごい」「さっと流せてすすぎやすい」などの高い評価を得ています。

一度で落としきれるか不安な方や日ごろ多めに整髪料を使用される方は、先に3〜5分ほどお湯で予洗いしてからシャンプーをするのがおすすめです!

> 詳細はこちら

 

花王 サクセス薬用シャンプー 参考価格935円

こちらのシャンプーは男性の毛穴づまりに特化しており、ワックスやジェルで固まり束になった髪でも、一度のシャンプーでモコモコの泡を発生させることができます。

また、シャンプー単体でも効果は実感できますが、「花王 サクセスリンス」と併用することで、整髪料の使用量が多い日であっても洗い終わりがきしまずサラサラの髪に仕上がり、翌日のセットもしやすくなるためおすすめです!

> 詳細はこちら

 

まとめ

整髪料には、直接抜け毛を起こすような脱毛成分は含まれていませんが、使い方や使う量、使う種類によっては抜け毛に発展する可能性があるということがお分かりいただけたかと思います。

毎日使用する方も多くいらっしゃる整髪料だからこそ、正しい量でセットし、しっかりと洗い流すことで十分なアフターケアを行ってあげてくださいね。正しいケアを取り入れながら、毎日のヘアセットを楽しんでいきましょう!

ABOUT ME
阿部有寛
阿部有寛
医師 
2007年山形大学医学部卒業。 一般内科、複数の企業、研究施設の産業医から、大手の美容クリニック、AGA・頭髪クリニックの医師を経て、一般社団法人日本美容医療研究協会ZENクリニック院長に就任。 【資格】医師免許/日本医師会認定産業医 > 医院長紹介ページを見る
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