薄毛治療

Ⅿ字ハゲはAGAの可能性あり!治療を始めるタイミングや費用相場を解説

監修者 阿部有寛(院長)

 

生え際が退行してきた時に、「Ⅿ字はげ改善する方法ってあるのかな?」と疑問に思ったことはありませんか?
結論からお伝えするとⅯ字ハゲはAGAの可能性が高いのでAGA治療をしましょう!

生え際の毛髪にハリコシがなくなったり、後退しているⅯ字ハゲはAGAの薄毛3パターンの1つです。
Ⅿ字ハゲの原因はAGAが多いと言われており、AGA治療薬はⅯ字部分の薄毛改善が期待できる治療法です。

AGA治療は毛髪を丈夫にする効果がある内服薬と発毛を促す外用薬の2種類があります。
Ⅿ字ハゲの状態により治療薬が変わりますので、自己判断で個人輸入をせず医師に相談をして処方してもらいましょう。

この記事ではⅯ字ハゲの治療種類や治療タイミングをご紹介していきます。

M字ハゲの原因

生え際が後退して額がアルファベットの「M」のように見える、または、生え際の毛が産毛のように細く短くなっている方は、まず第一にAGAを疑いましょう。

 

M字ハゲはAGAの可能性が高い

AGAには、生え際が後退するⅯ字型や頭頂部が薄くなるO字型など、特定の抜け毛パターンに分かれます。

AGAの発症は、男性ホルモンの「テストステロン」と頭頂部や生え際に存在する酵素の「5αリダクターゼ」が結合することで作られる「DHT(ジヒドロテストステロン)」の過剰分泌が主な原因とされています。過剰に分泌されたDHTは、毛根内にある男性ホルモンレセプターで取り込まれ、TGF-βを誘導して毛髪の成長期を短縮させることにより脱毛症状を発生させます。

また、Ⅿ字型の薄毛は、ストレスや不規則な生活、乱れた食生活、遺伝などが原因といわれています。生活習慣を整えることはもちろん大切ですが、残念ながらAGA治療を行わなければ、抜け毛を食い止めることはできません。

※参考:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版

 

牽引性脱毛症の可能性もある

Ⅿ字ハゲの主な原因はAGAといわれていますが、日常的に以下のような生活をしている方は、牽引性脱毛症の可能性も考えられます。

・ヘルメットなどを毎日長時間着用している
・髪の毛をゴムでよく結んでいる
・同じ分け目を繰り返している

牽引性脱毛症は、ヘルメットなどを長時間着用することで頭部が圧迫されて血行不良になったり、ゴムで髪が長時間引っ張られることによって起こります。とはいえ、やはりAGAが発症している可能性も十分高いため、生え際が後退してきたと感じている方は、一度AGA治療を検討するのが良いでしょう。

 
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M字ハゲを改善できる2種類のAGA治療

Ⅿ字型薄毛の改善で処方される治療薬は外用薬と内服薬の2種類があります。

外用薬は抜け毛が多い箇所に直接塗布するお薬です。
外用薬は発毛を促してくれるミノキシジルがあり、頭皮状態や薄毛の進行度にあった濃度のものを処方してもらいましょう。
内服薬は悪玉男性ホルモンの抑制や毛根に直接発毛を促す作用がある服用するタイプのお薬です。
抜け毛を防ぐ作用があるフィナステリドやデュタステリドがあり、Ⅿ字部分の毛髪のハリコシを取り戻す際に効果的です。
クリニックから処方されるお薬は、抜け毛改善または発毛を望んでいる場合や薄毛の進行度により変わってきます。受診した際は髪の毛のお悩みと目的を医師に伝え、ご自身に合ったお薬を処方してもらいましょう。

 

ホルモンの抑制や毛根に直接発毛などの働きを促す内服薬

抜け毛の増加や毛髪のハリやコシがなくなりボリュームが落ちたなと感じていませんか?
そのようなお悩みを抱えている方には毛髪の発毛から脱毛までの周期であるヘアサイクルを整え、長く太い健康的な毛髪にする効果がある内服薬をおすすめします。
発毛を期待している方は内服薬ではなく、外用薬のミノキシジルの使用を検討しましょう。

内服薬はフィナステリドとデュタステリドの2種類があります。

フィナステリドは、毛髪の成長を阻害する悪玉男性ホルモンの生成を抑制してくれるお薬です。
テストステロンを薄毛の原因になるジヒドロテストステロン(DHT)に変換する酵素の5αリダクターゼⅡ型を阻害し、脱毛が発生しないように防いでくれます。

デュタステリドはフィナステリドと同様に、DHT生成を抑制する薬ですが、フィナステリドが阻害できない5αリダクターゼⅠ型とⅡ型の阻害することが可能な強い抑制効果を持つお薬です。
デュタステリドはフィナステリドよりも抜け毛を抑制する効果があると報告されています。

※参考:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版

 
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直接塗布し発毛を促す外用薬

毛髪が軟らかく短いまたは毛髪が減った方は毛細血管が収縮し、毛根まで栄養を届けることが出来ていない可能性があります。
毛髪の量を増やしたい方は発毛効果がある外用薬のミノキシジルがおすすめです。
発毛と同時に抜け毛を抑えたい方は、薄毛の原因を抑制する効果がある内服薬のフィナステリドとデュタステリドの使用も検討してみましょう。

ミノキシジルには血管拡張する作用があるので、毛髪の成長に必要な栄養と酸素の供給を増加させ、太く丈夫で抜けにくい毛髪にすることが期待できます。
ミノキシジルは内服薬のミノキシジルタブレット(ミノタブ)もあり、効果は外用薬と同様ですが血中から薬の効果を発揮するので、外用薬よりも発毛効果の有効性が高いと言われています。

