【完全版】ヴェルベットスキンとは?効果やダウンタイムについて徹底解説!

抗加齢学会専門医/麻酔科認定医
コッツフォード良枝:監修

公開日:2021/04/05 更新日:2020/12/03

ヴェルベットスキンとは、効果的な2つの美容に関する施術を組み合わせた、美容が気になる方にとてもおすすめの施術です。
どのような施術が組み合わされているのか、どのような効果があるのか、などヴェルベットスキンの詳細について詳しく知りたい人も多いのではないでしょうか。
この記事では、ヴェルべットスキンについて詳しく紹介していきます。

ヴェルベットスキンとは

ヴェルベットスキンとは
ヴェルベットスキンとは、マッサージピールとダーマペンというふたつの施術を組み合わせたものです。
マッサージピールとは、特別な薬剤を使ったケミカルピーリングのことを指します。
ケミカルピーリングとは、肌の表面にある老廃物や古い角質を剥がして除去する人気の施術であり、古い角質を覗くことでシミやくすみが生じるのを防ぎ、肌が一段階明るくなるなどの美肌効果や印象を明るくする効果が期待できる施術です。
マッサージピールは通常のピーリングとは異なり、皮膚を剥がすことなく薬液を皮下に浸透させることで皮下組織に作用させるピーリングであり、皮下のコラーゲンを活性化させ肌のハリを取り戻したり、シワを目立たなくする働きも期待できるのです。

ダーマペンとは、皮膚を刺激することによって皮下組織を活性化させ、コラーゲンなどの新陳代謝を活性化させることにより、皮膚を若返らせる治療法です。
ダーマペンでは皮膚の表面に微細な穴を開けるのですが、その微細な傷を皮膚は修復しなければならず、回復のために皮膚細胞や皮下組織など様々な組織が活性化します。
活性化した皮膚細胞や皮下組織の働きによって、肌のハリが取り戻せたり、毛穴やニキビ跡が目立たなくなったりするなどの効果が期待できます。
こうした皮膚や皮下組織を刺激する施術を組み合わせ、有効な薬剤成分の浸透効率を高めた即効性がある施術がヴェルべットスキンです。

効果・お勧めの人

効果・お勧めの人
ヴェルベットスキン施術では、皮膚細胞や皮下組織を刺激することによって肌の新陳代謝を活性化させます。
肌の新陳代謝は年齢を重ねるほど低下していくものであり、新陳代謝が低下していくと紫外線などによる肌へのダメージを修復できなくなってしまいます。
そのために加齢と共にシミやくすみ、シワといった肌のトラブルが問題となるわけですが、ヴェルべットスキンを受けることによってこれらの加齢と共に気になるトラブルを解消することが期待できるのです。
活性化したコラーゲンは肌を押し上げ、ハリと弾力のある肌を実現して小じわを目立たなくするだけでなく、リフトアップ効果によって若々しい印象を作ってくれることでしょう。

過去のニキビ跡や黒ずみなどの色素沈着も、肌の新陳代謝が活性化して老廃物を取り除けるようになると目立たなくなっていくでしょう。
肌にハリが出ることによって毛穴の開きが目立たなくなったり、美肌効果も期待できます。
乾燥肌の人に多い毛孔性苔癬という、角質が毛穴に詰まって赤くポツポツと見えてしまう症状も、新陳代謝の活性化で角質が自然に落ちるようになることで改善されていくはずです。
なにより、こうして老廃物を自然に除去できる肌に変えることによって、しっとりと滑らかで若々しい肌を実現することができるのです。
ヴェルベットスキンは、年齢と共に肌の様々なトラブルが増えてきた人に特にお勧めだと言えるでしょう。

施術の流れ

施術の流れ
実際にヴェルベットスキン施術を受ける、と決めた場合には、どのような流れで施術を受けることになるのでしょうか。
クリニックでどのような手続きが踏まれていくのか、という基本的な流れをここでは紹介します。

施術前

クリニックでは、施術前にカウンセリングを行っています。
専門のカウンセラーによる問診では、現在抱えている肌や健康の悩みについて尋ねたり、施術に関する質問などにあらかじめ答えて不安を解消するために様々な質問を行います。
ここで理想とする肌の状態や最低限解決したい肌トラブルの内容を尋ねられることが多いです。
また、施術には麻酔などの薬剤を使用するため、これまでに薬剤でアレルギーを起こしたことが無いかを確認します。
安全のために確認しているので、正直に答えましょう。

