目の周りのたるみ(クマ)
目の下のたるみの原因
目の下のたるみには、様々な原因があります。例えば、皮膚内のコラーゲンやヒアルロン酸の減少によってできてしまう老化による皮膚のたるみ、目の下の脂肪がふくらんでしまうことによってできてしまうたるみなどです。他にも、まばたきの回数や、化粧品が原因となることもあります。
スマスセラ・アイ
特徴
ウルセラと同じ原理でHIFU(高密度焦点式超音波)を照射しリフトアップさせる治療法です。
痛みが少なく、スムーズにたるみをリフトアップできるアンチエイジング施術です。
肌のたるみの大きな原因の一つはSMAS層(筋膜層)の衰えにあります。
スマスセラは、HIFU(高密度焦点式超音波)を照射し、SMAS層に熱エネルギーを与えることによって、コラーゲンの凝固と変性を促し、SMAS層の収縮を促します。その結果、皮膚が内側から支える働きを取り戻し、リフトアップ効果が起きます。
スマスセラは、ウルセラより焦点が小さく密度が高い為、照射後のリスクも少なく、痛みがマイルドなのも特徴です。施術後1〜2ヶ月で効果が現れ、約6ヶ月持続します
スマスセラのしくみ
コラーゲンは、皮膚の弾力や形を保ち、キメを整える天然のタンパク質で、皮膚を内側から支える重要な働きがあります。
しかし、加齢と共にコラーゲンは減少し、皮膚を支える働きが少しずつ弱くなってしまいます。
その結果、皮膚の弾力が失われ、重力のかかる方向に下がってしまいます。これが「たるみ」の原因です。
スマスセラは、傷ができたらそれを治そうとするしくみ、古い細胞が新しい細胞へと入れ替わっていく、体の自然な働き(新陳代謝)を利用した、リフトアップ治療です。
スマスセラでは、手術でしかアプローチできなかったSMAS(筋膜)と呼ばれる深い層に、ピンポイントで点状の熱を与えます。
SMAS(筋膜)とは、皮膚よりも深い脂肪層と筋層の間にある薄い膜で、コラーゲンからできています。老化などによるSMAS(筋膜)の衰えは、たるみの原因になります。
まずはじめに、点状に加熱されたコラーゲンが縮むことで、即時的なリフトアップ効果を感じます。次に、約2~6ヶ月にわたり、熱で縮んだコラーゲンを治そうとする働きが起こり、新しいコラーゲンが生み出されます。
細胞内に栄養が集まり、コラーゲンがどんどん増えていくことで、皮膚に弾力が生まれ、たるみが改善します。その結果、「リフトアップ」感が得られるのです。
コラーゲン生成に適した温度
コラーゲンを効果的に増やすためには、与える熱の温度も大切です。低めの温度(40℃前後)では、コラーゲンを増やすための刺激にはなりますが、直接コラーゲンを増やすことはできません。
逆に、高すぎる温度(80℃以上)では、ダメージが強すぎて傷を治す時間がかかったり痛みが強かったり、皮膚への負担が大きくなります。
スマスセラなら、安全にコラーゲン生成に最も適した温度(60〜70℃)まで到達させることができます。
浅い層はもちろん、他の治療では届かない4.5mmの深い層まで皮膚全体に熱を与え、確実に新しいコラーゲンを作り出して「リフトアップ」できる治療が、スマスセラなのです。
スマスセラには目元専用カードリッジがあります。目尻と目の下に左右それぞれ200ショットずつ照射することにより、目の下のたるみ改善治療にも効果を期待できるようになりました。
AGNES(アグネス)
~目の下にぽってりと膨らんだたるみ(眼窩脂肪)治療~
特徴
表皮を傷つけず、肌の奥深く「真皮」へ直接アプローチすることができる高周波(RF)による美肌マシンです。これまでのマシン治療では難しかった目周りの加齢症状(眼窩脂肪によるたるみ)、炎症性にきび、鼻の毛穴、汗管腫などの肌の悩みを改善します。
目の下のたるみはある程度、ヒアルロン酸やPRP注射で改善可能ですが、過度に膨らんでしまった目の下の脂肪の膨らみ(eye bag)は手術で切除する必要があります。ただ大多数の方はできればメスを使わずに治療されたいと思います。手術のように1回で十分になくなることはありませんが、脂肪細胞を直接焼灼するので、確実な治療効果が期待できます。また、脂肪が減ったことによって生じる皮膚のたるみを同時に引き締めることが可能なのも魅力です。
治療の流れ
1、 診察
2、 局所麻酔注射
3、 治療
4、 アイシングと炎症を抑えるお薬を塗布
注意点
治療後は赤みが数日続き、治療による浸出物が溜る場合があります。また人により赤みが強く出ることもありますので、治療予定日はこの点を留意してお決め下さい。当日、サングラスのご持参をお勧めします。マスクは当院からお渡ししますのでよろしければお使いください。
なるべく1週間は、大切な用事をお控えください。
※経過観察のため1週間後に再診をお勧めします。
