あなたは以前より分け目が目立ってきてしまい、「人から分け目を見られて薄いと思われたらどうしよう」と悩んでいませんか?
結論からお伝えすると、分け目の薄毛は年代問わず発症します!
では、なぜ年代を問わず分け目の薄毛が発症してしまうのでしょうか?
何年も同じ分け目をしていたり、生活習慣が乱れホルモンバランスが崩れてしまうと、頭皮の血行が悪化し、十分な栄養が毛根に届けられず、分け目が薄くなってしまう可能性があります。
この記事では分け目が薄毛になってしまう原因と手軽にできる改善方法をご紹介していきます。
ぜひ最後までお読みください。
分け目の薄毛は年代問わず発症する
分け目の薄毛とは、分け目部分を中心に薄毛や抜け毛が進行している状態を指し、10代や20代などの若年層の方でも生活習慣の乱れや髪型により発症することがあります。
分け目の髪の毛が細くなり、ボリュームがでず、頭皮が広くなってきた方は要注意です。
分け目ハゲになってしまう原因3選
最近、分け目がくっきりしてきて不安に感じた方は更年期障害や過度なダイエットによるホルモンバランスの乱れやストレス、乱れた生活習慣が原因かもしれません。
ここでは、分け目が薄毛になってしまう原因を3つに分けてご紹介します。
ホルモンバランスの乱れ
女性ホルモンには髪の毛を作るときに必要なコラーゲンの生成と髪の成長を促進する作用があります。ストレスや出産などの影響でホルモンバランスが乱れてしまうことや、加齢により女性ホルモンが減少し、男性ホルモンの量が増加してしまうと、分け目の薄毛が進行してしまいます。
また、更年期では女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が減少することによって、髪の毛は潤いが保てなくなり、細い髪の毛に置き換わり分け目の薄毛が目立ってしまいます。
※参考:『妊娠と美』
過剰なストレス
ストレスを受けることにより、自律神経が乱れ、血管が収縮してしまい、血行不良になります。その結果、髪の毛を作り出す毛母細胞まで栄養を届けられないことにより、ヘアサイクルが乱れ、髪の毛が十分に育たなくなり、分け目が薄毛になる原因になってしまいます。
生活習慣の乱れ
睡眠不足や食生活の乱れは分け目の薄毛に直接影響してきます。睡眠不足が続いてしまうと、成長ホルモンの分泌が少なくなり、髪の成長に必要なタンパク質の合成ができなくなります。また、細胞分裂を繰り返して髪の毛を伸ばす毛母細胞の分裂活動が十分に行われなくなってしまいます。
過激なダイエットで食事制限をおこなうことも、髪の毛の成長に必要な栄養が不足してしまいます。よって、毛母細胞まで栄養を届けることができず、髪の毛のコシがなくなり、抜けやすくなってしまいます。
分け目が薄くなりやすい習慣3選
毎日同じ分け目で過ごしてしたり、ポニーテールのような分け目を強く引っ張る髪型をしていませんか?そのような髪型を頻繁にしていると、分け目にダメージを与えてしまい、薄毛になる可能性が高くなります。ここでは、分け目が薄くなりやすい3つの習慣をご紹介します。分け目のボリュームがなくなり、気になっている方は薄くなりやすい習慣を確認し、気を付けて生活しましょう。
分け目を変更しない
毎日同じ分け目にしてしまうと髪の毛が引っ張られ、大きな負担がかかり、分け目部分の髪の毛が抜けやすくなる可能性があります。
分け目を変えなければ頭皮に負担がかかり続け、血行不良を起こしてしまい薄毛が進行してしまいます。
ロングヘアーの方は髪の毛の重さにより、引っ張られてしまい、分け目の薄さが目立ちやすくなってしまいます。
ポニーテールなどの引っ張られるような髪型をしている
ポニーテールのような、高い位置で髪の毛を結ぶ髪型は毛根が引っ張り続けられ、頭皮が緊張状態になり、血流が悪化してしまいます。その結果、毛根から栄養を受け取ることができず、抜け毛になり分け目が薄くなってしまいます。
ポニーテールやお団子などの髪の毛を強く引っ張る髪型を続けると、分け目の薄毛が悪化してしまい、牽引性脱毛症になる可能性があります。
分け目の薄毛が悪化しないために、緩く結んだり、分け目を変えてみるなどして分け目へのダメージを減らせるように工夫しましょう。
日焼け対策をしていない
分け目は頭皮が露出しているので、紫外線を直接当たってしまいます。紫外線が当たった頭皮はダメージを受け老化が進み、頭皮が硬くなります。すると、頭皮の血行が悪くなるため、髪の毛が細くなり抜けやすくなってしまい分け目の薄毛が進行してしまいます。
外出をする際はUVスプレーや帽子を着用し、紫外線のダメージを受けないように対策をしましょう。
分け目はげは分け目を変更すれば改善できます!
