涙袋にヒアルロン酸注入後メイクはいつからできる?当日から可能?

抗加齢学会専門医/麻酔科認定医
コッツフォード良枝:監修

公開日: 2021/06/03 更新日: 2022/06/24

「涙袋にヒアルロン酸を注入したい」
「注入後どれくらいから化粧をしていいか知りたい」

このようなことでお悩みではありませんか?
実はヒアルロン酸注射はダウンタイムがほとんどない施術なので、軽いメイクなら施術当日に可能です。
なぜダウンタイムがほとんどないかというとメスを使わないからです。

そのため、メスを使わずに、涙袋をふっくらとさせることができるので、人気が高い施術です。
この記事では涙袋にヒアルロン酸注入後にメイクは可能かどうかについて解説していきます。

この記事のポイント
  • ヒアルロン酸注入直後のメイクは可能?
  • 涙袋はどのようになる

この記事を読んでいただければ、涙袋にヒアルロン酸注入後でも当日メイクが可能な理由がわかるはずです。
これからヒアルロン酸注入をお考えの方はぜひ最後までご覧ください。




涙袋にヒアルロン酸を注入した当日でもメイクはできる?

冒頭でもお伝えしたように、実はヒアルロン酸注入の後は当日からメイク、洗顔が可能です。
なぜなら、ヒアルロン酸注射では細い注射針を使用します。
そのため、直後でも腫れはほとんどありません。

それでも、痛みや腫れを極力なくしたい方のために、マイクロカニューレという極細針もあります。
このマイクロカニューレは内出血のリスクを減らしやすくなっています。

施術直後はアイシングを5~10分ほど行います。
その後はヒアルロン酸注入当日でも気にせずメイクが可能です。

  • ヒアルロン酸注入当日でもメイク可能
  • マイクロカニューレを使用すればさらにリスクが減少

メイクや洗顔はどのようにすればいい?

メイクや洗顔はどのようにすればいい?
ヒアルロン酸施術後のメイクの仕方についていくつか注意点があります。

施術後のメイク・洗顔について

施術後は10分から15分ほどかけて、アイシングを行います。
アイシングを行うことで内出血の予防と、針穴からの出血を止めることができます。
アイシング後に針穴から出血がとまっていればメイクが可能です。

もし、出血が止まっていない場合は、施術箇所にはメイクはしないようにしてください。
出血が止まっていない状態でメイクをしてしまうと、傷口から細菌などが体内に入り込んで感染症を引き起こしてしまうおそれがあります。
なので、必ず出血が止まっているかを確認してください。
メイクと同様にアイシングをした後で出血をしていなければ洗顔も可能です。

メイクに使用する化粧品はリキッドタイプではなくパウダータイプの化粧品をおすすめします。
1日ほど針穴の傷口はふさがりますので、ふさがれば普段お使いの化粧品をお使いいただけます。

  • 手術後の出血が止まっていればメイク可能
  • 化粧品はパウダータイプがおすすめ

涙袋形成術の方法

形成術の方法
涙袋とは目の下のふくらみのことです。

涙袋は笑った時に目立ちます。
この涙袋がふっくらとほどよくあると、いつも笑っているような印象の優しい目元になります。
また、涙袋がほどよくあることで、目が大きくみえることもあります。

涙袋形成には大きくわけて2種類の方法があります。
ヒアルロン酸注入による方法と、外科手術で形成する方法があります。
どちらにもそれぞれ違ったメリットがあります。
自分にあった方法を選びましょう。

涙袋形成術がおすすめな人
  • 化粧をしなくても涙袋がでるようになりたい
  • 年を重ねて涙袋が目立たなくなってきた
  • 目が大きく見えるようにしたい
  • 若々しい目元にしたい

ヒアルロン酸を注入する

目の下にヒアルロン酸を注入する方法です。
片側3か所から4か所にわけて注入していきます。
1か所にまとめて注入した場合は不自然に盛り上がってしまいます。
なので、数か所にわけて均等にヒアルロン酸を注入していきます。

ヒアルロン酸の製剤には様々な種類があります。
安価なものも存在します。
製剤によって持続性が違いうので、適正なヒアルロン酸を選ぶようにしましょう。

銀座禅クリニックでは厚生労働省に認可されている「ジュビダームビスタ」シリーズの中でも涙袋形成に適している、「ジュビダームビスタ ボルベラXC」を使用しております。
費用は他のヒアルロン酸製剤に比べるとすこし高くなりますが、涙袋形成に適している、持続性が約12か月前後と高いことからおすすめしています。

