AGAは保険適用されない!可能な限り治療費をコストダウンする方法

 

あなたは「AGA治療の保険適用の有無」ご存じでしょうか?
結論から申し上げますと、AGA治療は保険適用になりません。
しかし、例外として保険適用される脱毛症の可能性もあるため、全ての薄毛が保険適応にならないわけではありません。

「AGA治療自体高額なイメージがあるし、続けられるかわからない」
「保険適応されないのなら、どうにか安く治療費を抑えることはできないのだろうか」
このように、薄毛の治療を始めようと思った時に気になるのが月々の治療にかかる費用だと思います。

AGA治療は即効性のある治療ではありません。抜け毛を抑制し発毛を促進する期間を考えると、ある程度継続的に治療をする必要があります。
そのため、月々どれくらいの治療費がかかるのかといった疑問点は、治療を始める前に予め知っておく必要があるでしょう。

この記事ではAGA治療が保険適応されなくても、できるだけコストダウンをしながらも効果のあるAGA治療を選択できるようにお話をしていきます。

AGA治療は保険適用になりません

AGA治療は保険適用されません。しかし、一部の薄毛治療では保険が適用される場合もあります。
この章ではAGA治療はなぜ保険が適応されないのかという理由と、保険が適用される場合はどういったケースがあるのかについて詳しくお話していきたいと思います。
 

AGA治療が保険適用されない理由

AGA治療は、AGAの症状自体が身体に健康被害を及ぼすものではないという考えから保険が適用されません。AGAの症状とは、髪や頭皮の健康が損なわれることで脱毛が起きる状態を指しますが、放っておいても命に関わる病気ではないため、美容整形やレーシック手術、ワキガ治療などと同じ分類になります。
 

AGA治療は医療費控除も適用外

医療費控除とは、医療費によって与えられる家系への負担を軽減するために用いられる制度のことを言います。1年の間に医療機関などに支払った費用が一定の額を超えた場合、所定の手続きを行うことで所得控除が受けられるのですが、AGA治療は下記に該当するため医療費控除も対象外となります。

法第73条〈〈医療費控除〉〉関係
73‐4 いわゆる人間ドックその他の健康診断のための費用及び容姿を美化し、又は容ぼうを変えるなどのための費用は、医療費に該当しないことに留意する。ただし、健康診断により重大な疾病が発見され、かつ、当該診断に引き続きその疾病の治療をした場合には、当該健康診断のための費用も医療費に該当するものとする。

※引用:国税庁『法令解釈通達 / 法第73条《医療費控除》関係』
 

AGA以外の脱毛症だった場合、保険が適用される可能性はある

AGA治療の場合保険は適用されませんが、万が一、いま抱えている薄毛がAGAではなくその他の脱毛症だった場合、一部で保険が適用される場合もあります。
保険が適用される可能性のある脱毛症は、円形脱毛症、脂漏性脱毛症の2つです。

円形脱毛症で使用される薬や治療法は複数あり、ステロイド外用剤等の外用液、薄毛の箇所に1ヶ月に数回ステロイドを注入する局所ステロイド注射、内服薬としてはステロイド内服薬、抗アレルギー剤、紫外線療法や冷却療法といった治療法も保険が適用になります。
また、AGAと円形脱毛症の違いとしては、AGAは時間をかけてじわじわと薄毛になっていくのに対し、円形脱毛症は一気に髪の毛が抜け落ちる脱毛症です。

続いて、脂漏性脱毛症は皮膚の炎症が起きることによって髪が抜けてしまう脱毛症です。治療で使われるのは皮膚の炎症を抑えるステロイド外用薬や抗生物質、抗真菌薬、抗ヒスタミン薬などの皮膚の炎症を抑えるものであり、こちらも保険適用されます。

注意点としては、保険診療と保険外診療の混合診療は原則禁止とされています。AGAと円形脱毛症、AGAと脂漏性脱毛症といったように併発してしまった場合、自由診療として整理されてしまうため注意が必要です。

※参考:厚生労働省『先進医療の概要について』
※参考:厚生労働省『保険診療と保険外診療の併用について』
 
 