分け目の薄毛は分け目を変えるだけで改善される可能性があります!
いつも同じ分け目にしてしまうと頭皮や生え際に負担が増えてしまうので、位置を変えて頭皮や生え際負担を軽減させてあげることが重要になってきます。
同じ分け目を続けてしまうと、クセが強くなってしまうので、2ヵ月~3ヵ月に一回を目安に変えましょう。
ここでは分け目の変え方が分からない方やいつもの分け目の癖が強く、新しく変えても戻ってしまう方に手軽にできる方法を3つほどご紹介していきます!
手軽に分け目を変える3つの方法
分け目を変えることにより、顔の形状を縦長や横長のように感じさせるなど印象の変化があるといわれているので、何十年と分け目を変えていない方は分け目の薄毛改善と同時に印象を変えてみてはいかがでしょうか。ここでは普段の生活でできる分け目を変える3つの方法をご紹介します。使用するものは櫛やドライヤーなどお家にあるもので簡単に分け目を変えることができますので、お風呂上りやお出かけ前のヘアセットの際に実践してみてください。
※参考:『顔の物理的特徴量による顔選好判断における自己顔の影響』
新しい分け目を自然につくりたい方におすすめ
シャンプー後の髪が濡れている状態で、左右交互にドライヤーを当てながら乾かすと、根元がふんわりになり新しい分け目をつくることができます。
【使用するもの】
・ドライヤー
・ミスト(お風呂あがりの状態でもOK)
分け目が頑固な方におすすめ
分け目が頑固な方やボリュームがでない方はヘアセットを行う際にコームを使用して変えることをオススメします。
【使用するもの】
・コーム (手櫛でもOK)
自分の好きな分け目に変えたい方におすすめ
ヘアアレンジするときにご自身でチャレンジしたい分け目がある方は今からご紹介する方法をおすすめします。
【使用するもの】
・コーム(手ぐしでもOK)
・ドライヤー
・ミスト
全体的に薄くなっている方はFAGA(女性男性型脱毛症)の可能性あり
分け目だけではなく、頭部全体の髪の毛のボリュームが落ちて頭頂部の頭皮が見えてしまっていませんか?いまお話しした症状に、心当たりがある方はFAGAの可能性があります。FAGAは進行性の脱毛症で加齢や生活習慣、ホルモンバランスが乱れにより発症してしまいます。
症状としては髪の毛が細くなり、抜け毛が増え、分け目から薄毛が進行してしまったと感じたら、悪化してしまう可能性があります。
FAGAは一度発症してしまうと完治することがない病気なので、女性の薄毛治療を行っているクリニックを受診してお薬を処方してもらいましょう。
さいごに
分け目の薄毛になる原因や改善法をお話してきましたがいかがだったでしょうか?
同じ分け目を2ヵ月〜3ヵ月以上続けないように意識することや生活習慣を整えることが分け目の薄毛を悪化させない対策なので気を付けて生活をしましょう!
また、改善法として手軽にできる分け目の変え方をご紹介しましたので、現在分け目の薄毛が気になっている方は実践してみてください。これから紫外線が多くなる時期になりますので、しっかりと紫外線対策もしてくださいね。
分け目の薄毛が広がってきて気にしている方は、悪化してしまう前に女性の薄毛脱毛治療を行っているクリニックへ受診してみてはいかがでしょうか?