基本的な事項をカウンセラーが確認してから、医師による診察を行います。
ここでは肌の状態を検査して把握するとともに、施術に関する事柄について医師が説明することになります。
ここでヴェルベットスキンの施術内容について説明を受けることになりますので、疑問に思ったことは早めに質問をすると安心して施術を受けられるようになるでしょう。
それから、治療前の肌の状態を記録しておくために写真撮影を行います。
治療前の状態を記録しておくことで、施術を受けてどれだけ肌の状態が改善したのか、ということを比較しやすくなります。

施術

ヴェルべットスキンの施術の前に準備をすることがあります。
まずは肌の表面を清潔に保つために洗顔を行います。
この時、洗顔フォームで除去できる分はしっかり古い角質や皮脂を落とすことが非常に重要であり、古い角質や皮脂が残っていることが原因で薬液の浸透効率が悪くなったりする可能性があるため、しっかりと洗うことを心掛けましょう。
顔を洗って水気を拭いたら、麻酔クリームを顔に塗って30分馴染ませます。
ダーマペンは肌に微細な穴を開ける治療ですので、痛くないよう麻酔をかけておくのです。
麻酔がかかったらクリームを落とし、ダーマペンの施術を行います。

ダーマペン治療は麻酔が効いていることもあり、ほぼ痛みがないのが特徴です。
成長因子という皮下組織の血行を改善させ、新陳代謝の活性化を促すクリームを作用させながら、肌や皮下組織に刺激を与えていきます。
ダーマペン治療の後はマッサージピールを行います。
ダーマペンで刺激された肌に薬液を浸透させ、皮膚細胞や皮下組織に刺激を与え新陳代謝の活性化を促すのです。
刺激で多少ヒリヒリとした灼熱感を感じるかもしれませんが、ひりつきが強い場合は冷水で洗顔をすることで灼熱感を軽減させることができます。

ダーマペンとマッサージピールを終えたら、刺激を受けた肌を冷やすためにクーリングという処置を行います。
肌には微細な傷がついているのですから、雑菌などが皮下に入らないように滅菌処理がされたシートを使用します。
肌のひりつきや火照りが落ち着いたら、保湿や紫外線から肌を守ることを目的とした薬剤を塗布し、それからファンデーションを塗ります。
こうして薬剤で肌を保護出来たら、施術は完了となります。

施術後

施術後には、施術の後の刺激を受けた肌についての注意に関して説明を受けることになります。
刺激を受けた肌が元の状態に戻るまでの時間をダウンタイムといいますが、ダウンタイムがどれくらい続くのかについても説明されるだけでなく、赤みやピリピリ感など、施術で起こりうる副作用についても説明し、その症状に対するケアについても学ぶための時間を設けています。

施術後の経過

施術後の経過
一般的に施術日には、赤みやひりつきが人によっては感じられます。
もし赤みやひりつきが無い場合でも、メイクや洗顔は施術後10時間が経過するまでは控えたほうがいいでしょう。
施術から2日目には赤みがあったとしても軽減することが多いのですが、中には多少くすんだ印象になったりごわついたりすることがあります。
3日目にはより赤みが軽減されますが、同時に皮が剥けてくるので日焼けの皮がむけたような印象になるかもしれません。
この剥けてきた皮は古い角質や老廃物を含んだもので新陳代謝の結果ですので、皮膚が剥けてきたと焦る必要はありません。

その皮の剥けも施術から4日目にはピークを迎え、5日目以降には剥けた皮の下から新しい艶やかな皮膚が覗いてくることになります。
人によっては1日でおさまることもあります。
1か月経つと概ね全ての古い角質や老廃物が剝がれ落ち、綺麗な肌つやを感じることが出来るようになります。
新陳代謝が活性化して皮下組織にもボリュームが戻ってくるので、肌のハリが良くなったりシワが目立たなくなったように感じるはずです。
ヴェルべットスキンの効果は1か月程度という短い期間で実感できるようになる、ということも人気の理由のひとつです。