保険適用されないのならコストを抑えたい。AGA治療でコストダウンする方法4選

保険が適用されないのであれば、できるだけAGA治療にかかるコストは抑えたいですよね。
この章では、治療にかかるコストを抑えるための4つの方法をご紹介していきます。ポイントとなるのは、①通院の有無、②診療・カウンセリングの費用、③お薬の種類と費用、④治療の開始時期です。
 

実店舗クリニックよりも比較的費用が安いとされるオンラインクリニックに行く

AGAの治療ができるクリニックには、医師の治療を直接受けることのできる実店舗型クリニックと、予約から治療までをすべてオンラインで完結することができるオンライン型クリニックの2種類があります。

一般的にオンライン型のクリニックは、実店舗型のクリニックよりも治療費用が安い場合が多いです。なぜなら、人件費が削減できる点や実店舗を持たないために治療費を安く設定できている場合が多いためです。

また、オンライン型クリニックの場合は投薬での治療のみですが、実店舗型のクリニックでは投薬以外の治療やクリニック独自の治療もセットで行うこともできるため、逆に言うと費用が嵩んでしまう可能性もあります。

両クリニックで処方してもらえるお薬に違いはないので、治療方法に特にこだわりのない方はオンラインクリニックで治療を始める方がコストダウンできるでしょう。
 

初診・カウンセリング料が無料のクリニックを選択する

クリニックでAGA治療を始める場合、必ず医師による診察を受ける必要があります。診察料はクリニックによって変わりますが、初診料や初回カウンセリング料を無料にしているクリニックもあります。初めてAGA治療を受ける際は、AGA治療そのものに対して探り探りの点も多いと思いますので、まずは無料で気軽に話を聞いてもらえるクリニックへ相談するのが良いでしょう。

ここで抑えておきたいポイントは、定期健診をどのくらいの頻度で受けなくてはならないのか、また、その費用はいくらなのかという点です。初回の診察が無料だったとしても、何度も検診が必要となるとその分診察料はかさんでしまうので、定期健診の頻度や費用はクリニックを選択する際に確認しておきましょう。
 

AGA治療薬にはジェネリック商品も!安く購入できる分注意点もあり

AGA治療で処方されるお薬については、下記の表をご覧ください。
AGA治療薬にもジェネリック医薬品が発売されており、新薬よりも安く購入できる可能性が高いです。
ジェネリック医薬品とは、新薬の特許が切れたあとに販売される薬のことを指し、新薬と同じ有効成分で作られ、効果は新薬と同等であると国に承認されたお薬です。日本でも医療費節減のため、ジェネリック医薬品の使用を積極的に促進しています。

しかし、AGA治療は自由診療なのでクリニックによって治療薬の価格帯はかなり変わってきます。あくまで目安ではありますが、新薬とジェネリックを比較した価格の違いやお薬の効果についてこれからお話していきますので、クリニックを選ぶ際の参考にしてください。

①ジェネリックだと通常価格の約60~90%で購入可能な「プロペシア【抜け毛抑制剤】」

・プロペシア【抜け毛抑制剤】とは
「フィナステリド」と呼ばれる成分が含まれたAGA治療薬です。AGAの進行を抑え、ヘアサイクル(髪の毛が生え変わる周期)を正常な状態へ戻すための治療薬です。アメリカの医薬品管理局であるFDAでも認可されているAGA治療用の薬剤であり、世界中で広く利用されています。

<コストダウンできるプロペシアのジェネリック医薬品「フィナステリド錠」>
通常のプロペシアの価格相場が約8,000円~10,000円なのに対し、ジェネリックでは約60~90%の価格で購入できます。厚生労働省に認可されているAGA治療薬であり、添加物等の違いはあるものの、お薬の効果に変わりはありません。しかし、医師からの処方が必須となっているため必ずクリニックの受診が必要です。


②ジェネリックだと通常価格の約70~90%で購入可能な「ザガーロ【抜け毛抑制・発毛促進剤】」
有効成分「デュタステリド」が、AGAの原因となる5αリダクターゼの働きを抑制することで、薄毛の原因因子の増加を抑制し、AGAの進行を遅らせることができます。

