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脂肪吸引は日帰りでの手術もできる?手術前からの流れを紹介します

抗加齢学会専門医/麻酔科認定医コッツフォード良枝:監修

公開日:2022/11/04 更新日:2022/11/04

過酷な食事制限やつらいダイエットをどんなに頑張っても、ポッコリお腹がへこまない、くびれができない、とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
究極のダイエット治療法として注目を集めている脂肪吸引で脂肪の悩みとサヨナラしましょう。
脂肪吸引を日帰り手術で行うことはできるのか、脂肪吸引の身体にかかる負担、手術前からの全体の流れ、痛みやリスクなど、詳しくご紹介します。

脂肪吸引とは

脂肪吸引とは

脂肪吸引とは、皮下脂肪が蓄積されやすい部位に、4mm程度の小さな穴をあけ、「カニューレ」という特別な吸引器具を使って、脂肪を吸引するダイエット法です。

皮下脂肪を直接取り除くため、リバウンドの心配もありません。
運動などをしなくても半永久的にスリムになれるとあって、若い女性の間で静かなブームとなっています。

脂肪吸引できる部位は、頬やあご、胸、二の腕、背中、腰回り、お腹、太ももやふくらはぎです。
ほぼ全身が対象で、あごに使うと、スッキリとしたフェイスラインとなり、胸の場合、吸引した脂肪を注入してバストアップすることも可能です。
二の腕は努力で細くするのが難しい部位ですが、脂肪吸引を行えばノースリーブも自信を持って着られるようになります。

脂肪吸引で体にかかる負担

脂肪吸引で体にかかる負担

脂肪吸引をしてみたいけれど、会社を何日も休むことができないから無理、と最初からあきらめている働く女性も多いですが、脂肪吸引はほとんどが日帰り手術可能です。
ただし脂肪吸引する範囲などによって、1泊入院しなければならないこともあります。

施術自体は30分から2時間ぐらいが一般的です。
静脈麻酔をかけて行う手術のため、手術後は3~7日程度安静にする必要があります。

働く女性の場合、3日程度は仕事を休み、その後は、デスクワークなどの軽い仕事をから始めましょう。
3日以上続く連休を利用したり、有給休暇を金曜日に取って土日合わせて3日にしたりするケースが一般的です。

脂肪吸引後の痛みは1ヶ月程度続く

脂肪吸引後の痛みは1ヶ月程度続く

体内の組織を無理やり取り除くわけですから、痛くないわけはありません。
痛みの程度については、痛みに敏感な人、鈍感な人といった個人差のほか、脂肪の吸引量によっても異なります。
より多く脂肪吸引すると、それだけ体に負担がかかり、痛みも比例。

一般的にいわれている痛みの程度として、久しぶりに体を動かした後の筋肉痛をイメージしてください。
体を動かすたびに、ぐっとくる痛みがあると思います。
手術した後3日間は痛みが強く現れるため、安静に過ごしましょう。
その後痛みは次第に和らぎ、1週間程度で落ち着きます。

通常業務に戻れるのは1週間程度、運動ができるまでになるのは1ヶ月程度かかると思ってください。

脂肪吸引手術の流れ

脂肪吸引手術の流れ

まず、知っておいてほしいのは、脂肪吸引をしようと思い立った当日に、クリニックや病院の窓口に行っても対応してもらえない、ということです。

脂肪吸引は外科手術であるため、医師によるカウンセリングや、事前検査などを入念に準備がなされた上で、手術を行います。

ネット・電話でのカウンセリング予約
カウンセリングの予約は、方法が2つあり、美容外科クリニックの公式サイトのWEB予約フォーム、もしくは電話で行います。
電話だけで受け付けるクリニックもあるため、公式サイトで確認してください。

手術を受ける対象に年齢制限はありませんが、未成年は保護者の同意書の提出が義務付けられています。
クリニックによっては、15歳以下の未成年に対して、手術を行わないところもありますし、来院時に、保護者の同伴が求められるケースが多いです。

高齢者や妊婦、授乳中の女性、糖尿病の人、心臓病の人、腎臓病の人など、医療機関側がハイリスクだと判断した場合、手術が断られる可能性もあります。

医師によるカウンセリング
医師によるカウンセリングでは、自分の悩みと理想像について、具体的に話せるようにしておきましょう。
どこに、どんな悩みがあって、どうしたいかなど、メモ書きにしておくと便利です。

カウンセリング当日は、まず問診票を記入します。
問診票には、医師に相談したい内容、痩せたい部位などをなるべく詳しく記入しましょう。
既往歴や現在飲んでいる薬についても正確に伝えてください。

ピルを飲んでいると、手術後、血栓症のリスクが高くなるため、飲んでいることは必ず伝えることが大切です。

問診票を作成した後、医師によるカウンセリングとなります。
手術の方法、使用する医療器具などについて説明を受け、患者の体型を見ながら、理想の姿に近づくための方針が決定。

事前検査
事前検査は、脂肪吸引手術を行っても問題ないかを確認する重要な検査です。
血液検査では、肝機能、栄養状態、貧血の有無、感染症にかかっていないか、などを調べます。
検査結果は数日で判明。
検査結果で問題が見当たらなかった場合、脂肪吸引手術が実施されることになります。

