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痩せるホルモンGLP-1とは?ダイエットに効果がある3つの理由

抗加齢学会専門医/麻酔科認定医コッツフォード良枝:監修

公開日:2022/03/26 更新日:2022/03/29

きつい運動や食事制限なしでダイエットを成功させる。
そんな願いを叶えてくれるのが「GLP-1注射ダイエット」です。
私たちの体内にもともと存在するホルモン・GLP-1を注射で補うことで、ダイエットすることができます。

「ダイエットに失敗してばかり」「痩せても、またすぐにリバウンドする」このような悲しい体験は、医療の力で終わりにしませんか。

今回はGLP-1ホルモンとは?ダイエットや糖尿病に効果がある理由について詳しくご紹介します。

痩せるホルモン「GLP-1」とは?

痩せるホルモン

GLP-1は、小腸から分泌されるホルモンです。
食欲を抑える働きがあり「痩せるホルモン」とも呼ばれています。
GLP-1注射ダイエットでは、注射によって外部からGLP-1を補い、無理なく食欲を抑えることができます。

食欲を抑える効果

食欲を抑えることによって、無理のないダイエットを助けてくれるホルモン・GLP-1。
このGLP-1が、食欲を抑える働きをする理由は以下の2つです。

理由①胃に作用するから

GLP-1が胃に作用することで、食べ物をゆっくり腸に送るようになります。
これを「胃内容物排出遅延作用」と呼びます。
この作用によって、しっかりと満腹感が感じられることで、過剰な食欲を抑えることが可能です。

理由②中枢神経に作用するから

GLP-1が脳(中枢神経)に作用することで、直接的に食欲を抑える働きも、近年の研究で指摘されています。

注射を行うときに注意することは?

注射を行うときに注意することは?

GLP-1注射は、ご自身で打つ必要があります。
具体的には、消毒などの簡単な準備の後、お腹の横や太ももなどへ垂直に皮下注射します。
注射と聞くと怖いイメージがあるかもしれませんが、GLP-1注射に使用される針は極細(髪の毛程度の太さ)。
痛みを感じない方が多く、注射痕は残りません。
注射の時間は1分程度です。

GLP-1ダイエット注射の注意点
  • 注射する場所は、毎日少しずつずらす
  • 毎日可能な限り、同じ時間に注射をする
  • 担当医が指示した薬の量を勝手に変えない
  • 注射は冷蔵庫に保管する
  • 使用済み注射を、一般ゴミとして破棄しない

辛い食事制限や運動が必要ないわけとは?

食事制限が必要ないわけとは?

ダイエットで最も辛いことの1つが「食事制限」です。
普段よりも食べる量を減らしたり、お菓子などの好きな食べ物を我慢したり…。
このような「我慢」に、大きなストレスを感じる方は多いでしょう。
辛い食事制限は、ダイエットの挫折やリバウンドの原因になります。
さらに、栄養バランスの偏りから、ホルモンバランスの乱れなどにつながる恐れがあります。

食事制限が必要ない理由

GLP-1注射をすると、食欲そのものを抑えることができます。
適量な食事で、充分な満足感を得ることができるため、摂取カロリーを無理なく減らせるのです。
病気など一部の特別なケースを除いて、摂取カロリーが減れば、自然と体重減少へつながります。
つまり「辛い気持ちを我慢して食事制限を頑張る」という必要がありません。

過度な運動も必要ない

過度な運動も必要ない

GLP-1を注射などで補うと、食欲が抑えられて、自然に摂取カロリーが減ります。
また、それだけでなくGLP-1が褐色脂肪細胞へ作用することで、エネルギー代謝の向上が期待できます。
つまり、消費カロリーが増えるのです。
この作用はダイエット効果を高めるとともに、リバウンドのしにくさにも寄与しています。

そのため、一般的な筋肉量をお持ちの方であれば、普段通りの生活を続けるだけで、無理なく減量することが期待できます。

もちろん、ダイエット効果を高めたり、健康な習慣を作るために適度な運動は好ましいです。
ただし、GLP-1そのものに高い効果が期待できるため、ダイエットを目的とした過度な運動は全く必要ありません。

GLP-1注射の種類とインスリン注射との違い

GLP-1ホルモンの注射はインスリン注射とは違う

GLP-1受容体作動薬とインスリン注射は、共に糖尿病治療に利用されています。
そのためほとんど同じ薬のようにも思えますが、実際には薬の働きや用途に異なる点があります。
両者の違いは以下の通りです。