ヒアルロン酸の効果は、永久に続くものではありません。
ヒアルロン酸はもともと体内に存在する成分で、少しずつ体内に吸収されていきます。

安価な製剤の場合は持続性が短いものがほとんどです。
施術回数をへらすために、銀座禅クリニックでは「ジュビダームビスタ」シリーズを使用しています。

ヒアルロン酸注入は繰り返し施術をすることで持続性が増します。
なので、定期的にヒアルロン酸注入をおこなうことをおすすめします。

外科的治療をする

もう一つの方法は外科手術による治療です

下まぶたの筋肉の切開眼輪筋を縫縮し、それによって目の下に丘を造り出していくことで涙袋を形成します。
顔全体のバランスやまぶたの状態は一人ひとり違います。
そのためアプローチ方法も人によって異なります。
それだけ高いスキルと経験が必要なため外科的な涙袋形成術を手掛けているクリニックはそれほど多くありません。

涙袋へのヒアルロン酸注入でよくある質問

涙袋形成術に向いている人

ヒアルロン酸注入後のダウンタイムはどれくらい?

次に、ヒアルロン酸を注入した後のダウンタイムがどれくらいなのかについて説明します。
ここでダウンタイムというのは、施術を受けてから、肌のコンディションが元の状態に戻るまでの期間のことをいいます。
ダウンタイムの間に、肌に刺激を加えてしまうと、炎症を起こしたり、ひどい肌荒れに見舞われるおそれがあるため、その期間をあらかじめ把握しておくというのは非常に重要なのです。

ヒアルロン酸を注入した場合のダウンタイムは、個人によってちょっとした誤差はあるものの、基本的には美容クリニックで受けるような他の施術と比べると非常に短いと言われています。
まず、施術後には、注射をした箇所を中心に、腫れや赤みが生じるケースがあるのですが、これらは概ね2日から3日ほどで収まります。
また、挿入した注射針が血管に触れて内出血が生じるケースがありますが、そのようにして引き起こされた内出血についても1週間から2週間もすればなくなります。

2週間近く顔に内出血の跡が残ると聞くと、心配になる方もいるかもしれませんが、実際にはダウンタイム中であっても、内出血している部分はメイクによって隠せるので、それほど心配する必要はありません。
ただし、メイク時にリキッドタイプのファンデーションを使ってしまうと、針穴から成分が入り込んで、感染症を引き起こしかねません。
そのため、少なくとも施術を受けた当日は、リキッドタイプのものは避けて、パウダータイプのファンデーションを使用するようにしましょう。

内出血を防ぐ為には?

内出血を防ぐ為には?
ヒアルロン酸注射によって生じる内出血は、ちょっとした工夫をするだけで予防できます。
まず、内出血は、血流が良くなると、その分発生しやすくなるため、施術を受ける際とその直後は、なるべく血流を抑えた状態を保つようにするのが基本です。
例えば、ヒアルロン酸を注入した後でランニングや筋力トレーニングといった激しい運動をしないように心掛けるだけでも、内出血の症状をある程度は抑えられます。
また、熱めのお風呂に長い時間入ったり、アルコールを大量に摂取した場合にも、血流が良くなって内出血の範囲が拡大してしまいますので、そういったことも少なくとも施術を受けた当日中は行わない方がよいでしょう。

なお、激しい運動は避けるべきですが、血流を抑えるために必要以上に行動を抑制する必要はありません。
なるべく安静にするために一日中横になっていた方がよいのではと考える方もいるかもしれませんが、そこまでの必要は必ずしもないのです。
施術が終われば、家まで電車に乗ったり、歩いて帰る分には特段問題は生じませんし、帰宅後に食事を作ったり、室内の掃除をするくらいでは内出血がひどくなることはありません。
基本的には、施術後であっても普段通り日常の生活を送ってよいのです。

まとめ

医師の指示に従おう!疑問点は確認すること!
以上で見てきたように、涙袋形成術は誰でも手軽に受けられる施術であり、その日のうちにメイクをすることも可能です。
もっとも、施術後の状態は個人ごとに異なりますので、メイクの可否も含めて、必ず医師の指示を守るようにしましょう。
理想の涙袋を手に入れるためにも、疑問があればその都度確認するようにするという姿勢が大切です。