RRS メソカクテルHA EYES
(目元専用非架橋ヒアルロン酸メソカクテル)
特徴

RRS® HA EYES はヨーロッパの CE (日本の厚労省にあたります)に承認された (CLASSⅢ)きわめて安全な製剤です。
ヒアルロン酸 5.0mg/ml+ペプチド+抗酸化成分フラボノイド・サポニン配合。
有効成分
- クロスリンク(架橋結合)されていないHA(ヒアルロン酸 )5.0 ㎎/ml
- バイオリバイタライゼーション・ソリューション 27.3mg/ml
- 11種の抗酸化物:ビタミンC、ナリンジン、レスベラトロール、R-2ビニフェリン、ε-ビニフェリン、R-ビニフェリン、イソε-ビニフェリン、その他
- 5種のフラボノイド:トロキセルチン、ルチン、ナリンジン、ヘスペリジン・メチル・カルコン、ヘスペリジン
- 3種のサポニン:ルスコゲニン、ネオルスコゲニン、エスシン
- 5種のポリフェノール:R-2 ビニフェリン、ε-ビニフェリン、R-ビニフェリン、イソε-ビニフェリン、レスベラトロール、クマリン
- 2種のペプチド:ジペプチドVW、ペプチドPal-GQPR
- 微量元素:有機ケイ素
こんな方にオススメ
- 目の下たるみ、くま、目の周り表面、しわ、目元の衰えが気になる方
注入方法
水光注射(Bella Vista Injector)のドラッグ・デリバリーシステムにより、注入したい深さに確実に薬剤を届けます。
9本の極細針(32G)を同時にショットし美肌保湿成分を肌表面の0.8~1.0mmの浅い層に均一に注入していきます。浅く、均一に注入することで肌全体のキメを整え光沢感や艶感を与えてくれます。1度でも効果をご実感いただけますが、お肌のターンオーバーに合わせて数回行うとより効果的です。こちらの目元専用メソカクテルは2週間ごとに4回を1クールとされる事をお勧めします。
ヒアルロン酸注入
特徴
今までのヒアルロン酸注入の目的は、ボリュームの減少した部位を補うために使用する場合がほとんどでした。しかし昨今では新しい製剤の開発、注入法が見直されヒアルロン酸を使用してリフトアップさせたり小顔に見せたりと様々な効果を出せるようになりました。
ヒアルロン酸の新革命!ジュビダームビスタ® ボリューマXC のご紹介
2016年12月厚生労働省認可の製剤です。 加齢によって生じる頬のたるみやほうれい線などの表情シワをメスを使わずに注射で改善します。従来のヒアルロン酸と比較して3~4倍の期間(約2年)持続します。また、シワの改善だけでなく、顔のボリュームのバランスをトータルに調整したいという要望に応えて作られたヒアルロン酸です。 ボリューマXCは適度な硬さを保つ分子構造になっており、特にこめかみや頬の適した位置に一定量注入すると、皮膚の中で支柱の役割を果たし、皮膚全体を立体的にボリュームアップし、リフト効果も期待できます。
(1)持続期間が従来の3~4倍
ヒアルロン酸は、通常、"架橋"と呼ばれる技術を使って、持続期間をコントロールしています。ボリューマ XCの場合、高分子ヒアルロン酸と低分子ヒアルロン酸を高い効率で架橋しているため、より長い期間、持続できます。メーカーテストでは、2年後でも67.1%の効果が持続しており、従来のヒアルロン酸よりも施術を受ける頻度を少なくできます。
(2)優れた安全性
ボリューマはすでにアメリカやヨーロッパでは数多くの症例が積み重ねられています。現在では利用されている国は97ヶ国にも登り、効果においても安全性においても評価が確立している薬剤です。
特に加齢によるボリュームアップに使用する際に、海外では第一選択と言われるほどの製剤です。
前述しましたが、日本でも2016年に厚生労働省より承認を受けています。
(3)仕上がりの美しさ
ボリューマの特徴を端的に言うと、その効果の“バランスの良さ”が挙げられます。一つ目が「形を保持する力」。品質の良くない製剤は注入後、皮下で形が崩れて思ったような位置に定まらないことがあります。
二つ目が「弾力性」。ただ硬いだけの薬剤は不自然に持ち上がり、ミミズ腫れになってしまうこともあります。ボリューマはこの2つのバランスが素晴らしく、形を長期間保持しながら自然な弾力性を持っているため、自然かつ確実な効果が期待できるのです。
n-COGリフト
特徴
COGと呼ばれる突起の付いた糸により皮膚のたるみを引き上げます。糸には突起が付いていて効果的にリフトアップされるよう角度や方向が工夫されています。これにより気になるフェイスラインのたるみをしっかりと改善し整え、シャープに引き上げる事が可能になりました。
※n-COGリフトに使用する針:先端が丸い針(カニューレ)なので、内出血や腫れを軽減する働きがあります。