<コストダウンできるザガーロのジェネリック医薬品「デュタステリド」>
デュタステリドを有効成分とするAGA治療薬であり、厚生労働省より認可を受けたザガーロのジェネリック医薬品です。新薬と同じ有効成分を含む医薬品でありながらも、新薬の約70%~90%の価格で購入できます。


③ジェネリックで通常価格の約70~90%で購入可能だが、効果が薄い可能性もある「ミノキシジル配合薬【発毛促進剤】」
毛母細胞に働きかけて活動を活発化させることで、発毛を促進することが可能な治療薬です。頭皮の血流を促し、毛母細胞に栄養を運べる状態を作ることで髪が成長すると言われています。ミノキシジル配合薬には、内服薬と外用薬の2種類があります。

<注意点あり!コストダウンできるミノキシジルのジェネリック医薬品「ミノキシジル外用薬」>
ミノキシジルのジェネリック医薬品は外用薬のみ存在します。薬剤師さんのいる薬局などで購入が可能なため、わざわざクリニックに行かなくても購入できる手軽さが魅力でしょう。通常価格の約70~90%で販売されていることが多いです。

しかし、日本で販売されているミノキシジル外用薬は1%と5%ですが、市販されているジェネリック医薬品の方がパーセンテージは比較的低いものが多い印象です。新薬とジェネリックで成分に違いはありませんが、濃度によって効果は変わってくるためご自身に合ったものを選択しましょう。海外では10%のミノキシジル外用薬が販売されていますが、日本では未承認となっています。

市販で購入できる主なミノキシジル外用薬
・リアップEX5 プラスNEO(大正製薬)
・リグロEX5(ロート製薬)
・リザレックコーワ(興和薬品)
・スカルプD メディカルミノキ5(アンファー) など

また、注意点としてジェネリックのミノキシジル内服薬は存在しません。
副作用のリスクが高いため、ミノキシジルの内服薬には医師による処方が必須となっています。

より安くAGA治療薬を入手する方法として、海外からの個人輸入や輸入代行が挙げられますが、この方法は様々なリスクを伴うためおすすめできません。

その理由として、国内で正規に流通している医薬品や化粧品、医療機器などは医薬品医療機器等法に基づいて品質や安全性が保障されていますが、個人輸入や輸入代行をする外国製品にはそのような保証はなく、偽物が届いてしまう可能性や正しい服用方法が把握できないなど、健康被害を引き起こす危険性があるからです。

正規品を確実に処方してもらえるクリニックを受診することで、危険を回避するのが最も望ましいでしょう。自由診療のAGA治療はクリニックによって治療費が異なります。同じ薬でもクリニックによって値段に変動がありますので、クリニックを比較するだけではなく、医師の診療を受けてご自身の症状に合ったお薬を処方してもらうようにしましょう。
 

治療範囲が少ないうちからAGA治療を始めたほうがコストダウンできる

AGA治療は効果を持続させるためにできるだけ長期で継続することが望ましいと言われています。そのため、スタートが早ければ早いほど月々の費用がかさんでしまうといった懸念点もあるかと思いますが、それは少し間違った考えかもしれません。

AGAの症状は治療範囲が広いほど、抜け毛を抑制しながら髪を増やしていくことが困難になります。治療が広範囲になれば、使用する治療薬の種類が増えて費用もどんどんかさんでいきます。また、薄毛がかなり進行していた場合には、いくら治療をしても症状が改善されない可能性もあるでしょう。

手遅れにならないためやコストダウンの面から見ても、予防範囲や薄毛の範囲が狭いうちにAGA治療を始めることで、治療薬の種類や量を抑えて費用を軽減しながら、効果的にAGA治療を進めていくことが可能です。
 
 

さいごに

AGAの治療は自由診療であり、保険が適用されないことがわかりました。
現在のご自身の薄毛がAGAか判断できない場合は、クリニックで医師の診断を受けるのがおすすめです!

長く治療と付き合っていくためにAGA治療費のコストダウンの方法を述べてきましたが、まずは何よりもご自身が無理なく続けられることが一番です。
AGA治療にかけられる費用をいま一度考え、薄毛を改善していけるように自分に合ったクリニックを選んでいきましょう!
 
 
 
 

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