インスリン注射

インスリンは膵臓から分泌されるホルモンで、血糖値を下げる働きがあります。
これによって血糖値を一定にキープします。
糖尿病の中でも、インスリンが不足する「1型糖尿病」の患者さんは、インスリンを補う目的で継続的に注射します。

GLP-1受容体作動薬

GLP-1は小腸から分泌されるホルモンで、あくまでもインスリン分泌を促す働きです。
つまり、インスリンそのものを補う必要がある1型糖尿病の患者さんに与えても、その代わりにはなりません。
また、インスリンは1型糖尿病の患者さんには継続的な注射が必要ですが、GLP-1は糖尿病でない方にも注射可能。
一定期間を除いて、継続的な注射は不要です。

サクセンダ、オゼンピック、ビクトーザ、リベルサスの違い

現在日本で使用されている主なGLP-1受容体作動薬には、「サクセンダ」「オゼンピック」「ビクトーザ」「リベルサス」の3種類が存在します。
以下、それぞれの違いを見ていきましょう。

オゼンピック

セマグルチドという作用成分を持つGLP-1薬です。
作用期間が長く、注射が週に1度程度で済む点が大きな特徴となります。

ビクトーザ

リラグルチドという作用成分を持つGLP-1薬です。
こちらは糖尿病患者を対象に開発された薬で、食欲抑制効果の強さが大きな特徴となります。
なお、肥満症の方向けに開発された「サクセンダ」という薬は、ビクトーザと成分が同じです。

リベルサス

上記が注射薬であったのに対して、リベルサスは口から飲む(経口摂取する)タイプの薬となります。

リベルサスのメリットとデメリット

「リベルサス」は、GLP-1を口から飲む(経口摂取する)ことが可能です。
2020年に厚生労働省に承認され、2021年に発売となりました。
リベルサスには大きなメリットがありますが、一部デメリットについても確認しておきましょう。

リベルサスのメリット

飲み薬のため、注射に抵抗がある方でもGLP-1ダイエットをすることができます。
効果は注射薬に匹敵するといわれています。
服用回数が1日1回で良いのもメリットです。

リベルサスのデメリット

服用方法が一般的な薬とは異なるため注意が必要です。
リベルサスは、空腹時に水で服用しますが、服用後30分は食事だけでなく飲み物も禁止となります。
すでに他の薬やサプリメントを飲んでいる場合、服用回数などを間違える恐れがあることがデメリットです。

GLP-1ホルモン摂取は保険適用外?

GLP-1ホルモン摂取は保険適用外?

GLP-1受容体作動薬が2型糖尿病の治療に使用される場合は、保険適用となります。
一方、ダイエットや痩身など美容が主な目的となる場合には、保険適用外となります。

実は、アメリカをはじめとする海外の国々では、GLP-1受容体作動薬が肥満治療薬としても認可されています。
GLP-1受容体作動薬のダイエット効果のみならず、依存症や副作用の心配が少なく、安全性や健康面でもリスクが少ないと認められている証でもあります。

GLP-1のホルモンの活性化で健康になろう

GLP-1のホルモンの活性化で健康になろう

GLP-1ダイエットには、美容以外でも健康面の様々なメリットが期待できますので、最後にご紹介します。

・生活習慣病の予防
生活習慣病は、肥満と密接な関係があると言われています。
生活習慣病には糖尿病、脂質異常症、高血圧などがありますが、ダイエットによってこれらの病気の罹患リスクを低減することが期待できます。

・関節や骨の負担軽減
肥満状態のまま年齢を重ねると、関節や骨の負担が増大し、腰や膝の痛みにつながる恐れがあります。
転倒した際に、骨折などの大けがにつながる可能性が高まりますが、ダイエットによってこれらのリスクを低減し、健康寿命とQOL(人生の質)の向上が期待できます。

・心血管疾患の予防
近年の研究では、GLP-1受容体作動薬の、心血管疾患の予防効果が示唆されました。

・脳細胞の保護
2012年の研究では、GLP-1の脳細胞の保護効果によるアルツハイマー病の予防・改善の可能性が示唆されました。

痩せるホルモン「GLP-1」で理想の体を

理想の体を

GLP-1薬を個人輸入しようとする方もいらっしゃるようですが、非常に危険です。
品質や安全性に不安があるほか、体に異常が起きた際に速やかな処置を取ることが難しくなります。
GLP-1薬は、妊婦や一部の病気を患う方など、使用できないケースがあるため、必ず医師の診療を受けてから使用するべきです。

銀座禅クリニックは、確かな品質のGLP-1ダイエット薬を処方しております。
医師による万全のアフターフォロー体制が整備されている他、オンライン診療による処方にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

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