 
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M字ハゲの治療を始めるタイミング

Ⅿ字薄毛の対策や治療をいつから始めるのが良いのかわからないと悩んでいませんか?
Ⅿ字の抜け毛対策を考えている方は20代から治療を始めましょう。
既にⅯ字のと頭皮が見えている方はなるべく早めにAGA治療を始めることをおすすめします。

Ⅿ字薄毛の主な原因と言われているAGAは進行性の脱毛症なので、一度発症してしまうと完治することが難しいと言われています。
生え際の抜け毛が多くなり始めている方は放置すると、薄毛が悪化し治療の効果を得られるまで時間が必要となる場合があります。
抜け毛が気になったタイミングで、一度AGA治療クリニックの受診を検討しましょう。

AGAは中年になってから発症することが多いと思っていませんか?

20代の日本人男性10人に1人がAGA発症し、年齢とともにAGA発症率も高くなると言われています。
早期治療を行うことで抜け毛の予防ができ、丈夫で健康的な毛髪を維持することが可能です。
将来薄毛になるのが心配な方は若いうちから治療を始めましょう!

※参考:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版

 

M字ハゲのAGA治療薬にかかる費用の相場とは

Ⅿ字薄毛の進行やクリニックにより治療薬の費用が変わります。

内服薬は月々約3千円〜1万円、外用薬は月々約3千〜8千円と言われています。
薄毛の状態や目的により処方されるお薬が違います。薄毛が進行している方は内服薬と外用薬を併用するパターンが多く、抜け毛予防としてAGA治療を始める方は内服薬のみ処方されることがあります。
Ⅿ字薄毛の治療は予防でも使用可能なので、将来ハゲるのが不安な方や費用を抑えて薄毛対策を行いたい方は早期治療を検討しましょう。

 

内服薬の費用は1ヵ月で約3千円〜1万円必要

内服薬は抜け毛を予防するフィナステリドとデュタステリド、発毛を内側から促すミノキシジルがあります。

フィナステリドとデュタステリドの費用は月々約3,000~10,000円でミノキシジルタブレットは約5,000円~10,000円相場とされています。

 

外用薬の費用は1ヵ月で約3千〜8千円必要

外用薬は頭皮に直接塗布し発毛を促進させるミノキシジルがあります。

ミノキシジル外用薬は約3,000~8,000円と言われ、濃度により価格が変わります。
医師に肌質や薄毛の状態を確認してもらい、ご自身に合った外用薬を処方してもらいましょう。

 

AGA治療薬は個人購入ではなくクリニックから処方してもらいましょう

AGA治療薬はクリニックから処方してもらう方法と海外から個人購入する2つの方法があります。

個人輸入は医師からの処方箋が不要かつ安価に手に入るので、気軽にAGA治療を始めることができ、抜け毛や発毛の効果が出ているケースもあります。ただし、個人輸入のAGA治療薬は、品質、有効性及び安全性について、日本の医薬品医療機器等法に基づく確認がされていません。

また、使用方法や成分が外国語で記載されているので、服用方法を誤り健康障害を引き起こす危険性が考えられます。個人輸入で購入を検討している方はご自身で判断するのではなく、医師に相談してください。

安全性が不安な方はAGA治療クリニックを受診し、医師の判断を受けて正規品を処方してもらいましょう。

※参考:医薬品等を海外から購入しようとされる方へ

 

初めて受診する方は実店舗ではなくオンライン型AGA治療クリニックがおすすめ

AGA治療クリニックは実際に足を運び診療してもらう実店舗型と診察からお薬処方までオンラインでできるオンライン型があります。

Ⅿ字薄毛が気になっている方で、「恥ずかしくて店舗に行く勇気がない」「できるだけ費用を抑えたい」と悩んでいる方はご自宅で診療可能なオンライン型AGA治療クリニックがおすすめです。オンライン型はスマホ1つあれば診察が可能なので、周りの目が気にならずに治療を始めることができます。また、実店舗と違いお薬の定期購入やまとめ買いができるので治療を継続しやすいです。

どこのAGA治療クリニックにするか迷っている方は、当日予約可能で通院不要、全国どこにいても受診ができ実店舗と同じお薬を安く処方してもらえるZENクリニックはいかがでしょうか?
早く受診をしたい・費用を抑えたい・忙しくて予定を開けるのが難しい方は24時間受付を行っているので、受診を検討してみてください。

 

まとめ

Ⅿ字ハゲの治療についてお話してきましたがいかがでしたでしょうか?
Ⅿ字ハゲ改善で行われるAGA治療は薄毛が気になってきた方以外にも予防として服用することが出来ます。
早期治療や予防として治療を行うとⅯ字薄毛が進行した時より安く始められる場合があります。
AGAは一度発症すると完治出来ない脱毛症なので、若々しい髪の毛を取り戻せるように早めの治療をおすすめします。
実店舗に行くのが恥ずかしい方や費用を抑えたい方、忙しくて予定を開けるのが難しい方はオンライン診療を行っているクリニックの受診を検討してみてください。

ABOUT ME
阿部有寛
阿部有寛
医師 
2007年山形大学医学部卒業。 一般内科、複数の企業、研究施設の産業医から、大手の美容クリニック、AGA・頭髪クリニックの医師を経て、一般社団法人日本美容医療研究協会ZENクリニック院長に就任。 【資格】医師免許/日本医師会認定産業医 > 医院長紹介ページを見る
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