カウンセリング当日に手術日をいったん押さえておきます。

手術当日
手術当日はリラックスして手術に臨めるよう、余裕を持って自宅を出発しましょう。
クリニックに着いた後の流れは以下の通りです。

マーキング :脂肪吸引する部分のデザインを体に書き、目印を付けます。
マーキングはとても大切で、するかしないかで、仕上がりに差が生じます。
麻酔:脂肪吸引する範囲や面積によって麻酔方法は異なります。
範囲や面積が小さい場合は一般的に局所麻酔、範囲が大きい場合は、全身麻酔となるのが一般的です。
特殊な液体を注入:脂肪を吸引しやすくする特殊な医療用の液体を大量に注入します。
この液体を注ぐことで血や痛みを抑えることができ、液体を脂肪となじませることで、脂肪吸引による体への負担を軽減できます。
脂肪吸引 :いよいよ手術開始です。
体に目立たないところに4~6mmぐらいの小さな傷をつけ、細いカニューレを何度も出し入れしながら、脂肪を吸引します。
縫合:開けた傷口を溶ける糸で縫い合わせます。
抜糸は約1週間後となります。
 
手術後のケア
内出血や腫れを防ぐために、吸引した部分を包帯もしくはガードルで圧迫固定します。
圧迫固定をしっかり行わないと、術後の経過に大きな影響を及ぼすことがあるのです。

3日後ぐらいを目安に再度通院し、圧迫固定した包帯もしくはガードルを交換します。
交換の際は、傷口の状態を見ながら、赤みやかぶれの有無などをチェックするので、クリニックに通院が必要です。

術後、1週間を目安に、圧迫固定した包帯もしくはガードルを外します。
その後、1ヶ月ごとに検診を行い、経過が順調か、炎症が起きていないかなどを確認。
3ヶ月検診で問題がない場合は、完全に終了となります。

検診の費用は無料としているクリニックが多いです。

アフターケア
術後は、脂肪吸引した部分が次第に硬くなっていきます。
硬いまま放置していると、凸凹ができ、仕上がりが変わってしまうため、マッサージをして柔らかくすることが必要です。

体の部分ごとの正しいマッサージ方法を、医師から教えてもらえます。
自宅でも毎日、念入りにマッサージを続けましょう。
痛みがひどくてマッサージできない場合は、痛み止めを処方してくれます。

具体的なアフターケアの内容は、クリニックによって異なるため、事前に確認しておきましょう。

脂肪吸引のリスク

脂肪吸引のリスク

手術にはリスクはつきもので、リスクのない手術は存在しません。

日本でも数年に一度の割合で、美容外科系の死亡事故が発生しています。
事故を避けるには、リスクについて正しく理解することと、信頼できる美容外科を選ぶことが大切です。

脂肪吸引のリスクとして、傷跡が残る、表面に凸凹ができる、血腫、感染症などがあります。
ごくまれにですが、脂肪塞栓症(しぼうそくせんしょう)や、内臓穿孔(ないぞうせんこう)が起きることも否定できません。

手術を行う前に、医師からリスクについてインフォームドコンセントがありますので、医師から詳しい話を聞き、リスクに納得できない場合は、もう一度考えてから手術するようにしましょう。

脂肪塞栓症

脂肪吸引する際に、細心の注意が必要なのは、大事な血管や神経細胞を傷つけないようにすることです。

脂肪塞栓症は、脂肪片が血管内に入り込み、肺、脳、皮膚、眼球に到達することで発症する合併症です。
塞栓とは、詰まることを意味します。

脂肪細胞が脳または肺に詰まると最悪、死に至ることも。

脂肪塞栓症にならないように、血管へのダメージが少ないとされるベイザー脂肪吸引を行うクリニックで、かつ、脂肪吸引に熟達した医師がいる美容外科クリニックを選ぶことが挙げられます。

内臓穿孔

内蔵穿孔とは、胃や腸に穴が開くことです。
脂肪吸引で用いるカニューレは細長い管のような形をしています。
手術中に、その操作を誤り、腸や胃といった内臓に穴が開くと、重い腹膜炎を発症するのです。

日本国内では、2009年、70歳の女性が医師のカニューレの操作ミスで腸に穴が開き、2日後に死亡するという医療事故がありました。

麻酔による死亡事故

脂肪吸引手術には、範囲や面積などによって麻酔方法が異なり、麻酔の種類として、全身麻酔や局所麻酔、静脈麻酔があります。

麻酔による死亡事故として、麻酔薬によるアレルギーやショック症状を起こした事例があるほか、投薬量の不適切な管理で低酸素脳症を引き起こして死亡した事例が存在します。

アレルギー体質の人は、治療前に医師に必ず相談してください。
麻酔による死亡事故から身を守るためには、麻酔専門医がいる病院を選ぶことが何より大切です。

医師のカウンセリング時に直接聞くのが一番ですが、病院選びの際に、公式サイトの問い合わせフォームを使って、麻酔専門医が在籍しているかを確認してから、病院を選ぶようにしましょう。

日帰りが可能とはいっても手術なので相応に備えましょう

日帰りが可能とはいっても手術なので相応に備えましょう

脂肪吸引は、厳しい食事制限や運動をしなくても痩せられるダイエット法で、リバウンドの心配もいりません。
日帰り手術が可能ですが、静脈麻酔を使っての手術ですので、ある程度安静にする必要もあります。
リスクもよく考えた上で、脂肪吸引を行いましょう。

記事の参考URL

脂肪吸引


https://www.cellport.jp/articles/diet/00004/
https://www.cellport.jp/articles/diet/00004/
https://www.cellport.jp/articles/diet/00004/
https://www.dazzyclinic.jp/stop-tabesugi/liposuction/
https://idea-clinic.jp/blog/downtime001/
https://w-wellness.com/media/1744/
https://www.dazzyclinic.jp/stop-tabesugi/liposuction/
https://www.cellport.jp/articles/diet/00005/

胃や腸に穴があく「穿孔(せんこう)」は恐い!!

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