副作用・ダウンタイム

副作用・ダウンタイム
ヴェルべットスキンの副作用として想定されるのは、細かい内出血や皮剥け、肌の赤みです。
ヴェルべットスキンの施術ではダーマペンという皮膚に微細な穴を開ける施術を行いますが、それによって皮下組織が傷つくと少し炎症を起こして赤みを生じたり、皮下で出血を起こして内出血を来たすのです。
しかし、この内出血はしばらくすると吸収されて目立たなくなります。
この内出血が吸収されてくる頃に、新陳代謝が活性化することで老廃物が肌から脱落するので、ポロポロと皮剥けが起こります。
皮剥けは無理に剥がさず、洗顔などで自然に落ちるままにしておいた方が皮が剥けた後の肌に対する刺激が少なくて済むでしょう。

また、ヴェルべットスキンという施術はレーザーを用いたピーリング施術と比べて、熱を使わない分だけ肌へのダメージが抑えられるという特徴があります。
肌の赤みや腫れが抑えられるため、施術後のむくみや腫れによって生活に支障が出る期間であるダウンタイムが短くて済み、他のピーリング施術に比べて普段通りの生活が送れるようになるまでの時間が短くなるでしょう。
ダウンタイムには個人差がありますが、多くの方が数日で日常生活を支障なく遅れるようになります。

アフターケアの方法

アフターケアの方法
ヴェルべットスキン施術を受けた後、肌を保護するためにはどのようなケアをするべきなのでしょうか。
施術後のアフターケアについての方法を紹介します。

当日の過ごしかた

施術を受けた当日は、特に肌へのダメージが強く感じられるはずです。
施術を受けた後の肌の反応には個人差がありますが、赤みや腫れを感じることが多いでしょう。
そうしてダメージを受けた肌のアフターケアですが、治療部位以外の部分についてはシャワーは施術当日から浴びても構いません。
ただし、治療部位は10時間~12時間ほどは洗顔や水に濡らすのは避けてください。
洗顔をしたり、水に濡らしてもいいのは施術翌日となります。
治療部位は非常にデリケートですので、洗う際も優しく洗うようにし、可能な限り清潔にしましょう。

ヴェルべットスキン施術を受けた後、肌は皮剥けを起こしてポロポロと古い角質が脱落し、デリケートな新しい肌が顔を出します。
この新しい肌にストレスをかけるのは好ましくないため、治療部位のマッサージは1週間は避けるべきです。
また、血行を過度に良くしてしまうと炎症が増強して、赤みや腫れ、ヒリヒリした感覚が持続してしまう原因になってしまうことが考えられます。
プールや運動、飲酒など血行が良くなるような行為は、赤みが取れて肌の炎症が落ち着いたことが確認できるまで控えたほうがいいでしょう。

保湿・メイク方法

ヴェルべットスキン施術を受けた後、古い角質や老廃物が落ちて露わになる肌は非常にデリケートであり、様々な刺激に反応して荒れてしまうことが考えられます。
そのため、治療後12時間は防腐剤や添加物の入った基礎化粧品、化粧品や日焼け止め等は控えるなど、肌に優しくないものはつけるのを控える、という気配りが重要です。
クリニックでは施術後にオリジナルの保湿剤で仕上げ、肌の保湿とケアを行ってくれることが多いです。
もし、施術後すぐに化粧品を使用したり、保湿がしたい場合には肌に負担のかからない防腐剤の入っていないものを選びましょう。
例えば、ファンデーションであれば、施術直後から使用できる専用のメディカルファンデーションがあります。
防腐剤などの添加物が入っていないため肌に優しく、デリケートな施術後の肌にも安心して使用できます。

治療後12時間が経過したのであれば、保湿は特に重要になります。
角質は肌を外的な刺激から守ると同時に、肌の水分を留めて乾燥しないように保つ働きがあります。
ヴェルべットスキン施術によって皮剥けが起きて角質が落ちた場合、肌はとても乾燥しやすい状態になります。
化粧水や美容液、乳液を使用してデリケートな肌を十分に保湿し、乾燥による肌荒れを防止することがすべすべな肌つやを保つために必要なことなのです。

ヴェルベットスキンで綺麗なお肌を手に入れよう!

ヴェルベットスキンで綺麗なお肌を手に入れよう!
この記事では、肌の新陳代謝活性化を促し、古い角質もオフするヴェルベットスキンについて紹介しました。
とても効果抜群かつ施術のリスクも少ないので、興味がある方はぜひ検討してください。
ヴェルベットスキン施術に関する疑問点があれば、きちんと施術前のカウンセリングで聞いておくことを忘れないようにすると、納得して治療を受けられるはずです。